出力の手引きWebのはてなブックマーク数
ホーム > 出力の手引きWeb |このエントリーを含むはてなブックマーク

出力の手引きWeb

前へ1 2 3 4 5 6 7 8 9 10次へ

2015年07月24日 | Office系でのPDFMakerとMac OS XのQuartzに注意

■概要
quartz.pngWordなどOffice系アプリケーションでPDFMakerを用いて出力したPDFや、Mac OS XのOSの機能(Quartz)でプリントアウトダイアログから出力されるPDFを用いて、印刷用のデータとして使用すると出力不正になることがあります。(不要なオブジェクトが出る、特定のオブジェクトが消える、など)

pdfmaker.png

■結論
・特定の記述パターンの不具合の修正
この透明が特定の記述パターンの場合に発生するAdobe PDF Print Engineの不具合(後述)については、現在修正方法を検討中です。進捗がありましたら、このサイトでお知らせ致します。
<2016年6月10日追記>
このAdobe PDF Print Engineの不具合については、修正が完了していますが、以下の留意事項は依然注意が必要です。

・留意事項
ただし、Office系やOS依存系のPDFデータにつきましては、この不具合の有無に関わらず、以下の様な様々な理由により、積極的な推奨はできない状況であり、その運用には十分な注意が必要です。

■原因
これらの機能を用いて出力されるPDFでは、透明を活きた状態で出力する事が可能ですが、その透明が特定の記述パターンの場合に、Adobe PDF Print Engineの不具合発生の条件に合致するケースがあることが分かりました。
IllustratorやInDesignなどだけで作成されたデータには該当する記述パターンは出力されず、問題は発生しません。
PDFMakerやQuartzのデータにその特定の記述パターンが含まれていると、透明オブジェクトに関係するオブジェクトの描画に不正が発生し、不要なオブジェクトが現れたり、必要なオブジェクトが消えたように見える問題が発生します。
この様なデータは、IllustratorやInDesignに貼っても再解釈されず、そのまま出力されるので、同様の問題が発生します。
(今回のトラブルのデータは、Adobeアプリケーションだけでは生成されないデータですが、PDFの規格上は間違った記述にはなっていないので、結果不正が出るのはRIPの不具合です)

■発生条件
以下の条件の場合に問題が発生する可能性があります。
1) PDFMakerあるいはMacのQuartzで作成されたデータが使用されていること。
2) 不透明度0%のつまり完全に透明なオブジェクトがFormに包含(これは目に見えないデータ記述上の条件)されない記述で存在すること。これは1)の条件の場合に記述される事がある。

win-print.png■回避策
以下の回避策は上記発生条件に合致する不具合にならないための回避策であり、後述の留意事項や制限なども合わせてご理解の上お試し下さい。
回避策とは発生条件を外すことが基本となりますが、この条件に合致するオブジェクトは明示的に指定しなくても、アプリケーションによって自動的に付加される事が多く、オペレーションの工夫でこの条件を回避することは困難です。
しかし、透明の処理に問題があることは分かっているので、これらの環境から透明を含まないPDFを作成すれば、少なくともこの問題は発生しない事になります。
(Adobe系ソフトの透明はそのままで問題ありません)
下記のどちらの回避策もAcrobat ProかStandard版が必要です。

 ・Office系のPDFMakerの場合
PDFMakerを使用せず、Wordの印刷メニューからプリンターで「Adobe PDF」を選択してPDFを書き出してください。
(ちょっと左上にある「Adobe PDFとして保存する」はPDFMakerの事なので、それではなく)

 ・MacのQuartzの場合
Adobe Acrobat 9.1 Pro 以降でサポートされた「Save as Adobe PDF」の機能を使い、設定を「PDF/X-1a:2001(日本)」を使用するか、RGBを保持したい場合は「PDF/X-3:2002(日本)」を使用します。
(EQUIOS/Trueflow向けの「EQUIOS X1a 2001_1_J」はカラー変換を禁止しているので、出力時に使ってはいけないカラースペースが含まれているとエラーになります。)
この設定を使う事で、透明の分割統合を行う事となり、この問題は回避されます。実績の少ない運用です。出力時には問題がない事を十分に確認してください。
参考情報:Acrobat Help / Mac OS X 10.6 以降における [Adobe PDF として保存] のサポートについて(Acrobat 9 Pro / Acrobat X)

save_as_adobepdf.png
word_pdf.png
■留意事項
・Office系アプリケーションのPDF出力
Office系アプリケーションそのものの機能として「名前を付けて保存」から出力されるPDFも印刷用のデータとして問題があり、例えば、OpenTypeフォントがビットマップで出力されるなどの問題が発生しますので、使用しないでください。

