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2008年07月18日 | 2008 Get Ready! PDFセミナー開催のお知らせ

Logos.pngアドビ システムズクオークジャパン大日本スクリーン製造の3社共催で、2008 Get Ready! PDFセミナーを開催します。

日時:8月27日(水) 開場12:30 開演13:00~16:00
場所:大崎ゲートシティホール

会場では印刷・製本された「Trueflow出力の手引き 第12版」など各社資料も配付いたします。
受講は無料で申し込みが必要です。満席のため締め切りました。

アドビ システムズの案内ページ
クオークジャパンの案内ページトップページのTopicsにリンクがあります。
大日本スクリーン製造の案内ページ

GetReadyPDF.png

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2008年07月16日 | Trueflow出力の手引き 第12版 公開

WebLink.pngQuarkXPress 8やAcrobat 9に対応した「Trueflow出力の手引き 第12版」および「Trueflow印刷ユーティリティ2.5」を公開しました。
Trueflow Ver3.12TF289、Ver4.01TF163、
Trueflow SE Ver5.01TF123 、Ver6.00以降に対応しています。
Trueflow SE製品情報ページよりダウンロードして下さい。
<主な対応項目>
・QuarkXPress 6のPDF/X-1a出力、PostScript出力
・Acrobat 9対応
・Trueflow SE Ver6によるバージョニング運用対応
・「出力の手引きWeb」とのリンク機能
→第12版では、本文と関連する情報がこの出力の手引きWebにある場合、(Web)と書かれており、そこから該当するページへリンクしています。
WebLink2.png

(Web)と書かれた部分をクリックするとセキュリティ警告のダイアログが出る場合がありますが、Acrobatの場合は「このサイトに対するアクションを保存する」にチェックを入れてから「許可」をクリックする事で、以降www.screen.co.jpに対するリンクには警告は出なくなります。
このWebサイトへのリンクの許可に関する詳細な設定は、Acrobatの環境設定の「信頼性管理マネージャ」を用いて行う事ができます。既にブロックされており、表示できない場合もここの設定をチェックして下さい。

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2008年07月16日 | QuarkXPress 8における留意事項

Trueflow出力の手引き 第12版のP100~P101にあるQuarkXPressに関する留意事項への補足情報を記載します。
情報の更新があれば、この記事に追記していきます。

■Illustratorネイティブ貼り込み
Trueflow出力の手引き 第12版のP101で「Illustratorネイティブ貼り込み」(*1)の制限として、「不透明マスク」機能を用いたデータが正常に出力できない場合がある、という項目があります。
この症状は必ず再現するわけではなく、古いバージョンのIllustrator(今回発見されたのはIllustrator 9)のドキュメントを新しいIllustrator(こちらはCS3)で開いてから保存した場合に発生する事が確認されています。
新しいIllustrator上で、新しいドキュメントに該当するオブジェクトをコピーして、全く新しいドキュメントとして保存したり、そこで新たに作成した「不透明マスク」オブジェクトでは完全な動作を保証するものではありませんが、今回発見されたデータでは再現しない事を確認しました。
また、Illustratorの「不透明マスク」以外の機能では、ネイティブ貼り込みにおける、この新しいIllustratorのバージョンでのOpen&Saveでの問題は発見されていません。
(*1)印刷版のTrueflow出力の手引き 第12版では「Illustratorネイティブ張り込み」と漢字を間違っていました。

■Illustratorネイティブ更新時の問題
Mac OS XのFileVaultがOnの状態において、QuarkXPress 8のドキュメント上に配置されているIllustratorネイティブファイルをIllustratorで変更し保存した場合、QuarkXPress上でその画像を更新しても、削除して再配置しても、表示上その変更が反映されません。
この問題は、以下のいずれかの方法で回避する事が可能である様です。
・FileVaultをOffにする。
・Illustratorネイティブ更新時にファイル名を変更する。
・更新時に別のディレクトリに移動する。
・更新時にQuarkXPressのプロジェクトを一旦閉じてから開き直してから画像の更新を行う。

