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2008年08月19日 | QuarkXPress 8でのDeviceN指定

以下の解説は、Trueflow出力の手引き 第12版 P111の「QuarkXPress 8.0の出力スタイル」の通りに設定した場合の技術的な意味について説明するもので、それ以外の設定を推奨するものではありません。
以前の記事「QuarkXPress6以降は「DeviceN」で出力」でDeviceNでの出力について説明しました。
QuarkXPress 8の場合、少なくともQuarkXPress6の時の様に、印刷ダイアログで明示的に「DeviceN」が指定できるわけではありません。では、QuarkXPress 8の場合、どの部分でDeviceN出力が指定されているのでしょうか?

■PDF / PostScript書き出しオプション
QXP8_PDF.pngQuarkXPress 8では、PDFへの書き出しの場合「カラーオプション」の部分に「モード」と「設定」という2つの項目があります。PostScriptを書き出す場合も、同じく「モード」と「設定」の項目があります。
「モード」のプルダウンメニューでは「コンポジット」と「色分解」から選択します。
その下の「設定」のプルダウンメニューで何を選択するかによって、DeviceNで出力されるかどうかが決まります。

この「設定」のプルダウンメニューでは、別のセットアップ情報である出力カラー(下記参照)の設定名が表示されます。
この出力カラーの設定は、コンポジットタイプと、色分解タイプに分類され、「モード」の選択を変更する事で、その下の「設定」でリストアップされるものがコンポジットタイプ/色分解タイプで切り替わります。

下図の左側がコンポジットタイプの場合、右側が色分解タイプの場合です。
PDFmode.png  PSmode.png

QXP8_colorset.png■出力カラーのセットアップ
出力カラーのセットアップは、「編集」→「カラーのセットアップ」→「出力...」にある「デフォルト出力セットアップ」で設定されます。(Trueflow出力の手引き 第12版 P111「カラーのセットアップ」に説明があります)

カラーのセットアップを行う「出力セットアップの編集」ウインドウの「モード」の部分では「コンポジット」と「色分解」のどちらかを選択できる様になっており、編集中の出力カラー設定がコンポジットタイプなのか、色分解タイプなのかを指定します。
QXP8_color.png「モード」が「コンポジット」の場合、その下の「モデル」の部分で「DeviceN」を選択する事ができます。
「モード」が「色分解」の場合でも「モデル」の部分で「In-RIP分版」が選択でき、In-RIPセパレーションに必要なDeviceN形式で出力する事が可能です。双方とも同じ様に思われますが、推奨設定どおりに使用してください。

QuarkXPress 8では、PDF/X-1a出力にはコンポジットタイプである必要があるため、Trueflow向けのPDF/X-1a出力設定「TrueflowPDF-X-1a Style 3.1J」には、コンポジットタイプの「DeviceN」の設定であるカラー設定「Trueflow PDF Color 1.0J」が用いています。また、PostScript出力のための設定「TrueflowPS Style 3.1J」では、色分解タイプの「In-RIP分版」の設定であるカラー設定「Trueflow PS Color 1.0J」を用いています。

[第12版] [DeviceN] [QuarkXPress] [FAQ] [解説追加] | 固定リンクこの記事を共有このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年08月19日 | Illustratorネイティブ形式の保存オプション

Trueflow出力の手引き 第12版 P3にIllustratorネイティブ運用について説明があります。
この運用を行う場合の推奨される保存オプションについて説明します。
Trueflow出力の手引き 第12版 P3にある通り、この解説はAdobe Creative Suite 2 / 3でTrueflow SEのAdobe PDF Print Engineの特性を活かすためのものであり、それ以前のIllustratorや一般的なネイティブ保存にまで言及するものではありません。

li.png
 ・バージョン 作成しているIllustratorと同じバージョン でないといろいろな事がおこります。
li.png
 ・フォント サブセットにする:100%
li.png
 ・オプション
   PDF互換ファイルを作成 On は大きくて遅いけど、ネイティブ運用には必要です。
   配置した画像を含む Off 任意の設定でも問題ないと思われますが、RGB運用はこの設定で。
   ICCプロファイルを埋め込む On 任意の設定でも問題ないと思われますが、RGB運用はこの設定で。
   圧縮を使用 On
li.png
 ・透明 設定できません 作成しているIllustratorと同じバージョンで保存している場合
li.png

aiNative.png

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2008年08月19日 | QuarkXPress 8のPostScript対応 更新

以前の記事QuarkXPress 8のPostScript対応を更新しました。
QuarkXPress 8から出力されるPostScriptをTrueflowで処理する場合に必要なパッチは、以下の3バージョンのTrueflowに対して8月末頃にリリースされる予定です。
・Trueflow SE Ver6.00 TF012
・Trueflow SE Ver5.01 TF143
・Trueflow 3 Ver4.01 TF169
このパッチにより、QuarkXPress 8で出力したPostScriptから、TrimBoxを原点とした入力処理が可能になります。
なお、QuarkXPress 8で作成したPDF/X-1aはパッチの必要なくTrueflow Ver4.01以降全てのバージョンでサポートされています。

