CO2削減の取り組み

「SCREENグループ経営大綱」ならびに新中期経営計画「Value Up 2023」のもと、脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現を目指し、事業活動を通じた環境負荷低減対策を実施し、社会に大きな影響を及ぼす気候変動問題の解決に向けて取り組んでいます。
2030年に向けて設定したCO2削減に関する長期目標が「Science Based Targets※1 (SBT)」の認定を取得しました。

当社は2030年までに、スコープ1※2とスコープ2※3に該当する、事業所からのCO2排出量を30%削減(2019年3月期比)、スコープ3※4の販売した製品の使用によるCO2排出量を20%削減(2019年3月期比)するSBTの目標を設定し、これを達成できるよう取り組んでいます。

※1 Science Based Targets(SBT) は、科学的根拠に基づいたCO2排出削減目標の設定を求める、地球温暖化防止に向けた国際的なイニシアチブ
※2 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
※3 他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出
※4 スコープ1およびスコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)

事業活動におけるCO2削減

事業所におけるCO2排出量を抑制し、地球温暖化の防止に取り組んでいます。省エネ設備の導入など、エネルギー消費量の最小化に努めるとともに、さまざまな施策を推進しています。
2020年3月期の当社グループのCO2排出量は54,794t-CO2eで、GV21・フェーズIV の目標とした出荷重量原単位を2014年3月期比6%以上削減を達成しました。

お客さま先での使用時におけるCO2削減

製品においては、当社独自の評価基準をクリアした製品を「グリーンプロダクツ」として認定し、環境性能の高い製品の販売拡大に努めています。お客さまの工場において省エネ対策がますます求められている中、「省エネルギー」「省資源」「分解性」「再資源化」「環境保全性・安全性」「情報の提供」の各項目を評価し、製品のエネルギー消費量の最小化に努めています。
GV21・フェーズIV では安全性と地球環境に配慮した製品を提供するために、「製品によるCO2排出抑制の貢献」「グリーンプロダクツの拡大」「製品安全エキスパート養成」「製品法規制への対応」を目標に取り組みました。
2020年3月期出荷製品による10年間のCO2排出量は推計214.9万t-CO2e、売上原単位(2014年3月期比)で18%改善し、GV21・フェーズIV の目標とした出荷重量原単位を2014年3月期比6%以上削減を達成しました。また、グリーンプロダクツによる同期のCO2削減効果は推計49,663t-CO2eでした。

物流におけるCO2削減

海外売上が80%近くを占め、日本で製造した装置を海外のお客さま先で組み立てることの多い当社では、輸送時のCO2排出量の削減に取り組んでいます。当社グループでは物流手段をトラックから船に切り替えるモーダルシフトを積極的に進めており、2011年よりエコシップ・モーダルシフト優良事業者に認定されています。
また、当社グループ会社のSCREENロジスティクスは、輸送の専門会社として、効率的なロジスティクスを提供しています。さらにコスト削減や環境負荷の軽減など、地球環境に関わる新たな経営課題への対応も実現しています。

サプライチェーンにおけるCO2削減

当社グループでは、気候変動に対する緩和と適応を進めるべく、バリューチェーン全体におけるCO2排出量の削減に向けた各種の活動を行っています。特に、サプライチェーンにおけるCO2排出量削減については、取引先様に対する定期的な事業説明会において、当社の活動方針や方向性を示すと共に、「SCREEN サプライヤー行動規範」に基づき、取引先さまとの排出量削減に向けた連携を推進することで、着実な成果を上げています。

地球温暖化ガス排出量の検証

当社は国内事業所のCO2排出量(スコープ1+2)、また販売した製品の使用によるCO2排出量(スコープ3 カテゴリー11)の第三者検証を実施しています。
グループ全体のCO排出量についてはサステナビリティ・データブックをご覧ください。 
サステナブビリティー・データブック2020