Sustainable Value 2023の主な目標に対する進捗


重点課題


2024年3月期の目標

2023年3月期
実績 自己評価・課題・施策など
事業活動によるCO2排出量削減
  • 45.5(千t-CO2e)
    2019年3月期比10%削減
  • 2030年3月期までに30%削減するSBT(スコープ1、2)に向けた継続的な活動
23.9(千t-CO2e)
2019年3月期比52.7%削減
彦根事業所などにおける再生可能エネルギー導入を主因に、大幅削減を実現。再生可能エネルギーの導入エリア拡大および設備の省エネ化や創エネ・蓄電を含む各種施策についても検討中
販売した製品の使用によるCO2排出量の削減
  • 2,395(千t-CO2e)
    2019年3月期比8%削減
  • 2030年3月期までに20%削減するSBT(スコープ3)に向けた継続的な活動
2,577(千t-CO2e)
2019年3月期比0.9%削減
製品販売の増加と比べると、排出量は横ばいを維持しているものの、目標達成に向けてエネルギー効率の改善に資するさらなる製品開発の加速が課題
廃棄物の削減、リサイクル化の促進
  • 188(kg/t)
    2019年3月期比5%削減
  • 事業活動によって発生する廃棄物(出荷重量原単位)
172(kg/t)
2019年3月期比13.0%削減
廃プラスチック有価物化などの取り組み推進により、廃棄物量の削減が進捗し、再資源化率も向上
水の有効利用
  • 246(m3/t)
    2019年3月期比5%削減
  • 事業所で使用する上水・工業用水などの取水量(出荷重量原単位)
230(m3/t)
2019年3月期比11.1%削減
工場新設などの影響により、総取水量はやや増加したものの、高効率な生産体制により、出荷重量原単位は、目標を上回る
人財戦略 ソリューションクリエーター育成施策の推進
  • 成長を実感できる制度・施策の拡充
  • 多様な人財の採用・育成、活躍できる環境の整備
  • 持続可能な「新しい働き方」の実践
  • 全社サーベイ(エンゲージメント、個人)の実施
  • 次世代経営人財研修の拡充
  • 女性活躍推進プログラムの実施
  • 両立支援のための在宅勤務制度の拡充
多様な属性にかかわらず、技術やスキルを持った人財が意欲的に働き活躍できる、持続可能な環境整備を継続し、全社サーベイ結果の分析に基づき、ソリューションクリエーター育成施策を推進
産学公連携・地域連携の強化
  • 行政、教育機関などとの連携による各種協働事業の推進
  • 滋賀県立琵琶湖博物館、成安造形大学と生物多様性をテーマに児童向けゲーム教材を開発
  • 京都先端科学大学とキャップストーンプロジェクトを推進
行政・教育機関との連携をさらに強化し、産学公それぞれに中長期的にメリットのある協業を推進
重要リスクの特定とリスク低減
  • 企業価値を毀損するリスクの顕在化と損害の最小化
HD経営会議メンバー主体の「グループリスク委員会」の活動を通じ、グループ重要リスク5項目(全7項目中)で評価値を低減 期初に設定したグループ重要リスクに関して、特に4事業会社について第2ディフェンスラインによるサポート活動強化を実践
サプライチェーンCSR
  • 行動規範の共有浸透、調達、BCPなどのサプライチェーン体制の継続的強化
取引額上位などの主要なサプライヤー向けに、サステナビリティ関連ウェブサイトを構築(2023年6月開設) 各種調査などを通じて実態把握に努めるとともに、自治体や他社とも協働しサプライチェーンのサステナビリティを推進
激甚化する自然災害へのレジリエンス強化
  • 多様化する災害リスクに対応するグループBCP 体制の強靱化
  • 規定やマニュアルの改訂・拡充、海外拠点を含めた実効的なBCP体制の整備を推進
  • 大規模な災害対策本部総合演習を実施
IMP、BCPの迅速性、確実性向上のため、サプライチェーンを含むITシステムの改善を検討