Doc. No.: NR230418

株式会社SCREENホールディングスはこのほど、経済産業省 特許庁が主催する令和5年度「知財功労賞」において特許庁長官表彰を受賞しました。

表彰式の様子
右:SCREENホールディングス 社長 廣江 敏朗

「知財功労賞」は、毎年4月18日の「発明の日」に、知的財産権制度の発展および普及・啓発に貢献のあった個人に「知的財産権制度関係功労者表彰」、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に「知的財産権制度活用優良企業等表彰」を経済産業大臣および特許庁長官表彰として行うものです。

当社は、以下の3点が評価され、知的財産制度活用優良企業として特許庁長官表彰を受賞いたしました。

  1. CEO直下に知財戦略担当部門と知財専門会社を配置し、担当役員の下、全社知財戦略の策定、知財ガバナンスを行い、知財専門会社が各事業会社の技術担当役員および知財管理者と連携して知財戦略を実行している。                  
  2. 新規事業の開発や新商品の商品化において、複数のフェーズごとに開発部門、マーケティング部門、知財部門が一体的に活動し、知財調査、知財リスクの把握と回避、知財網構築を行っている。各フェーズでの活動に基づいて発生した知財情報を見える化し、その情報を次のフェーズで活用することにより、新規事業の創出や商品化に貢献している。
  3. 半導体洗浄装置において、目指すべき「知財ポートフォリオ」構築に向けて先端技術の攻めの特許と周辺技術の守りの特許で特許壁を築くことにより、実施自由度の高い技術領域を獲得し、世界シェア1位の維持に貢献している。また、複数の事業会社ごとに事業領域が異なるため、それぞれに知財戦略を策定し、実行している。

当社は、長年にわたり培ってきた3つのコア技術「表面処理技術」「直接描画技術」「画像処理技術」を基軸として、新しい事業や製品の創造と発展に挑み続けてきました。また、経営戦略、事業戦略、技術戦略に加え、事業領域における市場動向を多角的に反映した事業ポートフォリオを実現するために、社内外の知財情報などを複合的に分析した知財ポートフォリオ戦略などの知財戦略を立案。各事業領域や研究開発と密接に連携した知的財産活動に取り組み、知財力の強化に努めています。

当社は今後も、新しい価値を提供する「ソリューションクリエーター」として、社会課題を解決する研究開発とそれを支える知的財産活動をさらに強化し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

本件についてのお問い合わせ先

株式会社SCREENホールディングス 広報・IR室 広報部
Tel: 075-414-7131  URL: www.screen.co.jp/contact/info

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