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出力の手引きWeb[誤記修正]

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2011年11月22日 | 【誤記修正】EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第15版

EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第15版において、誤記が見つかりました。
公開(11/10)から翌日(11/11)の朝10:30頃まで、6ページの中の一行が抜けておりました。
公開日から翌日の朝10:30までにダウンロードされた方は、申し訳ありませんが、再度ダウンロートして頂きます様お願いいたします。
ご報告が遅くなり、申し訳ありませんでした。

■誤
wrong.png

■正
right.png

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2008年04月22日 | オーバープリントを正しく理解する(3) - OPM

<ご注意>以下の解説は、通常のDTP出力において意識する必要はありません。OPMの概念は、PDFの技術情報の中でもかなり難解な部類であり、オーバープリントの挙動を完全に理解したい方向けの情報となります。
OPMに関しては、Trueflow出力の手引き 第11版のP26~P30に具体例を示して詳しく説明しています。ここでは理解を助けるための補足をしておきます。また、P27の図の誤記訂正も下記にあります。

■関連記事(あらかじめ読んでおいてください)
「Trueflow出力の手引き 第11版」P26~P30
DeviceNを理解する
オーバープリントを正しく理解する
オーバープリントを正しく理解する(2) - DeviceNの影響

■概要
・OPMとはOverPrint Modeの略で、その名の通り「オーバープリントの処理モード」を設定するための記述です。
・処理モードとしては、OnとOffの状態があり、それぞれ/OPM 1、/OPM 0と表記されます。
・通常のDTP環境下では常に/OPM 1を使用すべきです。
・この設定を変更する事で、一部のオーバープリントの挙動が変化します。
 つまり以下の説明は全て「オーバープリントがOn」の場合の説明であり、ケヌキの場合と混同すると全く訳が分からなくなります。

■/OPM 1で期待通りの出力OPM.png
ここまでのオーバープリントの説明は、全て/OPM 1と定義された場合を前提としています。
IllustratorやInDesignのオーバープリントプレビューも/OPM 1での結果を表示します。
ドキュメント全体に対してのOPMの指定として、唯一Acrobat Distillerで設定する事が可能ですが、その設定「オーバープリントのデフォルトをノンゼロオーバープリントにする」もはや日本語とは思えませんが…は常にOnである事が推奨されます。この設定が/OPM 1を示しています。
※PDFの規格としてはオブジェクトごとにOPMの指定が可能ですが、一般的なDTPアプリケーションで、その様な指定が出来るものは確認されていません。

■DeviceCMYKのオーバープリントの挙動を変えるOPMOPM-2.png
以前の記事「オーバープリントを正しく理解する(2) - DeviceNの影響」では、以下の様な説明をしました。
・DeviceCMYKは0%を「版の成分がない」
・DeviceNの0%指定は「0%の色がある」

とそれぞれ解釈され、合成されます。
この様に、DeviceNとDeviceCMYKでは0%の色値の扱いが異なります。
この挙動を変更するのがOPMであり、/OPM 0と定義されたオブジェクトは、DeviceCMYKであっても0%と指定された色を「0%の色がある」と理解し、DeviceNと同じようにその版の色を透過しません。
従って、OPMの設定が影響するのはDeviceCMYKのオブジェクトのみであり、DeviceNなど、他のカラースペースのオブジェクトはOPMの設定の影響を受けません。

上図がTrueflow出力の手引き 第11版のP27の誤記訂正です。
「例1)」の「前面(Separation)」は「前面(DeviceCMYK)」の誤りです。

■本来の設定は/OPM 0だった
本来はPostScriptもPDFも、この/OPM 0の挙動を前提としていました。
なぜ、現在は/OPM 1の挙動が一般的になったのか、その経緯については、Trueflow出力の手引き 第11版 P28「本来のオーバープリントの動作」に説明してあります。

[第11版] [DeviceN] [オーバープリント] [FAQ] [誤記修正] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2007年11月01日 | 印刷・製本されたTrueflow出力の手引き

Trueflow出力の手引きは、Webでダウンロードできるだけではなく、セミナーや展示会で印刷・製本して配布していました。 第11版は、印刷の校了の後で少し修正をしており、Web配布の方が正しくなっています。 印刷・製本されたものをお持ちの方は、修正をお願いします。P4の表の間違いを以下の様に修正しています。


176-2.gif

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