[第12版] [QuarkXPress] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年07月16日 | Acrobat 9でのレイヤー表示

Acrobat9Layer.pngTrueflow出力の手引き 第12版のP4で説明しているバージョニング運用において、Acrobat 8/9でPDF/X-4にFixupしたPDFを、Acrobat 9で開くと、レイヤー表示の部分に「デフォルト設定」とだけ表示されて、各々のレイヤーの内容を表示する事ができません。

この問題の解決方法が判明するまでは、以下のいずれかの回避方法を用いて、レイヤーの内容を確認して下さい。

a) レイヤーの内容の確認にはAcrobat 8を使用する
 →Fixupしても、Acrobat 8であればレイヤーの内容が表示できます。
b) Trueflow RGBwf 1.3J.joboptionsを使用してPDFを作成した後、PDF/X-4にFixupしない
 →Fixupしなければ、Acrobat 9でもレイヤーの内容が表示できます。
 →この設定で作成したPDFであれば、基本的には問題ありません。

解決方法については現在調査中です。
判明し次第、記事を追記します。

[第12版] [Acrobat] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年07月16日 | QuarkXPress 8のPostScript対応

Trueflow出力の手引き 第12版のP83に書いてある通り、QuarkXPress 8で作成したPostScriptを処理する場合、Trueflowでは現在開発中のパッチが必要になります。
パッチリリースの日程やパッチ番号、サポートバージョンなどについては、後日この記事に追記します。
QuarkXPress 8で作成したPDF/X-1aはパッチの必要なくTrueflow Ver4.01以降全てのバージョンでサポートされています。

2008/08/19更新

QuarkXPress 8から出力されるPostScriptをTrueflowで処理する場合に必要なパッチは、以下の3バージョンのTrueflowに対して8月末頃にリリースされる予定です。
・Trueflow SE Ver6.00 TF012
・Trueflow SE Ver5.01 TF143
・Trueflow 3 Ver4.01 TF169
このパッチにより、QuarkXPress 8で出力したPostScriptから、TrimBoxを原点とした入力処理が可能になります。

2008/10/01更新
本日リリースされたQuarkXPress Ver8.01にも対応するために10月中旬のリリース予定に延期します。パッチ番号などに変更はない予定です。

このパッチは、QuarkXPress 8で出力したPostScriptからトンボを認識する事で、TrimBoxを原点とした入力処理を可能にしていましたが、QuarkXPress Ver8.01において、このトンボの記述形式に変更があり、用意していたパッチではQuarkXPress Ver8.01に対応できなくなりました。
今回の修正により、TrueflowではQuarkXPress Ver8.00、Ver8.01以降の両方のトンボ記述に対応します。

正式リリース時には改めてお知らせします。

2008/10/09更新
QuarkXPress 8から出力されたPostScriptに対応するためのTrueflowのパッチが正式リリースされました。
以下のTrueflowの3バージョンに対するパッチがTrueflowテクニカル・ウェブ・サポート(*1)からダウンロード可能になっています。
・Trueflow SE Ver6.00 TF012
・Trueflow SE Ver5.01 TF143
・Trueflow 3 Ver4.01 TF169
このパッチにより、QuarkXPress 8で出力したPostScriptから、トンボ記述からTrimBoxを認識し、これを原点とした入力処理および面付け処理が可能になります。
(*1)Trueflowテクニカル・ウェブ・サポートとは、登録されたお客様がサポート情報の閲覧、パッチのダウンロードなどを行えるTrueflowユーザー様向けのサービスです。ご登録を希望される方は弊社営業にお問い合わせ下さい。

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2008年06月04日 | Adobe Acrobat 9発表

acro9box.jpgアドビシステムズ社Adobe Acrobat 9発表しました。
主な特徴は以下の通りです。

・PDFポートフォリオ(複数のファイルをまとめ、PDFをコンテナとして使用する)
・従来より高速な起動と動作
・オーバープリントプレビュー機能の向上
・オブジェクトインスペクタの対応
・PDF/Xのチェック機能の向上
・プリフライト機能の向上
・PDFの比較機能の向上