・OS自身がサポートするPDF出力
OS自身がサポートするPDF書き出し機能は、手軽に閲覧したりプリントするには便利であり、その範囲ではそれほど問題もありませんが、プロ品質の印刷を想定した作りにはなっておらず、またOSのアップデートで変更される可能性もあります。
MacのQuartzは、データに起因する具体的な問題の報告が他にもあり、推奨致しません。
Windows10におけるOSの機能としてのPDF書き出し機能についても、当面は推奨致しません。
(Mac上においては、Adobe系など独自の画面描画システムをもっていないアプリケーションから、図形などのオブジェクトをコピーして、IllustratorやInDesignにペーストした場合にも、データとしてはQuartzのPDFと同じ様な記載になる場合があります。)

■まとめ
いわゆるDTPアプリケーション以外のソフトウェアは、印刷・製版に必要な機能を持っておらず、それを印刷するには、少なからず何らかの制限を受けることになります。

・基本的に全てRGBのデータになる
・RGB基準なので、版の概念がなく、オーバープリントの指定ができない
・オーバープリントは指定できないが、透明は付くので、自動墨ノセを行うと種々の問題の可能性がある。
・透明は付くが、透明の変換用カラースペースは考慮されていない。全てRGBで出力できれば問題ない
かもしれないが、CMYK変換すると問題が発生する可能性がある。

これらは一例であり、製品の目的としてプロの印刷を前提としていないので、他にも足らない機能はたくさんあります。
この様な理由より、上記の様なOffice系、OS依存系のPDFについては、プロが使用するDTPアプリケーションと同等の品質とサポートを保証することはできません。

プロの印刷データ作成にOffice系アプリを使わない…とは言えませんので考え得る回避策と必要となる情報や注意事項などを記載しました。

[第16版] [Acrobat] [解説追加] [情報更新] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年06月24日 | Adobe Creative Cloud 2015 (1) - サポート開始

indd_2015_splash.pngAdobe Creative Cloud 2015がメジャーバージョンとしてリリースされました。

■結論
検証の結果、本日よりEQUIOS / Trueflowにおいて以下の運用のもと、Adobe Creative Cloud 2015のサポートを開始します。
検証作業の都合でリリース日にアナウンスできませんでした。申し訳ありません。

■データ作成方法
EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版」と
EQUIOS印刷ユーティリティ Rev1
に基づいて作成されたデータはEQUIOS / Trueflow共通であり、CC 2015でも同じ手順で使用する事ができます。
従って、Trueflow向けに作成されたデータであれば、EQUIOSにも問題なく出力する事ができます。(逆ももちろんOKです)
Illustrator 19.x、InDesign 11.x、Photoshop 16.xの範疇でのサポートとします。

■EQUIOS / Trueflow SE推奨バージョン
Adobe Creative Cloud 2015での出力を行う場合は、以下のバージョン以降のEQUIOS / Trueflowをお使い頂く事を強く推奨致します。これらのパッチの適応につきましては「テクニカルWebサポート」をご確認ください。

・EQUIOS Ver4.01 EQ104, Ver3.00 EQ024
・TrueflowSE Ver7.30 TF354

■推奨運用基本的にCS6/CC/CC2014と同じです
a) aiネイティブとPDF/X-4形式の使用
 IllustratorのデータはEPSではなく.aiネイティブ形式で配置。出力データはEPS, PS, PDF/X-1aではなくPDF/X-4。
b) Trueflowの最新PDF処理ルート、あるいはEQUIOSで処理
 Trueflowでは、「従来PS / PDF処理」ではなく「最新PDF処理」。EQUIOSでは「最新PDF処理」相当で処理されます。
c) OutlinePDF-Advanceの使用
 デジタルフィルムはOutlinePDFではなくOutlinePDF-Advance。OutlinePDF-Advance出力またはPageRIPでは以下の設定。
 ・PDF1.3互換で出力する:Off
 ・線分のOutline化:しない

