株式会社SCREENホールディングスではこのたび、公益社団法人 発明協会が主催する「令和7年度近畿地方発明表彰」において「重ね刷り印刷における後刷り位置合わせ（特許第5075737号）」が「日本弁理士会会長賞」を受賞しました。

「近畿地方発明表彰」は、全国を北海道･東北･関東･中部･近畿･中国･四国･九州の8地方に分け、各地方において優れた発明・考案・意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰するもので、1921年に開始されました。

今回受賞した発明は、重ね刷りの印刷において、高精度の位置合わせを実現するものです。先刷りされた印刷物の画像と、後刷りで印刷する画像を重ね合わせた合成画像に基づき、印刷位置を調整。後刷りの直後に印刷物を読み込み、位置ずれが発生した場合には再調整することで、連続した印刷においても高品質の印刷を可能とした成果を評価されました。本発明を搭載した株式会社SCREENグラフィックソリューションズ製のデジタル印刷機「Truepress JET 520HD Series」は、高精細な印刷物を高速かつ安定して生産できるため、商業印刷市場や出版市場において高い評価を得ています。

当社グループは、今後もお客さまの幅広いニーズに対応し、印刷業界のさらなる発展に貢献していきます。

令和7年度近畿地方発明表彰 受賞一覧

＊ 平成11年（1999年）以降の当社の近畿地方発明表彰受賞件数は累計で47件となりました。

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