SCREENグループでは、「SCREENサプライヤー行動規範」を作成し、サプライヤーの皆さまにも同じサプライチェーンを構成する一員として、 関連法令の順守、人権尊重、環境保全および製品・サービスの安全などに関するご理解とご協力をお願いしています。取引額上位240社に加えて、事業運営に関わりの深いサプライヤーを重要サプライヤーと位置付けており、定期的なCSR調査により、対応状況を確認させて頂いています。
また、自治体や金融機関などとも連携し、サプライチェーン全体でサステナビリティに関する取り組みを推進しています。

調達に関する取り組み

サプライヤー行動規範

当社グループは、企業理念に基づく行動原則ならびにグループ全員が心がけるべき基準として「CSR憲章・行動規範」を制定しています。また、電子機器業界等、当社の製品・サービスをご利用頂く業界において、サプライチェーンの一翼を担う責任を果たすべく、国連グローバル・コンパクトやRBA(Responsible Business Alliance)行動規範などの国際的な原則・憲章・規範などを尊重し、事業活動を行っています。
調達先や協力会社など、サプライヤーの皆さまにも、同じサプライチェーンを構成する一員として、関連法令の順守、人権尊重、環境保全および製品・サービスの安全に関して理解し、賛同して頂くため、SCREENグループ CSR憲章・行動規範やRBA行動規範などを参照した「SCREENサプライヤー行動規範」を作成し、公開しています。
重要サプライヤーには、当規範に対する同意書の提出をお願いしています。

サプライヤー行動規範

CSR調査

当社グループは「SCREENサプライヤー行動規範」に基づく定期的なCSR調査を実施しています。ご回答内容に基づいて評価し、一定基準以下のサプライヤーを高リスクと判断し、是正を依頼しています。2024年3月期の調査では、リスクのあるサプライヤーは確認されませんでした。今後もサプライヤーの皆様のご理解・ご協力を頂き、調査内容の見直しや調査範囲の拡大に向けた取り組みを継続していきます。

サプライヤーとの連携

当社グループでは、事業会社ごとにサプライヤー向けの事業方針説明会を実施しており、事業運営方針はもとより、安定生産の実現や社会・顧客の期待に応えるため、サプライチェーンとして取り組む重要性や、取り組むべき課題などを共有しています。
また、サプライヤーの皆さまとともに学び、取り組みを進めていくことを目的として、サプライヤー向けのサステナビリティ関連サイト「SCREEN Supply Chain Sustainability Site」を開設しました。自治体や金融機関などとも連携し、サプライチェーン全体でサステナビリティに関する取り組みを推進しています。

2024年3月期 SPE事業方針説明会
SPEでは、主要サプライヤー262社を招き、事業方針説明会を実施しました。HD 代表取締役取締役社長(CEO)をはじめ、事業会社の代表取締役社長および担当役員、担当統轄部長が、「SCREEN グループの取り組み」「ESG活動」「事業運営方針」「SCM方針」等について説明し、当社の取り組みに対して賛同いただきました。また当社の取り組みに多大な協力・貢献いただいたサプライヤーをベストパートナーに認定し、表彰しています。

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 開催日:2023年11月7日

サステナビリティ関連ウェブサイトを開設
サステナビリティについてサプライヤーの皆さまとともに学び、取り組みを進めていくことを目的として2023年に「SCREEN Supply Chain Sustainability Site」を開設しました。本サイトでは、サプライチェーンにおける気候変動対応、企業と人権の課題、企業による化学物質管理への取組みなどをテーマに、メールマガジンの発行、ウェビナーの開催、動画の配信を通じて、サプライヤーの皆さまへ情報提供しています。

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京都フィナンシャルグループとの連携活動
持続可能な社会の実現に向け、2023年11月に包括連携協定を締結した京都フィナンシャルグループ主催の「中小企業のためのサステナビリティ経営実践セミナー」に参加し、当社グループは「PFAS(有機フッ素化合物)規制の動向」について講演を行いました。