サステナブル経営推進体制
サステナブル経営の実効的な推進に向けて、「グループリスク委員会」と「サステナビリティ委員会」の2つのグループ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会は、従来のCSR委員会とグループEHS委員会を統合し、サステナビリティに関わる諸課題や取り組みテーマなどを、一元的かつ戦略的に討議・推進することを目的に再編したものです。これにより、サステナブル経営の中核を担う意思決定機関としての機能が強化され、全社的な取り組みの方向性を統一する役割を果たしています。
同委員会には、対象となるグループ各社の責任者が参画し、情報共有と連携を通じて、グループ横断的な取り組みを推進しています。さらに、専門性の高いテーマを扱う7つ分科会を傘下に設置し、戦略的かつ実務的な議論を展開しています。このうち、「人権・倫理分科会」と「情報セキュリティ分科会」は新たに設けた会議体であり、社会的要請の高まりを受けて重点的に議論を行っています。
各分科会においては、「CSR憲章・行動規範」および関連方針に基づき、国際的な枠組み(RBA、OECDの指針など)との整合性を確保しながら、実効性のある施策の立案と実運用を進めています。また、議論は集約的かつ闊達に行われ、それらの成果は委員会で共有された後、経営の意思決定に反映される仕組みとしています。
構成※ | 目的 | 審議内容(2025年3月期) 【開催回数(2025年3月期)】 |
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グループリスク委員会 |
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SCREENグループ内外の環境の変化を捉え、グループ横断的にリスク管理を行う ために、当社グループ全体におけるリスクを俯瞰的に洗い出す。その上で、グループ重要リスクとして設定し、リスク評価の上、重要度に応じた対応方針を策定する |
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サステナビリティ委員会 |
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サステナビリティ課題に関わる重要なテーマなどを報告・審議する。また、当委員会での報告・審議などを通じてサステナビリティの課題解決に向けた企業活動に取り組み、当社グループの社会的価値向上を実現する |
2026年3月期から「CSR委員会」と「グループEHS委員会」を統合して設置。【3回】 2025年3月期(統合前)
グループEHS委員会【3回】
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※ 特に記載のない限り、HDを指しています。 |