当社の障がい者雇⽤組織(パルテ)は、当社グループ最大の製造拠点のある彦根事業所において、2009年に10名の雇用からスタートしました。現在、彦根パルテには40名(2021年8月時点)が在籍し、主に手書き図面や契約書などの電子データ化、花壇やプランターの手入れ、施設美化作業などを行っています。京都パルテにおいても、電子データ化、PC入力などの作業を行い、当社グループにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)化に貢献していきます。
当社グループでは、パルテを企業理念とSDGsに基づくESG長期指針を実現するための重要な取り組みの一つと位置づけています。彦根パルテにおいて培ったノウハウを京都パルテに生かすことで、今後も障がい者が当社グループの一員として参画できる就労機会を提供し、自らの経験や能力、考え方などを会社が受け入れることにより、彼らが持つ“力”を最大限に発揮できる就労環境を構築していきます。また、その活動を当社グループ内に啓発することで、ダイバーシティーの強化につなげていきます。
※特例子会社:障害者雇用促進法に定める制度に基づき、障がい者の雇用に特別の配慮をした子会社。一定の要件を満たす場合、特例としてその子会社に雇用されている障がい者を親会社が雇用しているとみなすことが可能。また、その親会社に関係する子会社も含めた企業グループによる法定雇用率の算定も可能となる。SCREENグループでは、SCREENホールディングス(親会社)および子会社6社がBEXを特例子会社とした企業グループの適用を受けている。