当社webサイトのリニューアルに伴い、この出力の手引きwebも新たなシステムに引っ越ししました。
・従来のコンテンツの固定リンクは変更せず保存
・必要に応じて従来のコンテンツの記載内容もメンテナンス
・従来の目次ページは新たなURLに移行・新旧の両方のエントリを記載(手動でやるので順次...)
・新たなシステム上の記事は(一応)レスポンシブ。スマートフォンなどデバイスに応じて表示が最適化
今後ともどうかよろしくお願いします。
[お知らせ] | 固定リンク|2月9日(金)にpage2018展のクリエイティブゾーンセミナーに出演します。最新情報やセッションの内容の案内はリンク先のwebサイトをご参照下さい。
■page2018クリエイティブゾーンセミナー
主催:JAGAT
日時:2018年2月7日(水)~9日(金) スケジュール
場所:サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO
展示ホールD(文化会館2F)
クリエイティブゾーン
タイトル:
なぜ、そのデータは正しく刷れないのか。
-APPEトラブルシューティング最新事情-
[d9-3] 2月9日(金)12:55-13:45)
※事前申し込みは不要です。
twitterのハッシュタグは #page2018_czsです。
11月28日(火)にパシフィコ横浜で開催されるAdobe MAX Japan 2017のブレイクアウトセッションにてセミナーを行います。
最新情報はリンク先のWebサイトをご参照下さい。
■Adobe MAX Japan 2017
主催:アドビ システムズ 株式会社
日時:2017年11月28日(火)11:00~21:00
場所:パシフィコ横浜 (アクセス)
担当セッション:SESSION [mg2] 15:10 - 16:00
タイトル:「webと一緒に紙媒体も頼まれた!」 さぁどうする? - やさしく始めるwebデザイナーのための印刷講座
概要:「webと一緒に紙媒体も…」と頼まれたことはないですか? データ製作で印刷のスキルも意識できれば仕事の幅も表現の可能性も広がります。やけに印刷に詳しいDTPとwebのハイブリッドデザイナー田島ちはるさん(HUMORE)と 、印刷トラブルのデータばっかり見てる、むしろ、ちゃんと印刷できるデータを見ることの方が少ないDTP出力ソフトウェアの担当者が、やさしく楽しくご紹介します。
印刷サンプル:
このセッションでは、webデザイナーの皆さまにも「モノ作りとしての印刷」を実感いただく教材として、4名のデザイナーによる4枚の「しおり」を配布致します。
UVインクジェット方式によるデジタルオンデマンドのニス盛り箔押し機「Scodix」を活用した印刷サンプルとなります。
デザインにご協力頂いたのは以下の方々です。(敬称略)
・カワココ(イラレラボ)
・五十嵐華子(Design&DTPイッカラボ)
・よしだまあゆ(トゥーウェイズ)
・田島ちはる(HUMORE)
素晴らしいデザイン、ありがとうございました。
事前の参加登録を行う事で無料となります。昨年は、数週間で受け付け終了していました。参加予定の方は早めの登録をお勧めします。
twitterのハッシュタグは #maxjapan です。
当社製品の国内販売会社である(株)メディアテクノロジージャパン(以下"MTJN")主催によるTrendSeminar2017 Summerが開催されます。
各日程についてはリンク先のWebサイトをご参照下さい。
■TrendSeminar2017 Summer
主催:株式会社メディアテクノロジージャパン
※無料ですが、事前申し込みが必要です。
全体の開催日程についてはMTJNの告知ページ「TrendSeminar2017 Summer」よりご確認下さい。
最初のセッションを株式会社SCREENグラフィックソリューションズが担当するのは以下の4会場です。それ以外の会場でもMTJNのスタッフが同じ内容を説明します。
当社製品の直接のお客様でなくてもご参加いただけます。申し込みの上、ぜひご来場ください。
日程 | 時間 | 開催拠点 | 場所 | 申し込み |
---|---|---|---|---|
6/15(木) | 13:30-16:30 (受付13:00) | 東京会場 | MTJN本社 (地図 PDF:279KB) ホワイトカンバスMON-NAKA | 定員に達したので締め切りました |
6/16(金) | ||||
6/20(火) | 13:30-16:30 (受付13:15) | 名古屋会場 | 栄ガスビル 5F キングルーム | MTJN名古屋支店にお問い合わせ下さい |