出力に関わる最も重要な機能として、出力プレビューの機能の一つに「オブジェクトインスペクタ」が追加されています。
これは、PDF上のオブジェクトをクリックするだけで、そのオブジェクトの属性(カラースペース、カラー値、フォント名、サイズ、画像サイズ、オーバープリントなど)が文字で表示されます。従来まではプリフライトを行って詳細情報を見るか、別の製品を使用しないと知る事ができなかった情報が、出力プレビューで簡単に確認できる様になります。
また、オーバープリントプレビューも、PDF/Xの場合は自動的にOn(環境設定で変更可能)になるなど、印刷用途としても出力前のチェックに役立つ新機能がサポートされています。
Adobe Acrobat 9に関しては次版の「Trueflow出力の手引き 第12版」でサポートする予定です。

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2008年05月30日 | QuarkXPress 8発表

QXP8.pngQuark Inc.およびクォークジャパンQuarkXPress 8を全世界同時に発表しました。
主な特徴は以下の通りです。

・PDF/X-1aダイレクト出力対応
・UnicodeとOpenTypeフォントのサポート
・全言語共通のネイティブファイルフォーマット
・AI, PSDネイティブファイル対応
・日本語組版強化(デザイングリッド、文字組みセット等)
・透明、ドロップシャドウ対応
・使いやすいユーザーインターフェース

多くの新機能がサポートされたQuarkXPress 8ですが、本来の魅力である軽快な使いやすさが、どのくらい継承されているのか、注目です。
QuarkXPress 8に関しては次版である「Trueflow出力の手引き 第12版」でサポートする予定です。

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2008年04月25日 | OpenTypeフォントを埋め込む?

OTF_Embed_setup.pngAcrobat 7(PDF1.6)以降でサポートされた機能として「OpenTypeフォントを埋め込む」指定があります。
しかし、OpenTypeフォントは、PDF/X-1a (PDF1.3ベース)でも問題なく使用できています。これは、どういう事でしょう?

この「OpenTypeフォントを埋め込む」指定は、「OpenTypeフォントを含んだPDFを作る」という一般的な意味とは異なり、あまり使わない特殊な機能を指しています。
この特殊な機能は推奨運用ではありません。

fontlist_subset.png一般的なOpenTypeフォントの埋め込みという意味では、Type1のサブセットフォントの形でEmbedされます。これはPDF1.3からサポートされており、CIDフォントと同様に問題なく使用されています。もちろんPDF/X-1aやPDF/X-4運用でも問題ありません。
特殊な機能である「OpenTypeフォントの埋め込み」は、いわばOpenTypeフォントそのままの形で埋め込む事を指しており、利用するためには以下の条件を満たす必要があります。
 ・欧文OpenTypeフォントのみ
 ・アプリケーション側でフォントを含まないPSを作成
 ・PDF 1.6以降で可能
 ・Distillerで「OpenTypeフォントを埋め込む」をOnに
 ・Distillerで「サブセットの全フォントに対する割合」をOffに

fontlist.pngこの条件で作成したPDFをAcrobat 7以降で開き、「文章のプロパティ」の「フォント」の部分を見ると「埋め込み OpenType」と表示され確認する事ができます。

この機能は欧文のOpenTypeフォントのみのサポートで、通常のサブセットフォントのエンベッドと比較してファイル容量も大きくなり、運用実績も極めて限定的と思われます。Trueflowでもこの形式のPDFの利用は推奨していません。

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2008年04月23日 | InDesignCSのカラーマネジメント

P43の「Adobe Creative Suite 2/3でのカラーマネージメント」の部分に以下の解説を追加します。

「Adobe Creative Suite (1)でカラーマネジメント設定を使用する場合は、適正な設定でないとCMYKのカラー値が変換されるので注意が必要です。Adobe Creative Suite (1)では、必要がなければカラーマネジメントはOffでお使い下さい。」

これはAdobe Creative Suite (1)におけるカラーマネジメント機能に関して、その機能を正しく理解された上でお使いになられる事を(あまり用途はないと思いますが)禁止するものではありません。
また、Trueflow出力の手引き、およびこのWebページでは、DTPアプリケーションの全機能をフォローしている訳ではなく、何も書いていないからといって、注意事項がないわけではありません。

