安全衛生

安全衛生の取り組み

SCREENグループは、「休業4日以上の労働災害の撲滅」を掲げて安全衛生活動に取り組んでいます。労働安全衛生の国際的規格OHSAS18001に準拠した「労働安全衛生マネジメントシステム」に基づき、国内全社では作業現場のリスクアセスメントや設備導入時の事前審査・点検を行い、経験の浅い作業者や管理者向けの教育を実施、海外においても労働安全衛生に対する管理を強化しています。さらにグループ全体の労働災害・事故の発生状況を管理し、経営会議で報告しています。

グリーンバリュー21・フェーズⅣでは、「休業4日以上の労災件数ゼロ」と当社グループ独自の社内労災ポイント制度による「労災ポイントの削減」を目標としています。

労働災害度数率の推移

労働災害度数率は、製造業平均値を大幅に下回って推移しています。

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安全衛生の活動

SCREENグループでは、2012年からEHS(環境・健康・安全)の社内表彰制度として「Green Value Award」を設け、EHS活動に貢献した組織を表彰しています。2018年3月期は半導体製造装置のフィールドサービスを担うグループ会社、株式会社SCREEN SPE サービスの「安全ツールの展開」を表彰しました。
SCREEN SPE サービスでは10年ほど前に、お客さま先で保護エプロンを借用しての作業中、薬液が体に付着した経験があり、「自分たちの身を守る自分たちのツールが必要」という声が上がりました。市販品で防護エプロンを探したものの、体を全て覆うタイプは重くて汗をかきやすく、作業がしにくいものしかありませんでした。そこで長時間作業時も負荷が少ない耐薬エプロン「セバプロン」を開発、製品化しました。今ではお客さまの現場作業にも採用される商品に育ち、安全面で半導体業界に貢献しています。

健康経営

健康管理

SCREENグループは、安心して働くことのできる安全で健康的な職場環境を整備し、健康保持・増進に関する計画を全従業員と共有しています。
健康診断の受診を徹底し、国内では受診率100%を達成、海外赴任者には定期的に受診を勧めています。健康診断有所見者やフィジカル疾病による長期休業者の増加といった潜在的な健康リスクに対しては、独自のキャンペーン期間を設けて健康維持への個人の意識を高めるなど、疾病休業の低減に力を入れています。
グリーンバリュー21・フェーズⅣでは、「疾病休業日数率 前年度以下」「受動喫煙のない職場の推進」を目標としています。

疾病休業の低減

2019年3月期の疾病休業日数率は0.615%で目標の前年度以下を達成できませんでした。
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受動喫煙の防止

従業員が安心して働くことのできる安全で健康的な職場環境整備施策の一環として、事業所内での受動喫煙を減少させる取り組みを進めています。2018年3月期は、受動喫煙の危険性が高い屋内喫煙所の撤廃や喫煙可能時間の短縮などの施策により全事業所にて受動喫煙率25%未満を達成しました。

メンタルヘルスケアの取り組み

メンタルヘルス対策としては、ストレスチェックの実施、セルフケア・ラインケアのe-ラーニングの実施、さらに必要に応じて保健師や産業医、外部EAP(従業員支援プログラム)による個別支援や面談を実施しています。メンタルヘルス不調による休職者に対しては、復帰プログラムを実施し、速やかな復帰への支援と再休業者の発生防止に取り組んでいます。
 

健康経営優良法人2019(ホワイト500)認定

2019年3月期は経済産業省が推進する健康経営優良法人認定制度「健康経営優良法人2019(ホワイト500)」の認定を2年連続で受けました。

防災BCM

防災BCM(事業継続マネジメント)

本社災害対策本部演習

SCREENグループでは、環境・安全・健康活動方針に「大規模災害時の対応力向上」を掲げて防災BCM(事業継続マネジメント)に取り組んでいます。自然災害などの緊急事態における被害を最小化し、事業を継続・早期復旧させるための事業継続マネジメントをCSRの重点課題と位置付け、推進してきました。2012年5月、事業継続マネジメントの推進・管理・実施体制などを定めた「事業継続管理規定」を制定、大規模地震や新型インフルエンザの世界的流行など事業中断のリスクが顕在化する一定レベル以上の緊急事態が発生した場合は、直ちに持株会社の取締役社長を本部長とする本社災害対策本部を設置することとしており、各対策本部の演習・訓練を定期的に行っています。

防災BCMの基本方針

  1. 従業員とその家族の安全を再優先します
  2. 顧客への製品とサービスの供給責任を果たします

グリーンバリュー21・フェーズⅣでは、演習の実施による改善「年1回以上の演習を実施」と対策本部運用の定着「Bousaiz運用定着を含む 活動計画の達成」を目標に防災BCM活動を行っています。

*Bousaiz:災害発生時の情報管理システム

災害時の初動対応

2014年3月期には、国内グループの役員・従業員を対象とした「安否確認サポートシステム」を導入し、震度5強以上の地震発生時に迅速な安否確認と初動対応が取れる体制を構築するとともに、被害状況やその対応などの情報を各対策本部間で共有するシステム「Bousaiz」を活用して、事業の早期復旧を図る仕組みを整備しました。加えて、国内グループの全役員・全従業員を対象にした取り組みとして、地震発生時の対応や心得を記載した「サバイバルカード」を配布するなど、震災時における行動や対応原則、社内規定などの基礎知識を周知する活動を推進しています。
安否確認システム
Bousaiz
サバイバルカード

ISO22301事業継続マネジメント認証

本社をはじめ、SCREENセミコンダクターソリューションズとSCREENファインテックソリューションズの製造拠点のある事業所(彦根事業所、多賀事業所)において、事業継続マネジメントシステムISO22301の認証を取得しています。

製品安全

安全性と地球環境に配慮した製品の提供

SCREENグループは製品ライフサイクルの安全と環境を考慮したリスクアセスメントを実施し、安全性と地球環境に配慮した製品の提供に取り組んでいます。また、国際的な安全規格や欧州のCEマーキングで求められる機械指令、EMC指令などに対応した安全設計と適合試験を徹底しています。半導体製造装置事業では「半導体製造装置の環境、健康、安全に関するガイドライン」である「SEMI S2」に基づいた設計を行い、第三者機関による安全審査を受けて製品を出荷しています。

製品安全エキスパートの養成

製品安全エキスパートの養成教育

製品の開発・設計の早い段階から、製品のリスクアセスメントを確実に行い、国際的な安全規格に適合させることが重要になっています。従来、開発・設計チームが確実に製品リスクアセスメントができるように製品リスクアセッサー制度を運用してきました。グリーンバリュー21・フェーズⅣではプロダクトEHSの重点施策として製品安全エキスパートの養成に取り組んでいます。2018年3月期は新たに製品安全エキスパートの社内認定制度を導入し、製品安全エキスパートを47名認定しました。