6/27(火) | 14:00-17:00 (受付13:30) | 大阪会場 | クリスタルタワー A会議室 | 定員に達したので締め切りました |
7/13(木) | 13:30-16:30 (受付13:00) | 東京会場 | MTJN本社 (地図 PDF:279KB) ホワイトカンバスMON-NAKA | 定員に達したので締め切りました |
7/19(水) | 13:30-16:30 (受付13:00) | 福岡会場 | 八百治博多ホテル 会議室AB | MTJN福岡支店にお問い合わせ下さい |
7/20(木) | 13:30-16:30 (受付13:00) | 京都会場 | SCREENホールディングス 本社 第1・第2ホール | MTJN京都支店にお問い合わせ下さい |
2017年2月10日のpage2017展クリエイティブゾーンセミナーにおいて、当社のセッション「もう逃げられない!安全なPDF/X-4 & APPE運用のススメ」を行いました、
このセミナーの後半に、ゲストスピーカーとして以下のお二方に現状の取り組みについてご紹介いただきました。その内容を中心にレポートします。
共同印刷株式会社
情報コミュニケーション製造事業部 製造技術部システム設計課
松永 英丈 様 (写真:左)
株式会社DNPメディア・アート
生産革新推進本部 生産革新推進センター
プリプレスソリューショングループ
車田 幸代 様 (写真:右)
セミナーの前半ではSCREENより、ゲストスピーチでお話し頂く、イマドキのデータ制作とPDF/X-4、APPEの技術的な背景についてご説明しました。この内容については、昨年のAdobe MAX Japanの内容とほぼ同じなので、以下のビデオアーカイブを参照してください。
・【Adobe MAX Japan 2016】
[YouTube]フォーマットの変更から広がる印刷の表現―今までの感謝を込めて、PostScriptどうもありがとう!」
この前半部分のポイントとしては以下の2点になります。
■PDF入稿もネイティブ入稿も許容し、着実に実績を増やす
・PDF/X-4、APPEに最適なデータ制作を推進し、データ入稿に対応
・PDF入稿だけでなく、ネイティブ入稿でもPDF/X-4に変換してAPPEに最適な安全なデータであることが重要
(制作側と印刷側で相談して決める)
・いきなり全面的な移行を行わず、個別案件ごとに相談しながら始めて着実に進めていく。
■最適なデータとは
・オーバープリントの設定が正しいこと
(オーバープリントの設定を活かし、自動墨ノセを行わない)
・透明の分割統合が行われていないこと
(EPS/PS/PDF-X-1aを使わない、ネイティブデータを貼る)
それ以外にも「ページ原点を正しく指定する」(アートボードツールを使うなど)、「特色は本当に必要な所だけ使う」などは時間の関係で省略しましたが、同じくらい重要です。
■共同印刷株式会社 松永 英丈 様
・松永さまから簡単に会社紹介がありました。「あまり知らないかも知れませんが…」(この業界で知らない人なんていませんが…)「少年ジャンプも刷っています。」と紹介いただきました。
〇松永さまの担当業務
・同社とそのグループ会社の製版から刷版までトータルに含めたワークフロー構築の責任者として従事されています。
・取引先や営業、製造現場まで含めて、安全な運用を守るための技術的な指導されています。
・松永さまはこのPDF/X-4への移行について「そろそろEPS運用を卒業し、Photoshop、Illustratorもネイティブ形式での運用が進んでいけばいいと考えています」と言われています。
以下、松永さまのスピーチの要約です
〇PDF/X-4の対応状況
・対外的なPDF/X-4入稿については、既に定期案件を中心にPDF入稿全体の1~2割程度対応を行っています。
・社内運用では古いアプリケーションのデータを除き既に2年ほど前からPDF/X-4運用への切り替えを進めています。
・共に「ノセ活き」「透明活き」の運用を実践しています。
・実際の運用の切り替えでは、協力印刷会社さまとOutlinePDF-Adv.の受け渡しを行っても、高い再現性が求められます。受け取り側RIPのバージョンが古いと出力結果が保証されないので、同じRIPシステムを使うだけでなく、バージョンやパッチの適応状況まで慎重に確認しています。
〇運用変更したきっかけと注意点
・PostScript系の運用は過去は安定していましたが、アプリケーションの高機能化やデータの複雑化より正しい結果が得られない事例が増え、それらのデータはAPPE処置だと正しい結果が得られることが多くなってきました。