[第16版] [Illustrator] [InDesign] [解説追加] [情報更新] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年05月13日 | 2015年版出力セミナー(大阪DTPの勉強部屋主催)に参加します

第18回勉強会(2015年6月6日(土)、クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町で開催)6月6日(土)に大阪で開催されるDTPの勉強会に講師として参加します。(事前の申し込みが必要です)
最新情報はリンク先のWebサイトをご参照下さい。

第18回勉強会
主催大阪DTPの勉強部屋
日時:2015年6月6日(土)14:00~18:30 (13:00 open)
場所クリエイティブネットワークセンター大阪
   メビック扇町 交流スペース(会議室)
タイトル
  「印刷できるDTP」~変わらない基礎、変わる常識~

出力セミナーの知識を実践的に活用するための情報と、PDF/X-4+Adobe PDF Print Engine移行に対する不安の解消を目的とします。当社のお客様だけでなく、多くのデザイナー・制作者・印刷会社の方々の参加もお待ちしております。

[お知らせ] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年04月07日 | 透明を含むデータに自動墨ノセは要注意

op_setup.png■概要
EQUIOSやTrueflowなど、多くのRIPで自動オーバープリント機能(以降「自動墨ノセ」)がサポートされています。
これは、データ上のK=100%の文字や図形に、オーバープリントが設定されていない場合に、RIP内部でオーバープリント属性を自動的に付加する機能です。
この機能は、まだDTPに透明のない時代には便利な機能でしたが、デザインとして透明が使われ、印刷側のRIPで自動墨ノセを行うと、期待通りにならない問題がしばしば発生します。
以下の過去記事でも例を示していますが、この症状についてもう一度整理します。
2013年02月18日|Page2013展 - 出力環境に依存しないデータ制作と出力の心得 このエントリーを含むはてなブックマーク

tp_op1.pngtp_op0.png■透明が活きたデータ(PDF1.4以上,PDF/X-4など)
透明を用いたデータに自動墨ノセ使用すると右図の様に、自動墨ノセを使用しない場合=PCのディスプレイで見た状態と出力が異なるケースがあります。
言い換えると、右図で赤で囲んだ部分の透明の描画モードを、ディスプレイで見た通りに出力したい場合、RIPでは自動墨ノセを行ってはいけない事を示しています。

2013-02Page2013_015.png

過去記事 の上図で示した例も、「比較(明)」を使用して白く見えている文字が元々は墨文字→自動墨ノセが効く→オーバープリントが付加→透明効果により白文字→白ノセとなるので消えています。


tp_op2.pngまた、右図では不透明度が50%の場合で自動墨ノセを使用すると、最も良く使用される「通常」の描画モードでも(「輝度」でも)画面で見た通りには出力できない事を示しています。



tp_op3.png■透明が分割統合される場合(PS, EPS, PDF/X-1aなど)
透明が使えないPostScript系データやPDF/X-1aなどでは、透明が分割統合され、不透明のオブジェクトに変換されますが、このケースでも自動墨ノセは期待通りの処理にならない場合があります。

分割統合により、元はK=100%だったオブジェクトも、色の合成や画像化の処理などの影響で、純粋なK=100%ではない色に変化する場合、RIP内部の自動墨ノセ処理では、K=100%のオブジェクトとは認識されないため、ノセ処理の対象にはならず、ヌケになって出力されます。この場合、分割の切れ目ごとに、透明が関係する部分と関係しない部分で結果がまちまちになります。

右図は非常にシンプルなデータで例を示していますが、実際のデザインではドロップシャドウなど、明示的に透明を指定しなくても、データ上で透明が使われる場合などあり、その影響範囲をデザインから判定するのは難しい場合もあります。

■まとめ
上記の2つの例は、どちらも自動墨ノセの処理に依存した運用の場合にのみ発生する問題で、データ上でオーバープリント指定が正しい(自動墨ノセの必要がない)場合には発生しない問題です。

