【人と仕事】

Interview

生産技術の立場から
高い品質と生産性を担保する。

株式会社SCREENグラフィックソリューションズ

O.Sさん

商品質保証部 品質保証一課
工学部 機械システム工学科卒業/2014年入社

#01

多くの部門と連携しながら生産性と品質の向上を図る。

CTP「PlateRite Ultima 24000N」の生産ライン組立を担当しています。組立作業が正しい手順で行われているかを点検して不具合や問題点がないかを検証し、問題を発見した場合は速やかに是正につなげる取り組みを行います。例えば、生産ラインの作業内容を改善する場合は、問題点を明らかにしてほかのメンバーに報告し、改善案を協議して、それを現場へ周知します。高い品質を満たした製品を安定して生産するには、日頃から異なる部署と連携することが不可欠です。しかし、専門分野や立場の異なる相手に正しく情報を伝えることは思った以上に困難を伴うため、疑問点はすぐに相談して解消しながら、必要な情報を必要な人に正確に伝えた上で行動するよう心掛けています。

#02

不測の事態への対応を通して
意思疎通の重要性を実感。

以前、生産ラインの立ち上げを実施した際、新しく追加された調整作業手順の事前検討が不十分で、製品の調整において要求基準を満たせない事態に陥ったことがあります。そのため、組立の本格稼動が始まる直前の段階で手順を見直す必要が生じてしまい、検証もやり直すことになりました。期日に間に合わせる必要があったため、CTP商品開発部のメンバーにも協力を依頼し、共同で検証に取り組むことで、何とか予定していた期間内に要求基準を満たす製品調整を行うことができました。その時、「なぜ調整がうまくいかなかったのか」「どうすれば改善できるか」といった自分の考えを他者に伝え、協議して問題解決に取り組む大切さを実感し、その後の成長につなげることができました。

#03

アイデアを形にできる生産管理者になることが目標。

今後の目標としては、生産効率を上げる手法を自分のアイデアで形にしていきたいと考えています。具体的には、製品の生産をより効率化する治具(生産専用の工具)設計や、不具合をより早く確実に解決するための品質管理手法の実現に取り組んでいます。また、技術を先輩から吸収しながら仕事のやり方を改善し、次の仕事に生かすよう努めています。現場と密に関わりながら問題を解決し、生産性や品質の向上を図る生産管理は、モノづくりメーカーにおいて必要不可欠な仕事です。SCREENの高い技術力を生かした製品を世の中に届けるための仕事に誇りを持っています。

#04

社風について

新人にもチャンスが与えられるオープンな社風だと実感します。また、尊敬できる先輩が多く、何か問題が発生しても経験を生かして臨機応変に対処する姿は憧れそのものです。自分にとって、将来こうありたいという、理想の技術者像を体現している方から多くのことが学べる環境で仕事ができることを幸せに感じています。

OFF TIME

ロードバイクで遠方への旅に挑戦するのが好きです。前回は鹿児島までフェリーを乗り継いで自転車旅行をしました。今取り組んでいる仕事が軌道に乗ってきたら、次の遠征の計画を立てて、再度遠乗りに挑戦しようと考えています。

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