事業を通じて社会課題の解決に取り組む「ソリューションクリエーター」として、新たな社会的価値を創出する

高度化した社会にさらなる新しい価値を提供する

(左)代表取締役 取締役会長 垣内 永次
(右)代表取締役 取締役社長 最高経営責任者(CEO)廣江 敏朗

近年、地球規模の気候変動や環境汚染などによって、将来の世代への深刻な影響が懸念されるようになり、グローバルレベルで持続可能な社会の構築を進めようとする大きなうねりが始まっています。かつてないパンデミックへの経験を経て、世界はデジタルトランスフォーメーション(DX)への展開が一気に加速しました。5G(第5世代移動通信システム)の実用化をきっかけに、AIやビッグデータの活用がより身近なものとなり、私たちのライフスタイルやビジネス環境は急激に変わろうとしています。
この目覚ましい技術革新のなかに、さまざまな社会的課題を解決する可能性があると考えています。SCREENグループは、来るべき高度化した社会インフラの中核を担うエレクトロニクス産業と情報技術産業を支える技術や製品、サービスの提供を通じて、社会に新しい価値を提供する「ソリューションクリエーター」として、持続可能な社会の実現に貢献していくことを最大の使命としています。

企業理念とSDGsにもとづくESG長期指針を掲げる

SCREENグループには、「未来共有」「人間形成」「技術追究」という企業理念があります。ここには、「未来を見つめ、技術革新を実現し、社会の発展への貢献を通して、人としての成長を実感する」との創業からの信念が込められ、この実践が当社の社会的責任(CSR)を果たすことになると考えています。当社グループが制定している「CSR憲章」の下、役員・従業員一人ひとりが“良き企業市民”として責任のある行動を実践しています。

サステナブルな社会の実現に貢献する

また、当社グループは、事業活動をESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決につなげ社会的価値の向上に導くサステナブル経営を推進しています。2030年をゴールとするESG長期指針「Sustainable Value 2030」を掲げ、これを実現するために「いま何をなすべきか?」を明確にした中期計画「Sustainable Value 2023」を策定。SDGsの重要課題ともリンクさせてESGの課題に積極的に取り組んでいます。
Sustainable Value 2030では、E(環境)S(社会)G(ガバナンス)についてそれぞれ具体的な課題を設定しています。E(環境)分野では、製品の環境性能向上、事業活動における気候変動対応、水の有効活用、製品・パーツの再資源化、生物多様性保全など、環境負荷低減に貢献する製品・サービスを提供する「環境経営」の実現を目指しています。S(社会)分野では、働き方改革や若い社員への重点投資を通じた人財力強化、サプライチェーンを含めた安全で健康な職場作り、そして、それらを維持・向上させる体制整備に取り組んでいます。また、バリューチェーン全体での紛争鉱物対策、腐敗防止、児童労働等の撲滅などを実践するとともに、産学公連携を通じた地域産業や文化の発展、アカデミアの振興、次の社会を担う青少年の育成などにも注力しています。G(ガバナンス)分野では、国際規格に準拠した各種のマネジメントシステムを展開し、実効性のあるBCP、リスクマネジメント体制を構築しています。

当社グループは、未来社会の理想像と当社のあるべき未来像を描き、それらの実現に向けた価値創造に全社一丸となって取り組んでいます。私たちはあらゆるステークホルダーからの信頼と期待に応え、サステナブルな社会の実現を目指してまいります。