 ・必要なオーバープリントはデータ上で指定
  →印刷側ではデータ通りノセ処理を行う
 ・分割透明を避けて透明が活きたデータ
  →ネイティブ運用
 ・その他、特色指定やページ原点なども正しく指定

x4-ready.pngこれらの条件を満たしたデータはたとえPDF入稿でなくネイティブ入稿でもPDF/X-4運用に最適なデータであるということから「X4-Ready」と入稿時に指定し、受け取った側もデータ通りの処理を行う、というチェックボックスを設けることを提案いたします。
この「X4-Ready」なデータは、印刷会社内でのPDF/X-4書き出しに最適であるだけではなく、設備上などの理由によりPDF/X-1a出力を行う上でも安全性の高いデータ運用であるといえます。
たとえ、入稿形態としてPDF入稿そのものが困難であっても「X4-Ready」なネイティブ形式での入稿は、出力の安定な運用にプラスになるものです。
もちろん、PDF/X-4運用が推奨ですが、ソフトランディング可能な移行負荷の少ないな運用提案も行っていきます。

[第16版] [オーバープリント] [透明効果] [Illustrator] [InDesign] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年10月09日 | 社名変更のお知らせ

2014年10月1日、大日本スクリーン製造株式会社は持株会社化により、株式会社SCREENホールディングスとなりました。
それに伴い、印刷関連機器(Graphic)およびプリント基板関連機器事業(Precision)を行ってきた、大日本スクリーン製造株式会社のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニーは、新たに

株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ

としてスタートしました。
本サイト「出力の手引きWeb」及び、PDF版の「EQUIOS / Trueflow出力の手引き」も、今まで通り続けていきます。
固定リンクも継承しており、過去の記載も同じURLでご参照頂けます。
引き続き、当社製品ともども、「出力の手引きWeb」及び「EQUIOS / Trueflow出力の手引き」をご愛用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

[お知らせ] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年09月03日 | ストロークにスジが入る問題

short_vector.png■概要
右図の様に、ストロークの一部にAcrobatでは見えなかったスジがRIP演算結果に入る場合があります。
この現象は,以下の2つの過去の記事と同じ様にRIP処理におけるShort Vector化による影響が原因です。
マイター処理がAcrobatと一致しない問題
特定のマイター処理がAcrobatと一致しない問題 (2)

■データ制作上の問題
しかし、この問題はデータにも若干の問題があります。
このパスはスジの入る該当箇所でパスが連結されていないことが原因になっている可能性があります。
たとえ、座標値が完全に一致していても、パスが連結されていないと、途中の例えばEPSに変換するとか、QuarkXPressに貼るなどの処理などで僅かにズレが発生することがあります。
この様な僅かなズレはAcrobatではなかなか見えませんが、RIP処理時のShort Vector処理により、スジが入るケースがあります。
(右図は、理解のために大げさに書いていますが、こんなに大きくスジが入る訳ではありません)

■データでの回避策
Illustratorで2つのアンカーポイントをダイレクト選択ツールで選択して、「オブジェクト」→「パス」→「連結」を実行することで、この問題の発生しないデータを作ることができます。

■運用上の問題
また、仮にIllustrator上ではデータが正しく作られていても、その後の運用が例えばEPSに保存してからDistillerでPDFに変換して、さらにQuarkXPressに貼るような適性でない場合は、パスの始点と終点の連結が解除されるなどのRIPの動作不良の原因となる場合があります。

■運用を含めた回避策
パスを連結したデータを作成し、Illustratorネイティブ貼り込みの運用からPDF/X-4書き出しであれば、この様な問題は発生しません。

[第16版] [Illustrator] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年08月26日 | Adobe Creative Cloud 2014 (2) - PDF書き出しダイアログの間違い

ai_2014_splash.pngスプラッシュで何かと評判のIllustrator CC2014のPDF書き出しダイアログは警告メッセージの間違いがあります。動作は問題ありません。
Illustrator CC2014で、PDF書き出しプリセットとして当社の提供する「Trueflow PDFX4 1.4J」を選択すると、このダイアログの「設定内容」に以下の様な警告が表示されます。
プリセットは「互換性のある形式」で「Acrobat 5 (PDF1.4)」を選択しています。
透明部分に関して「PDF/X(2003)」標準への準拠を確保するために、この設定は「Acrobat 4 (PDF1.3)」に変更されます。
「PDF/X(2003)」とか意味が分からない…
このメッセージは、表示されないのが正しい動作で、本来の警告は古いPDF1.4準拠の「Trueflow PDFX4 1.3J」を選択したときに、以下の様に記述されるべきです。
プリセットは「互換性のある形式」で「Acrobat 5 (PDF1.4)」を選択しています。
透明部分に関して「PDF/X-4 : 2010」標準への準拠を確保するために、この設定は「Acrobat 7 (PDF1.6)」に変更されます。
この問題は警告のみで、出力されるPDF/X-4はPDF1.6準拠でレイヤーも活用できるもので、問題なく使用できます。
Illustrator CCもInDesign CC2014も警告が必要な場合の内容はイマイチだけど、不要な警告は出ません。不要な警告はIllustrator CC2014だけの問題です。
pdf_dialogue.png