[第12版] [QuarkXPress] [情報更新] | 固定リンクこの記事を共有このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年07月18日 | 2008 Get Ready! PDFセミナー開催のお知らせ

Logos.pngアドビ システムズクオークジャパン大日本スクリーン製造の3社共催で、2008 Get Ready! PDFセミナーを開催します。

日時:8月27日(水) 開場12:30 開演13:00~16:00
場所:大崎ゲートシティホール

会場では印刷・製本された「Trueflow出力の手引き 第12版」など各社資料も配付いたします。
受講は無料で申し込みが必要です。満席のため締め切りました。

アドビ システムズの案内ページ
クオークジャパンの案内ページトップページのTopicsにリンクがあります。
大日本スクリーン製造の案内ページ

GetReadyPDF.png

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2008年07月16日 | Trueflow出力の手引き 第12版 公開

WebLink.pngQuarkXPress 8やAcrobat 9に対応した「Trueflow出力の手引き 第12版」および「Trueflow印刷ユーティリティ2.5」を公開しました。
Trueflow Ver3.12TF289、Ver4.01TF163、
Trueflow SE Ver5.01TF123 、Ver6.00以降に対応しています。
Trueflow SE製品情報ページよりダウンロードして下さい。
<主な対応項目>
・QuarkXPress 6のPDF/X-1a出力、PostScript出力
・Acrobat 9対応
・Trueflow SE Ver6によるバージョニング運用対応
・「出力の手引きWeb」とのリンク機能
→第12版では、本文と関連する情報がこの出力の手引きWebにある場合、(Web)と書かれており、そこから該当するページへリンクしています。
WebLink2.png

(Web)と書かれた部分をクリックするとセキュリティ警告のダイアログが出る場合がありますが、Acrobatの場合は「このサイトに対するアクションを保存する」にチェックを入れてから「許可」をクリックする事で、以降www.screen.co.jpに対するリンクには警告は出なくなります。
このWebサイトへのリンクの許可に関する詳細な設定は、Acrobatの環境設定の「信頼性管理マネージャ」を用いて行う事ができます。既にブロックされており、表示できない場合もここの設定をチェックして下さい。

[第12版] [お知らせ] | 固定リンクこの記事を共有このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年07月16日 | QuarkXPress 8における留意事項

Trueflow出力の手引き 第12版のP100~P101にあるQuarkXPressに関する留意事項への補足情報を記載します。
情報の更新があれば、この記事に追記していきます。

■Illustratorネイティブ貼り込み
Trueflow出力の手引き 第12版のP101で「Illustratorネイティブ貼り込み」(*1)の制限として、「不透明マスク」機能を用いたデータが正常に出力できない場合がある、という項目があります。
この症状は必ず再現するわけではなく、古いバージョンのIllustrator(今回発見されたのはIllustrator 9)のドキュメントを新しいIllustrator(こちらはCS3)で開いてから保存した場合に発生する事が確認されています。
新しいIllustrator上で、新しいドキュメントに該当するオブジェクトをコピーして、全く新しいドキュメントとして保存したり、そこで新たに作成した「不透明マスク」オブジェクトでは完全な動作を保証するものではありませんが、今回発見されたデータでは再現しない事を確認しました。
また、Illustratorの「不透明マスク」以外の機能では、ネイティブ貼り込みにおける、この新しいIllustratorのバージョンでのOpen&Saveでの問題は発見されていません。
(*1)印刷版のTrueflow出力の手引き 第12版では「Illustratorネイティブ張り込み」と漢字を間違っていました。

■Illustratorネイティブ更新時の問題
Mac OS XのFileVaultがOnの状態において、QuarkXPress 8のドキュメント上に配置されているIllustratorネイティブファイルをIllustratorで変更し保存した場合、QuarkXPress上でその画像を更新しても、削除して再配置しても、表示上その変更が反映されません。
この問題は、以下のいずれかの方法で回避する事が可能である様です。
・FileVaultをOffにする。
・Illustratorネイティブ更新時にファイル名を変更する。
・更新時に別のディレクトリに移動する。
・更新時にQuarkXPressのプロジェクトを一旦閉じてから開き直してから画像の更新を行う。

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2008年07月16日 | Acrobat 9でのレイヤー表示

Acrobat9Layer.pngTrueflow出力の手引き 第12版のP4で説明しているバージョニング運用において、Acrobat 8/9でPDF/X-4にFixupしたPDFを、Acrobat 9で開くと、レイヤー表示の部分に「デフォルト設定」とだけ表示されて、各々のレイヤーの内容を表示する事ができません。

この問題の解決方法が判明するまでは、以下のいずれかの回避方法を用いて、レイヤーの内容を確認して下さい。

a) レイヤーの内容の確認にはAcrobat 8を使用する
 →Fixupしても、Acrobat 8であればレイヤーの内容が表示できます。
b) Trueflow RGBwf 1.3J.joboptionsを使用してPDFを作成した後、PDF/X-4にFixupしない
 →Fixupしなければ、Acrobat 9でもレイヤーの内容が表示できます。
 →この設定で作成したPDFであれば、基本的には問題ありません。

