「OMNITO」は、印刷だけでなく、錠剤の外観検査と印刷検査を1台で完結。印刷前の「外観検査」と「印刷・印刷検査」を複数の装置工程で行うことで生まれる不良錠の発生や生産効率低下といった課題を解決します。
また、独自のミラーレンズを搭載し、錠剤を全方向から検査。死角レスな外観検査が可能なうえに、「3D検査機能」も搭載することができます。
生産プロセスの統合と連続生産体制構築で、作業の大幅な効率化を実現します。
用途
医薬業界
高度なインクジェット印刷技術を錠剤に
医薬業界
「OMNITO」は、印刷だけでなく、錠剤の外観検査と印刷検査を1台で完結。印刷前の「外観検査」と「印刷・印刷検査」を複数の装置工程で行うことで生まれる不良錠の発生や生産効率低下といった課題を解決します。
また、独自のミラーレンズを搭載し、錠剤を全方向から検査。死角レスな外観検査が可能なうえに、「3D検査機能」も搭載することができます。
生産プロセスの統合と連続生産体制構築で、作業の大幅な効率化を実現します。
3対の傘状回転体で錠剤を反転させながら、コンベア上の配置を変更するSCREENオリジナル機構。
緻密なエアー制御と高精度同期技術で、同一コンベア上での表裏検査/印刷を可能とし、基幹部品を削減します。
ヘッドパージに使用するインク量を約50%カット。
生産状況を把握し、必要な時にヘッドメンテナンスを自動で行うので、メンテナンスにかかるコスト抑制に大きく貢献します。
OMNITO1台に最大4つのインクジェットヘッドを搭載できるので、品種切り替え時の交換作業が不要に。効率的な生産体制をサポートします。
インク劣化を防ぐ「無気泡パウチ方式」を採用。
色材沈殿や菌の発生を防止し、運転終了後や翌日もそのままインクを使用できます。
インクジェットヘッドと安全性を考慮した水性インクを採用。
高性能な自動メンテナンス機構を搭載し、メンテナンス頻度を抑制します。
交換頻度実績:3~4年に1回程度
顔料や染料、2色・多色印刷など、用途に応じてインクジェットを交換するだけで印刷を制御。デザインや液適量をコントロールし、既存品目のデザイン案を高精度で再現できます。
SCREENの錠剤(タブレット)専用フォントは、濁点・半濁点の工夫により、より多くの文字の配置を実現しました。
進化した書体は、濁点・半濁点を独立した文字構成要素として設計しているため、より高い識別性の確保に加え、印刷検査のパラメータも容易に設定できることから、安定した良品率の維持・向上に貢献します。
ブロアと集塵機を内蔵した省スペースモデル。
従来に比べ、錠剤投入口の高さを低く、錠剤の排出口は高めに設計することで、前後の生産装置と連結しやすくなりました。 生産ライン全体の省スペース化にも大きく貢献します。