最新のイメージセンサー技術と
細胞外電位計測・解析技術の融合で
新薬開発の迅速化や脳科学の基礎研究に貢献

約23.7万個の電極で高精細に可視化高密度CMOS-MEA

高密度CMOS-MEAシステム

特長

これまで困難だった高密度での細胞の電気活動計測を実現。
リアルタイムでのデータ記録・可視化や、1細胞レベルでの解析を可能にします。
創薬や脳科学分野、さらには神経疾患などの基礎研究へ、
新たなソリューションをご提案します。

従来型MEAは電極数が16~64個であるため、複数細胞から形成された集合電位を計測していたが、高密度CMOS-MEAは約23.7万電極を有することで、1細胞レベルでの電気活動計測を実現しました。

評価機を用いたテストユーザを募集中

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社VitroVoと共同で、CMOS-MEAシステムを開発しました。

SCREENの細胞外電位計測技術と、ソニーの先進的なセンシングデバイス、 VitroVoのMEAを活用した化合物評価やデータ解析の知見が活用されています。

本システムおよび評価方法の有効性検証や、商用化に向けた技術開発推進のため、本システムを試験提供します。

計測から解析までシンプルでスキルレスな オペレーションで業務を効率化

SCREENグループの細胞外電位計測システム「MED64」の要素技術をベースに計測・解析ソフトウエアを開発。
リアルタイムに細胞の活動電位を解析、可視化することで、スムーズな試験・研究をサポートします。
簡単操作で解析結果を出力でき、複数の記録データについてパラメーター単位の特徴を一覧表示できます。

アプリケーション例:グルタミン酸作動性神経細胞

グルタミン酸作動性神経細胞をCMOS-MEA上で培養し、自発活動を計測。
リアルタイムでスパイク数、ラスタープロットを表示可能。
化合物応答や、電気刺激による誘発応答評価が可能。

高度解析サポート(株式会社VItroVo)

計測したデータを送付いただくことで、VitroVo社による解析を実施することができます。

ユーザーが計測したデータに対して、1細胞の発火パターン、シナプス伝達強度、ネットワーク
解析、軸索伝導速度解析、周波数解析手法を用いて、化合物の薬効評価や毒性評価などの研究開発をサポートします。