低コストかつ大面積の安定連続生産を実現

水素は主に「水」の電気分解や、「石油」を精製する過程において製造されます。
他にも「廃ブラスチック」や「バイオマス」などを用いた製造方法があり、その中でも再生可能エネルギーを用いた水電解による製造方法はCO₂の排出量が非常に少ないのが特徴です。

SCREENは水電解システムを採用する水素製造には欠かせない「CCM(Catalyst Coated Membrane)」の研究開発を東京ガス株式会社と共同開発しています。「CCM」は水を電気分解して「水素」と「酸素」を発生させる薄い部品で、水電解システムの構成要素の中でキーデバイスであり、当社は低コスト、高性能なCCM製造技術を確立しました。

製品仕様

CCMシート
CCMロール

量産体制のご紹介

彦根事業所内に水素関連事業向けの生産スペースを備えた新棟を建設中

<新棟の概要>
所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1
建築面積:約4,982平方メートル
延床面積:約17,334平方メートル
構      造:鉄骨造り 地上3階建て
総 工 費:約110億円
竣      工:2024年12月予定
主な業務:水素関連事業の装置・部材の生産、FT事業の実験・部品検査、事務所機能など

生産能力:
●水電解装置換算;FY2025年度末までに2GW/年のCCMを⽣産可能な設備構築完了
●⽔電解装置換算:FY2026年度末までに6GW/年のCCMを⽣産可能な体制を構築

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