Doc. No.: HD190919

株式会社SCREENホールディングスは8月28日、京都府警察サイバー攻撃特別捜査隊、上京警察署と共同で、「サイバー攻撃対策訓練」を実施しました。本社の所轄である上京警察署と企業との共同開催は当社が初となります。

ITがビジネスや暮らしに深く浸透するなか、サイバー攻撃の手口は巧妙化しています。被害件数は年々増加しており、警察で把握した2018年の標的型メール攻撃の件数は、前年より713件増加の6,740件となりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、世界中から注目が集まることでサイバー攻撃の標的になりやすく、サイバー攻撃によるリスクが高まってきています。これらのリスクから情報資産を守るには、従業員への情報セキュリティー教育を通して、ITリテラシーを向上させることが重要です。

今回は、当社グループのIT担当者を対象に特定の組織を狙う標的型メール攻撃を想定した訓練を実施。ウイルスに感染したPCから個人データが抜き取られるデモンストレーションのほか、日常の業務メールに潜む標的型攻撃メールのサンプルを元に標的型メールをどう見分けるかなど、実践的な訓練やグループ討議を通してITリテラシーの向上に役立てることができました。

当社グループでは、情報漏えいや改ざんなどの脅威から情報資産を守るため、さまざまな情報セキュリティー対策を講じています。今後も、警察との情報交換などの連携を図りながら情報セキュリティー対策の強化に努めてまいります。


※警察庁「平成30年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」より

 

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