新時代への『思考展開』

画像技術を礎にエレクトロニクス事業へと船出

オイルショックによるインフレ不況のなか、エレクトロニクス事業に本格的に進出しました。印刷業界の省力化・高品質化のニーズに対応した「スキャナグラフSG-701」の販売を拡大するなど従来の「製版機器の総合メーカー」としても成長しつつ、半導体関連装置の開発・製造体制を強化しました。国内における巨額の半導体投資の進展にあわせてウエハー腐食機や半導体製造用フォトレジストコーティング装置といった製品をリリース。製版装置・半導体関連装置にくわえて、この時期には液晶製造装置や高精細マスクの生産も開始し、1980年代の終わりには売上高1000億円を突破しました。

1973 国産初のダイレクトカラースキャナー「スキャナグラフ SG-701」を開発、ヒット商品に(GA)
1975 半導体製造装置「ウエハー腐食機 EMW-322/411」を開発(SPE)
彦根の旧化学工場を化工機工場(現・彦根事業所1KF)に再編・エレクトロニクス向け機械装置の生産を強化(経営・組織)
1976 液晶パネル製造用「キャリア一式表面処理装置」を発売、液晶パネル製造分野に参入(FT)
1977 世界最大規模の「全自動プリント配線板製造装置」をエルナー株式会社と共同開発(PE)
1978 半導体製造用フォトレジストコーティング装置「スピンナーシリーズ」を開発、半導体製造分野に本格参入(SPE)
ドイツ・ハンブルクに欧州の販売・サービス拠点として Dainippon Screen (Deutschland) GmbH(現・SCREEN SPE Germany GmbH) を設立(経営・組織)
1979 コンピューター用ディスプレーに不可欠な高精細マスクの生産を開始(精密部品)
1980 久御山工場(現・久御山事業所)新設(経営・組織)
彦根工場に化工機工場建屋竣工(経営・組織)
1981 国産初の画像処理システム「シグマグラフ2000」を開発。その後、同システムを基盤に画像処理システムの開発を積極的に展開(GA)
オランダ・アムステルダムにDainippon Screen (Nederland) B.V.(現・SCREEN GP Europe B.V.)を設立(経営・組織)
1982 米国系大手半導体メーカー向けにウエットステーションを開発、24台を一括納入(SPE)
1983 香港に Dainippon Screen (Hong Kong) Co., Ltd. (現・SCREEN SPE Taiwan Co., Ltd.)を設立(SPE)
1984 カラースキャナー「スキャナグラフ SG-608」を発売(GA)
1985 本社研究棟(現・本社事業所社屋)竣工(経営・組織)
洛西工場(現・洛西事業所)竣工、半導体製造装置の生産力を強化(経営・組織)
1986 光学式膜厚計「ラムダエース STM-602」を開発し、半導体計測事業に参入(SPE)
1987 「スキャナグラフ SG-608」が出荷台数1000台を突破(GA)
1988 完全モジュール構造のウエットステーションを発売(SPE)
枚葉プロセッサー「スピンプロセッサー SPW-812-A」を初出荷(SPE)