・特にPDF/X-4運用では印刷側の運用と制作側のデータの両面の対応が必要で、SCREENやAdobeの協力も得ながら進めていきます。
・PDF/X-4の場合、含められたRGBデータが、意図通りなのか、変換忘れなのか判断できず、確認のため処理が遅れることがあります。
・PDF/X-4入稿の際は、データに問題ないか確認しますので事前に相談してください。
■株式会社DNPメディア・アート 車田 幸代 様
〇会社紹介
・幅広い業務内容の中から、撮影スタジオ、フォトレタッチ、複製原画(プリモアート)など同社の画像処理・フォトレタッチ技術を活かした事業展開が紹介されました、
〇車田さまの担当業務
・大日本印刷に入社後、プリプレスの技術担当として従事、その後、組織変更により、プリプレス業務はそのままにDNPメディア・アートの所属になり、現在もプリプレスワークフローのスペシャリストとして活躍されております。
以下、車田さまのスピーチの要約です
〇PDF/X-4への移行を行う上での壁となった原因
・制作時の出力設定や環境が不明で、見本としての(例えばCPSIによる)出力と、実際の(例えばAPPEによる)RIP処理結果に差異が発生するリスクや懸念がありました。
・透明が使われたデータなのにEPS保存されている。本来はネイティブを使わないと透明が活かせない。ストリークなどの原因になるデータがありました
・透明を活かすためには、制作だけでなく、製版から刷版まで一貫した運用管理を行う必要があります。RIPシステムやRIPバージョンが異なると、同じ出力結果が得られるとは限りません。一貫した運用管理が大切です。
〇なぜPDF/X-4の“壁”を打破することを検討したのか?
・透明効果が「あたりまえ」に使われる様になりました。
・品質を向上する(ストリークの発生を防くなど)
・データ処理を効率的にするには透明保持が必要になります
・透明を活かした運用には、各工程の留意点についても正しい理解が新たに必要となりますが、それ以上のメリットが得られると判断しました。
〇DNPメディア・アートの技術対応状況
・全ての処理がAPPEであることが前提となる「APPE完結処理ルート」運用を進めていきます。
・既に社内運用を始めています。
・今後、標準運用として水平展開を図ります。
・現時点においては、個別対応となるので、事前に問い合わせてください。
〇まとめ
・DNPメディア・アートでは入稿データ作成ガイドを準備しています。その作成ルールを事前に確認してください。
・データ作成環境をご確認ください。
・直近のPDF/X-4入稿、および特殊なケースは事前にご相談ください。
■アドビシステムズ株式会社 岩本 崇 様
・セッションの最後にアドビシステムズの岩本さまにもご登壇いただき、大手印刷会社さまが、新しい運用を推進していくことに大きな意義があり、AdobeとしてもSCREENと共にサポートを継続していきたい、とお話になりました。
セミナー直後に、Adobeから以下のレポートが公開されました。
・[Adobe Creative Station] プリプレスワークフローの変化、共同印刷とDNPメディアアートはPDF/X-4運用へ
■セミナー全体としてのまとめ
このセミナーにおいて、松永さま、車田さまにお話しいただいた意義はとても重要です。
透明を活かした運用への変更は、Mac OS 9、QuarkXPress、Illustrator 8からの「環境の移行」に続く、最大の「ワークフローの移行」が本格的に行われる事を意味します。
当日、現場で受講いただいた約210名(たくさんの立ち見のお客様がおられました。お疲れのところ申し訳ありませんでした)の方々だけが知っていても、その意義を十分に活かすことはできません。より広くさまざまな立場の方々に前向きに理解頂く事で、その効果が最大限に活かせると考えており、その努力を続けていきます。
1月24日(火)にモリサワ 新春展「MORISAWA FAIR 2017」の特別企画セミナー
2月10日(金)にpage2017展のクリエイティブゾーンセミナー
に出演します。最新情報やセッションの内容の案内はリンク先のWebサイトをご参照下さい。
■モリサワ 新春展「MORISAWA FAIR 2017」
主催:株式会社モリサワ
日時:2017年1月24日(火)・25日(水)
場所:株式会社モリサワ本社 4F 展示・セミナーホール
タイトル:制作と印刷の相互理解で「正しく刷れる」DTPの運用ポイント(1月24日(火)15:10~16:40)
※無料ですが、事前申し込みが必要です。
■page2017クリエイティブゾーンセミナー
主催:JAGAT
