SBTイニシアチブとは、SBTの設定における最善策の定義や推進を行う他、各事業者が掲げた目標の評価を実施している国際的な環境団体です。カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体によって、2015年に設立されました。
当社は2030年までに、スコープ1※2およびスコープ2※3における温室効果ガスの合計排出量を、2018年度比で30%削減できるよう取り組んでいきます。また、同じく2030年までに、スコープ3※4に該当する販売製品の使用による温室効果ガスの排出量を、2018年度比で20%削減することにも、併せて取り組んでいきます。
SCREENグループの企業活動による温室効果ガス排出を対象とする目標(スコープ1・スコープ2)は、気温の上昇2℃以下を十分に下回る水準に抑えるために必要な削減量に一致しています。また、バリューチェーンにおけるSCREENグループの温室効果ガス排出量(スコープ3)の目標は、野心的なバリューチェーンの目標設定を掲げるSBTイニシアチブの基準に合致しており、現在考え得る最善の取り組みであることを意味しています。
当社は、ESG※5に重点を置いたCSR経営を推進しており、低炭素・循環型社会の実現を目指しています。今回のSBTの設定は、この取り組みの一環であるとともに、より一層発展させるものです。当社は今後もさらなる地球温暖化対策を実施し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。