[第16版] [Illustrator] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年06月19日 | Adobe Creative Cloud 2014 (1) - サポート開始

indd_2014_splash.png2014年6月19日現在(日本時間)
Adobe Creative Cloud 2014が本日、メジャーバージョンとしてリリースされました。

■結論
当社ではAdobeと協力して検証を行った結果、
本日よりEQUIOS / Trueflowにおいて以下の運用のもと、Adobe Creative Cloud 2014のサポートを開始します。


■データ作成方法
EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版(本日公開)
Trueflow印刷ユーティリティ2.6
に基づいて作成されたデータはEQUIOS / Trueflow共通であり、CC 2014でも同じ手順で使用する事ができます。
従って、Trueflow向けに作成されたデータであれば、EQUIOSにも問題なく出力する事ができます。(逆ももちろんOKです)

Illustrator 18.x、InDesign 10.x、Photoshop 15.xの範疇でのサポートとします。

■EQUIOS / Trueflow SE推奨バージョン
Adobe Creative Cloudでの出力を行う場合は、以下のバージョン以降のEQUIOS / Trueflowをお使い頂く事を強く推奨致します。
・EQUIOS Ver3.00 EQ008、Ver2.01 EQ138
・TrueflowSE Ver7.30 TF347、Ver6.01 TF176

上記パッチの適応につきましては「テクニカルWebサポート」をご確認ください。

EQUIOS_300.jpg■推奨運用基本的にCS6/CCと同じです
a) aiネイティブとPDF/X-4形式の使用
 IllustratorのデータはEPS形式ではなく.aiネイティブ形式で配置。
 出力データはEPS, PS, PDF/X-1a出力ではなくPDF/X-4形式で。

b) Trueflowの最新PDF処理ルート、あるいはEQUIOSで処理
 Trueflowでは、「従来PS / PDF処理」ではなく「最新PDF処理」で。
 EQUIOSでは「最新PDF処理」相当で処理される。

c) OutlinePDF-Advanceの使用
 デジタルフィルムはOutlinePDFではなくOutlinePDF-Advanceで。
 OutlinePDF-Advance出力またはPageRIPでは、以下の設定で。
 ・PDF1.3互換で出力する:Off
 ・線分のOutline化:しない

[第16版] [Illustrator] [InDesign] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年06月19日 | EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版 公開

「EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版」を公開しました。およそ2年半ぶりの更新です。

EQUIOS_Web.png当社製のワークフローRIP製品であるEQUIOS / Trueflowの双方において、同じ基準、同じ手順で運用できるために、PDF版の「EQUIOS / Trueflow出力の手引き」を制作・公開しています。
このドキュメントは、一般的な出力に必要な情報を掲載しており、その記載の全てについては、EQUIOS / Trueflowにおいて検証済みの内容となっているところが、他の解説書と異なるところです。
また、最新の情報については、この「出力の手引きWeb」で追記していきますので、併せてご参照下さい。

今回から、QuarkXPress 7~9の記述(つまりQuark関連全て)を省略しましたが、サポートしないという意味ではありません。
これらのサポート情報は以前より変更がなく、並行して公開している2つ前の「Trueflow出力の手引き 第14版」を参照してください。この情報も、EQUIOSに出力する際にも使えます。
依然としてQuarkXPress 10はサポートできませんのでご注意ください。

■公開情報
「EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版」
 および従来サポートのための「Trueflow出力の手引き 第14版」

EQUIOS製品情報ページまたはTrueflow SE製品情報ページよりダウンロードして下さい。(どちらも同じものです)