日時:2017年2月8日(水)~10日(金) スケジュール
場所:サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO
展示ホールD(文化会館2F)
クリエイティブゾーン
タイトル:もう逃げられない!安全なPDF/X-4 & APPE運用のススメ(2月10日(金)12:55~13:45)
※事前申し込みは不要です。
Page 2017展は入場料1,000円ですが、Webで展示会無料招待券登録することで無料になります。twitterのハッシュタグは #page2017_czs です。
■当社ブースのご案内
出展社:(株)メディアテクノロジージャパン
場所:展示ホールC(文化会館3F)C-5
上記セミナーはやっていませんが、製品に詳しいスタッフがお待ちしております。ぜひお立ち寄りください。
本年もたいへんお世話になりました。2017年もどうかよろしくお願いいたします。
2016年11月5日(土)に開催される名古屋DTPの勉強部屋主催の第41回勉強会に出演します。
最新情報はリンク先のWebサイトをご参照下さい。
■第41回勉強会
主催:名古屋DTPの勉強部屋
日時:2016年11月5日(土)14時00分~18時45分
場所:ウインクあいち 小ホール
担当セッション:Session 2 15:30~16:40
タイトル:制作と印刷の相互理解で「正しく刷れる」DTPの運用ポイント
概要:DTP出力の基本に立ち返りつつ、知識を知恵として活かせる深い理解を目指します。
詳細はWebサイトをご参照下さい
9月2日(金)に東京ビッグサイトで開催されるAdobe MAX Japan 2016のブレイクアウトセッションにてセミナーを行います。
最新情報はリンク先のWebサイトをご参照下さい。
2016/8/13頃に参加登録受付は終了していました。
■Adobe MAX Japan 2016
主催:アドビ システムズ 株式会社
日時:2016年9月2日(金)11:00~20:00
場所:東京ビッグサイト (アクセス)
担当セッション:SESSION [E-23] 16:05~16:55
タイトル:フォーマットの変更から広がる印刷の表現 - 今までの感謝を込めて、PostScriptどうもありがとう!
概要:
Adobeの岩本さんと共にDTPの黎明期からの歴史を振り返りつつ、それを踏まえたイマドキのDTPの新常識を提案します。
×Illustrator 8形式のEPSで入稿する
×文字はアウトライン化する
×DTPアプリケーションからPostScriptでプリントしている
これらの運用は、Illustrator 8やQuarkXPress 4.1が全盛期であった 20世紀なら間違っていません。
しかし21世紀、「透明」の登場で、これらの常識が一変します。
IllustratorCC 2015で制作していても、Illustrator 8形式のEPSに保存しては意味がありません。
せっかく制作した作品の予期しない結果は、制作側と出力側が互いにどの様な事を行っているか、ほんのチョットを知るだけで、その多くが防げます。
この運用の変更には慎重な業界、21世紀になって15年あまり、いよいよ状況が大きく変化します、
相互理解のための「ほんのチョット」を知って、大きな変化に備えましょう。
twitterのハッシュタグは #maxjp です。
[お知らせ] | 固定リンク|EQUIOS/Trueflow出力の手引き 第16版 (PDF/26MB) | EQUIOS印刷ユーティリティ Rev1 (ZIP/776 KB) | |
DTPアプリケーションからEQUIOSやTrueflowに出力する場合のオペレーションと注意点をまとめたドキュメントです。詳細説明 | EQUIOSやTrueflowに最適なデータ出力を行う為のDTPアプリケーション向け設定ファイルです。詳細説明 |
4月16日(土)に大阪で開催されるDTPの勉強会に講師として参加します。(事前の申し込みが必要です)
page2016展のセミナーの説明がヘタで非常識に長いエントリーに補足し、実例のデモを増やした内容となります。
最新情報はリンク先のWebサイトをご参照下さい。
■第22回勉強会
主催:大阪DTPの勉強部屋
日時:2016年4月16日(土)14:00~18:30 (13:00 open)
場所:クリエイティブネットワークセンター大阪
メビック扇町 交流スペース(会議室)
タイトル:「印刷できるDTP」~透明とオーバープリントとRGBとCMYK~
当社のお客様だけでなく、多くのデザイナー・制作者・印刷会社の方々の参加もお待ちしております。