解決方法については現在調査中です。
判明し次第、記事を追記します。

[第12版] [Acrobat] | 固定リンクこの記事を共有このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年07月16日 | QuarkXPress 8のPostScript対応

Trueflow出力の手引き 第12版のP83に書いてある通り、QuarkXPress 8で作成したPostScriptを処理する場合、Trueflowでは現在開発中のパッチが必要になります。
パッチリリースの日程やパッチ番号、サポートバージョンなどについては、後日この記事に追記します。
QuarkXPress 8で作成したPDF/X-1aはパッチの必要なくTrueflow Ver4.01以降全てのバージョンでサポートされています。

2008/08/19更新

QuarkXPress 8から出力されるPostScriptをTrueflowで処理する場合に必要なパッチは、以下の3バージョンのTrueflowに対して8月末頃にリリースされる予定です。
・Trueflow SE Ver6.00 TF012
・Trueflow SE Ver5.01 TF143
・Trueflow 3 Ver4.01 TF169
このパッチにより、QuarkXPress 8で出力したPostScriptから、TrimBoxを原点とした入力処理が可能になります。

2008/10/01更新
本日リリースされたQuarkXPress Ver8.01にも対応するために10月中旬のリリース予定に延期します。パッチ番号などに変更はない予定です。

このパッチは、QuarkXPress 8で出力したPostScriptからトンボを認識する事で、TrimBoxを原点とした入力処理を可能にしていましたが、QuarkXPress Ver8.01において、このトンボの記述形式に変更があり、用意していたパッチではQuarkXPress Ver8.01に対応できなくなりました。
今回の修正により、TrueflowではQuarkXPress Ver8.00、Ver8.01以降の両方のトンボ記述に対応します。

正式リリース時には改めてお知らせします。

2008/10/09更新
QuarkXPress 8から出力されたPostScriptに対応するためのTrueflowのパッチが正式リリースされました。
以下のTrueflowの3バージョンに対するパッチがTrueflowテクニカル・ウェブ・サポート(*1)からダウンロード可能になっています。
・Trueflow SE Ver6.00 TF012
・Trueflow SE Ver5.01 TF143
・Trueflow 3 Ver4.01 TF169
このパッチにより、QuarkXPress 8で出力したPostScriptから、トンボ記述からTrimBoxを認識し、これを原点とした入力処理および面付け処理が可能になります。
(*1)Trueflowテクニカル・ウェブ・サポートとは、登録されたお客様がサポート情報の閲覧、パッチのダウンロードなどを行えるTrueflowユーザー様向けのサービスです。ご登録を希望される方は弊社営業にお問い合わせ下さい。

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2008年06月04日 | Adobe Acrobat 9発表

acro9box.jpgアドビシステムズ社Adobe Acrobat 9発表しました。
主な特徴は以下の通りです。

・PDFポートフォリオ(複数のファイルをまとめ、PDFをコンテナとして使用する)
・従来より高速な起動と動作
・オーバープリントプレビュー機能の向上
・オブジェクトインスペクタの対応
・PDF/Xのチェック機能の向上
・プリフライト機能の向上
・PDFの比較機能の向上

出力に関わる最も重要な機能として、出力プレビューの機能の一つに「オブジェクトインスペクタ」が追加されています。
これは、PDF上のオブジェクトをクリックするだけで、そのオブジェクトの属性(カラースペース、カラー値、フォント名、サイズ、画像サイズ、オーバープリントなど)が文字で表示されます。従来まではプリフライトを行って詳細情報を見るか、別の製品を使用しないと知る事ができなかった情報が、出力プレビューで簡単に確認できる様になります。
また、オーバープリントプレビューも、PDF/Xの場合は自動的にOn(環境設定で変更可能)になるなど、印刷用途としても出力前のチェックに役立つ新機能がサポートされています。
Adobe Acrobat 9に関しては次版の「Trueflow出力の手引き 第12版」でサポートする予定です。

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2008年05月30日 | QuarkXPress 8発表

QXP8.pngQuark Inc.およびクォークジャパンQuarkXPress 8を全世界同時に発表しました。
主な特徴は以下の通りです。

・PDF/X-1aダイレクト出力対応
・UnicodeとOpenTypeフォントのサポート
・全言語共通のネイティブファイルフォーマット
・AI, PSDネイティブファイル対応
・日本語組版強化(デザイングリッド、文字組みセット等)
・透明、ドロップシャドウ対応
・使いやすいユーザーインターフェース

多くの新機能がサポートされたQuarkXPress 8ですが、本来の魅力である軽快な使いやすさが、どのくらい継承されているのか、注目です。
QuarkXPress 8に関しては次版である「Trueflow出力の手引き 第12版」でサポートする予定です。

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