「Trueflow印刷ユーティリティ2.6」
EQUIOS / Trueflow向けの出力に必要な設定ファイルである「Trueflow印刷ユーティリティ2.6」は、変更がありません。
次回、設定の更新があれば「EQUIOS/Trueflow印刷ユーティリティ」に名称変更します。

■主な追記・変更項目
・技術解説に「ストローク処理」の章を追加
・Adobe Creative Suite 6~Adobe Creative Cloud 2014の記載追加
・「出力の手引き Web<目次>」を最新に対応
・QuarkXPress関連の記載を省略
sample.png
■「出力の手引きWeb」とのリンク機能拡充
「EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版」は、Acrobatなどデジタルで見ると便利です。
従来と同様、この第16版でも、本文と関連する情報がこの出力の手引きWebにある場合、web-s2.pngと書かれており、そこから該当するページへリンクしています。出力の手引きWebの案内やアナウンス以外の全ての技術情報ページへのリンクがあります。
付録として「出力の手引き Web<目次>」がこのPDFの巻末についており、出力のWebの記事と関連するページの両方にリンクが設定されています。(下図は付録の一部)

index.png

PDF上のリンク部分をクリックするとセキュリティ警告のダイアログが出る場合がありますが、Acrobatの場合は「このサイトに対するアクションを保存する」にチェックを入れてから「許可」をクリックする事で、以降www.screen.co.jpに対するリンクには警告は出なくなります。
このWebサイトへのリンクの許可に関する詳細な設定は、Acrobatの環境設定の「信頼性管理マネージャ」を用いて行う事ができます。既にブロックされており、表示できない場合もここの設定をチェックして下さい。

■制作環境
udfont.pngこのTrueflow出力の手引き 第16版はInDesign CC 2014を用いて制作しました。
書体は「ヒラギノUD角ゴF」シリーズを使用しています。
「文字組みアキ量設定」は、「なんでやねんDTP」の大石十三夫さんからサポートいただきました。ありがとうございます。

■更新情報も知りたい方へ
以前より、Trueflow出力の手引き 第15版をお読みの方で、この第16版で更新されたポイントを知りたい方のために、更新情報確認版を公開します。
EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第16版 更新情報 確認版(PDF/26MB)
<ご注意>
・第16版で追記した部分が赤字になっています。消去した部分を確認する事はできません。
・意味に影響のない変更部分は、赤字になっていない場合があります。
・P37~P39は、全て新しいので赤字にはしていません。

[第16版] [お知らせ] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2014年05月22日 | 文字にツノが出る問題(マイター処理)

trouble.png■概要
フチ文字を作成した場合、画面上では見えていなかったツノが、出力で現れる場合があります。
この問題は、Illustrator上でもシミュレーションされますが、画面表示の拡大率(ズーム)を変えるだけで、現象が変化する場合があります。(マイターリミットがギリギリの場合に確認できます)
この事は、出力の解像度や演算誤差の僅かな差違が、出力に大きな影響を与える事を示しています。
マイター処理の誤差の影響を受けにくいデータを作ることで、この問題は回避できます。

miter.pngmiter_stroke.png■回避策
・線のパレットの「比率」を小さくする
線幅×比率の値がマイター長よりも短いとベベル結合になります。比率の値を小さくすることで、マイター結合が長く伸びる場合には、出力側でベベル結合になるのでツノが出る問題を抑制できます。
(マージンを見込んで計算値よりも小さめに設定)

・マイター結合以外を指定する
この問題は、あくまでもマイター結合を使用した場合にのみ発生するので、ラウンド結合やベベル結合を使用すれば、回避できます。
ただし、これらの設定を変更した場合はデザインが変化することがあるので、確認が必要です。

reason.png■丸ゴシック体でもマイターの問題は発生する
マイターによるツノの問題は、パスが鋭角でつながっている場合に発生するので、角が丸い丸ゴシック体では発生しないように見えるかも知れませんが、実際には鋭角が使われる場合があるので、同様に注意が必要です。(特に木へんは要注意かも)
書体のデザインによって問題の原因となる箇所は異なりますが、比較的太めの書体で、以下の図の様な箇所が原因となる可能性が高いといえます。
(丸ゴシック体ならラウンド結合の方が適していると思います)
outline_font.png

[第15版] [Illustrator] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

前へ1 2 3 4 5 6 7 8 9 10次へ

出力の手引きWebのフィードを購読する
このページの先頭に戻る