InDesign単体でのRGB運用はInDesign CS2以降が推奨です。
Illustratorも連携したRGB運用はIllustrator CS3以降が必要です。
 →Trueflow出力の手引き 第11版 P2 「Trueflow推奨運用」参照
 →Trueflow出力の手引き 第11版 P47 「II. Illustrator CS3によるRGB運用」参照

[第11版] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

2008年04月22日 | オーバープリントを正しく理解する(3) - OPM

<ご注意>以下の解説は、通常のDTP出力において意識する必要はありません。OPMの概念は、PDFの技術情報の中でもかなり難解な部類であり、オーバープリントの挙動を完全に理解したい方向けの情報となります。
OPMに関しては、Trueflow出力の手引き 第11版のP26~P30に具体例を示して詳しく説明しています。ここでは理解を助けるための補足をしておきます。また、P27の図の誤記訂正も下記にあります。

■関連記事(あらかじめ読んでおいてください)
「Trueflow出力の手引き 第11版」P26~P30
DeviceNを理解する
オーバープリントを正しく理解する
オーバープリントを正しく理解する(2) - DeviceNの影響

■概要
・OPMとはOverPrint Modeの略で、その名の通り「オーバープリントの処理モード」を設定するための記述です。
・処理モードとしては、OnとOffの状態があり、それぞれ/OPM 1、/OPM 0と表記されます。
・通常のDTP環境下では常に/OPM 1を使用すべきです。
・この設定を変更する事で、一部のオーバープリントの挙動が変化します。
 つまり以下の説明は全て「オーバープリントがOn」の場合の説明であり、ケヌキの場合と混同すると全く訳が分からなくなります。

■/OPM 1で期待通りの出力OPM.png
ここまでのオーバープリントの説明は、全て/OPM 1と定義された場合を前提としています。
IllustratorやInDesignのオーバープリントプレビューも/OPM 1での結果を表示します。
ドキュメント全体に対してのOPMの指定として、唯一Acrobat Distillerで設定する事が可能ですが、その設定「オーバープリントのデフォルトをノンゼロオーバープリントにする」もはや日本語とは思えませんが…は常にOnである事が推奨されます。この設定が/OPM 1を示しています。
※PDFの規格としてはオブジェクトごとにOPMの指定が可能ですが、一般的なDTPアプリケーションで、その様な指定が出来るものは確認されていません。

■DeviceCMYKのオーバープリントの挙動を変えるOPMOPM-2.png
以前の記事「オーバープリントを正しく理解する(2) - DeviceNの影響」では、以下の様な説明をしました。
・DeviceCMYKは0%を「版の成分がない」
・DeviceNの0%指定は「0%の色がある」

とそれぞれ解釈され、合成されます。
この様に、DeviceNとDeviceCMYKでは0%の色値の扱いが異なります。
この挙動を変更するのがOPMであり、/OPM 0と定義されたオブジェクトは、DeviceCMYKであっても0%と指定された色を「0%の色がある」と理解し、DeviceNと同じようにその版の色を透過しません。
従って、OPMの設定が影響するのはDeviceCMYKのオブジェクトのみであり、DeviceNなど、他のカラースペースのオブジェクトはOPMの設定の影響を受けません。

上図がTrueflow出力の手引き 第11版のP27の誤記訂正です。
「例1)」の「前面(Separation)」は「前面(DeviceCMYK)」の誤りです。

■本来の設定は/OPM 0だった
本来はPostScriptもPDFも、この/OPM 0の挙動を前提としていました。
なぜ、現在は/OPM 1の挙動が一般的になったのか、その経緯については、Trueflow出力の手引き 第11版 P28「本来のオーバープリントの動作」に説明してあります。

[第11版] [DeviceN] [オーバープリント] [FAQ] [誤記修正] [解説追加] | 固定リンクこの記事をメールで共有 このエントリーを含むはてなブックマーク

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