10年後のありたい姿の実現に向けて

代表取締役 取締役社長 最高経営責任者(CEO)
廣江 敏朗

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

リモート需要の恩恵を受けてきたエレクトロニクス関連消費財の需要は縮小したものの、生成AIの登場によって半導体需要は再び大きな成長が期待されます。そのような状況のなか、当社は前年に続き売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも3期連続で過去最高を更新しました。年間配当は株式分割前ベースで合計447円と過去最高となりました。また、昨年11月には時価総額が初めて1兆円を超え、前中期経営計画「Value Up 2023」(以下、前中計)で掲げた数値目標をすべて達成するなど、当社グループは新たなステージに立っております。

今期は、新たな中期経営計画「Value Up Further 2026」(以下、新中計)がスタートします。前中期経営計画で顕在化した課題に取り組みながら、存在意義「人と技術をつなぎ、未来をひらく」を体現し、世界でも認められるソリューションクリエーターになるべく、まい進いたします。今後も成長投資を積極的に行いながら、4年連続の過去最高業績更新を目指してまいります。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。