【事業と技術】

技術はいつも、社会とともに

SCREENグループが誇るコア技術、
「表面処理技術」「直接描画技術」「画像処理技術」。
これらがどのようにして磨かれたのか、辿っていきたい。

これまでの変遷

幕府政治が終わりを告げ、
新たに明治の世が明けた1868年。
SCREENグループの前身である、
石田旭山印刷所が創業した。
これから起きる大きな時代の変化を前にして、
SCREENの技術と事業は、ここから大きな
変化と飛躍を遂げていくこととなる。

Phase.1

わが国に、最先端技術を

世界が混迷を極めた1930~1940年代。
明日がどうなるか見えないなかだからこそ、
外国に頼らない、高度な技術の国産化が叫ばれていた。

その頃のSCREEN

SCREENグループの前身である石田旭山印刷の研究部門が、写真製版用ガラススクリーンの国産化に成功したのは、そんな時代だった。この技術が、後のSCREENグループの発展の礎となっていく。

Phase.2

画像技術を、
もっと当たり前に

印刷がより市井に広まってきた当時。
石版印刷から金属版印刷へと移行するなど、
技術進化がどんどん進んでいった。

その頃のSCREEN

1943年に大日本スクリーン製造設立、当時の社会ニーズの変化を見据え、印刷製版機器の開発・製造を開始。1946年より、写真製版用機器の総合メーカーを目指していった。

1946製版機器の第1号となった
木製製版カメラ

Phase.3

豊かさを、日本の復活のカギに

戦後復興から始まった高度経済成長は、
日本の人々の暮らしを大きく変えていく。
なかでも、カラーテレビはその象徴となっていった。

その頃のSCREEN

ガラススクリーンの製造技術である「フォトリソグラフィー」を応用し、カラーテレビ用シャドーマスクや金属メッシュなどの電子産業用部品に進出。高まる経済需要に向け、新分野で「最先端」を追求していった。

1960独自の技術によって
開発に成功したシャドウマスク

Phase.4

技術革新で、
市場経済の成長を

テレビやカセットレコーダーなど、
エレクトロニクス製品がどんどん日常にあふれていく。
これを大きく後押ししたのは、
プリント回路の発展だった。

その頃のSCREEN

超精密自動製図機を1970年に開発したSCREEN。これによって、プリント基板関連機器事業に本格参入。さまざまなエレクトロニクス製品の量産に大きく貢献し、技術が身近な現代社会の基礎を築いていった。

1970プリント基盤業界参入の突破口を開いた
超精密自動製図機 AD-401

Phase.5

次代の最先端に、目を向けて

ムーアの法則に沿うように、
半導体技術が大きな発展を進めていく。
エレクトロニクスが、産業のカタチを変えようとしていた。

その頃のSCREEN

こうした情勢を見据え、半導体技術に次の活路を見出そうと、SCREEN初の半導体向けプロセス装置を開発。この判断が、現在の主力である半導体製造装置事業へとつながっていく。

1975当社初の半導体向けのプロセス装置
ウエハー腐食(エッチング)機 EMW-322

Phase.6

社会を、もっと便利にするために

コンピュータの進化と普及が見えはじめた1970年代半ば。
技術革新の足場が、大きく変わろうとしており、
ディスプレイもまた、大きな進化の途上に立っていた。

その頃のSCREEN

液晶事業参入の先駆けとなった、キャリア―式表面処理装置を開発。これが現在のウェットステーションの原型となり、ディスプレイ製造の進化を大きく後押しした。

1976液晶事業参入の先駆けとなった キャリアー式表面処理装置

技術マッピング

ガラススクリーンを起点とし、“今”だけに
捉われない「思考展開」の精神で、

事業・技術を広げ、変化していったSCREEN。

だが、いつも変わらなかったのは、
その時代の社会を見据え、
「最先端」で応えるという思いだ。

SCREENの技術と事業の変遷

そして磨き上げた、SCREENのコア技術

こんなところにSCREEN !?

そして現在、多くの技術が
当たり前にある社会に。
事業・技術を広げ、変化していったSCREEN。

そのさまざまなところで、
SCREENの技術によって生まれた製品が、
人々の暮らしを便利で快適なものにしている。

左右にスワイプし、アイコンをクリックすると詳しい内容がご覧いただけます。

飛行機
100万点以上の部品でつくられる飛行機。さまざまな技術が詰め込まれているが、電子部品は安定飛行のための最重要パーツだ。SCREENの技術はこんなところにも生かされている。
デジタルカメラ
高画質で高機能な撮影が実現できるデジタルカメラ。それを大きく支えているのがイメージセンサだ。そのイメージセンサの製造にも、SCREENの製品が使われている。
クルマ
数万点もの部品によってつくられるクルマ。それらの部品に傷や欠けなど不具合がないか、SCREENの製品が自動で検査し、人々の安全を支えている。
ゲーム機
いまや世界中で世代を問わず人気を呼ぶ、ゲーム機。その進化をもたらしてきたのは、半導体技術だ。SCREENの技術も大きく進化することで、半導体製造を大きく支えてきた。
PC
液晶や半導体、プリント基板など、多くの電子部品で構成されるPC。その多くの製造にSCREENの技術は貢献しており、新技術を検討する際は、SCREENの知見も多く求められている。
食品パッケージ
印刷はいまや、紙以外にも行われており、その代表的なものが食品パッケージだ。SCREENはインクジェット技術を発展させ、食品パッケージの印刷に大きく貢献している。
医療機器
がんの創薬研究や再生医療研究に貢献する高速3D細胞スキャナー、錠剤に文字を印刷するインクジェット式錠剤印刷機など、医療分野においてもSCREEN製品が使われている。
スマートフォン
スマートフォンは液晶や半導体、プリント基板など多くの部品が組み込まれている。これらの製造にSCREEN製品は欠かせず、SCREENの技術なしではスマートフォンはつくれないのだ。
広告
駅構内や電車・バス内など、多くの人の目に触れる場所に設置される屋内広告。その印刷にはデジタル印刷機が主に用いられており、この機器開発をSCREENが手がけている。
道路標識
道路標識は運転中に見るため、誰もが見やすく分かりやすいものでなくてはならない。そのために多くの標識で採用されたフォントが、SCREENが手がける「ヒラギノフォント」だ。
本ができるまでには、データ処理から製版、印刷、後加工と複数の工程を必要とする。SCREENは、各工程で使われる印刷関連機器を製造しており、CTP装置では世界シェアNo.1を獲得している。
テレビ
映像を映す液晶、その製造をSCREENの技術が大きく支えている。その技術の歴史は長く、初期のブラウン管の時代からセットメーカーとともに試行錯誤を繰り返し、今に至っている。
ドローン
撮影の自由度の高さから、世界中で注目を浴びるドローン。高画質を実現するイメージセンサに加え、安定飛行を支えるための半導体など、その多くの製造にSCREENは貢献している。