私たちSCREENグループは、食料や医療、水の供給など生活のさまざまな場面で、生物多様性を基盤とする生態系サービスに支えられていることを認識しています。自然と共生しながら発展していく持続可能な社会を実現するために、生物多様性の保全に取り組んでいます。

「SCREENの森」保全活動(京都モデルフォレスト運動)

SCREENグループは京都府の森林を守り育てる「京都モデルフォレスト運動※1」に参画し、森林整備の資金を提供しています。当社グループは、2018年から、亀岡市宮前町宮川区の森林約53ヘクタールの整備費用を負担するとともに、従業員がボランティアとして参加する整備活動を計画的に実施しています。
周辺の森林から多くの恩恵を受けている当社は、京都府の森林保全活動に協賛し、森林保全に協力、地球温暖化対策に貢献しています。2022年度、SCREENの森活動で支援している森林保全活動をCO2森林吸収量に換算すると、9.63t-CO2/年になります。
森林吸収量計算書

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開催日:2023年5月20日

※1 森の恵みを受けている府民が一体となり、京都の森を守り育む運動。京都府では2005年に「豊かな緑を守る条例」を制定し、取り組みを推進している。2006年には、この運動の推進主体となる「社団法人京都モデルフォレスト協会」が設立された(2009年に公益社団法人化)。

京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト

自然や文化が豊かな歴史のある京都に本社を置く会社として、自然環境や伝統文化への意識を高め、生物多様性保全への活動を通じて地域の社会貢献に取り組んでいます。2017年12月より、京都市が推進する「京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト※2」の認定を受けて活動しています(第18号認定)。本社事業所の緑地エリアに(環境省)準絶滅危惧種のフジバカマ、キクタニギクを含む10種類以上の希少植物を育成。このエリアで育てたフタバアオイを葵祭に奉納しています。

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本社事業所緑地エリア

※2 京都の祭りや文化を支えてきた生きものの保全・再生を実施する団体の取り組みを京都市が認定し、専門家などを派遣して支援するプロジェクト