【人と仕事】

Interview

半導体製造装置の生産性向上により
便利で豊かな生活を追求したい。

株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ

W.Kさん

洗浄技術統括部 制御システム技術部 装置技術二課
理工学部 情報メディア学科卒業/2018年入社

#01

設計・開発から実装、テストまで
一貫した業務に責任を持って従事。

一度に多数のウエハーを処理できるバッチ式洗浄装置(以下バッチ装置)は、半導体業界の生産性向上とコスト削減を実現するもの。私はこの装置の搬送系ソフト担当として、主に3つの業務に携わっています。1つめの新機能開発では、顧客の要求に基づいて設計・開発を行い、設計書の作成から実装、テストまで一貫した重要な責務を担います。2つめの受注業務は、現地法人と新規装置の購入や既存装置の改造に関する窓口業務を担当。英語が基本のため、細かいニュアンスをくみ取ることが難しく、他の部署と連携しながら要求を実現しています。3つめの装置の障害調査・修正では、お客さまに納品した装置にトラブルが発生した際、装置が記録しているログから挙動を確認し、原因を調査。装置が止まるとお客さまの生産に影響を及ぼすため、スピード感を持って取り組んでいます。

#02

困難に直面したときこそ、
慎重に取り組むことが大切。

バッチ装置は歴史が古く、既存機能の把握に苦労することがあります。最近の機能であれば設計書がデータベースに登録されているので、すぐに検索できますが、数十年前の機能の場合、資料が残っていないこともあります。開発担当者に話を聞けたらいいのですが、すでに退職していたり、他の装置の開発部門に異動している際には、ソースコードの調査が必要になることも。変更履歴が自分の生まれる前のソースコードでは、当時の設計思想をくみ取りながら調査するため、通常よりも大幅に時間を費やしてしまいます。しかし、この調査をおろそかにしてしまうと似たような機能を開発することになり、無駄な工数が掛かるだけでなく、不具合の原因にもなり兼ねないので慎重に調査を行っています。

#03

技術者として早く独り立ちをし、
難易度の高い仕事に挑戦したい。

モノづくりで社会の役に立ちたいと考えていた私は、就職活動ではメーカーを志望。なかでも半導体製造装置メーカーのSCREENであれば、半導体を使用している製品のコストを下げることができ、より多くの人が便利なものを手軽に購入できる。そんな思いで入社を決意し、現在も当時の気持ちを忘れることなく、仕事に取り組んでいます。これからの目標は、搬送系ソフトの主担当になること。私は補佐的な役割を担い、難しい案件や仕様に関する質問などは、先輩方が担当しています。社内の世代交代に伴い、若手の活躍が期待される今、早く独り立ちをして、難易度の高い仕事も任せてもらえるように日々精進を重ねています。

#04

社風について

私は二次面接のとき、遅刻をしてしまいました。交通費の精算で判子が必要でしたが、面接会場に入る直前に忘れていたことに気づき、慌てて近くのお店を走り回って探したのです。結局判子を見つけることはできず、汗だくでの状態で面接を受けることに。その事情を聞いた面接官は、怒るどころか笑い流し、上着を脱ぐよう配慮してくれました。面接担当者だけでなく、実務でも先輩方はとてもやさしく、仕事がしやすい環境だと感じています。また、挑戦しやすい会社であることも特徴です。私の主業務は搬送系ソフトですが、電気とソフトのインターフェース改善プロジェクトにも参加して視野を広げています。

OFF TIME

妻と出かけたり、料理の下準備をするのが休日の日課です。私はフレックスタイム制度を利用し、出勤・退社時間を遅めにずらしてるので、普段の食事は妻が用意しています。その負担を少しでも減らそうと、食材を切って冷凍したり、お米などの重い食材を買いに行っています。独身時代は1週間ずっとカレーを食べていたこともあったので、料理を作ってくれる妻にはとても感謝しています。

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