【人と仕事】

Interview

製品受注のチーム全体を指揮し、
将来的な戦略にも携わる。

株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ

S.Rさん

洗浄技術統轄部 製品設計一部 インテグレーション技術五課
理工学研究科 機械工学専攻修了/2018年入社

#01

設計、製造、サービスの各部門と
関わり、滞りなく業務を遂行。

ウエハー洗浄装置「スピンスクラバ」の機械設計部門で、新規受注・改造対応に携わっています。新規の受注や装置改造の検討依頼が発行されると、機械・電気・ソフト・プロセスの設計メンバーを集めて仕様検討・確認を行い、部品費や設計費などの見積りを作成。正式に受注が決まってからは、各種図面を揃えて調達部門に部品の手配を依頼します。私たち設計部門の仕事は手配で終わることなく、製造部門の問い合わせ対応や改造手順書の作成、装置出荷後には現地サービス担当者のフォローやお客さまの問い合わせにも素早く対処。トラブルの原因と発生のメカニズムを探りながら対策を考案したり、お客さまの要求に応じて特注の開発設計や評価を行うこともあります。ほかにも装置に搭載されている部品が生産中止になった際には、各メーカーへ問い合わせて代替品の選定、評価と再検討を行い、お客さまに提案をします。

#02

広い視野を持ち、長期的な戦略や
展開も深く考えていくことが大切。

常に「視野を広く、考えを深く持つ」を心掛けています。この仕事は、個人プレーでは成り立たないため、広い視野を持つことが不可欠。機械設計にとってベストの提案でも、ソフト設計において大規模な開発になったり、製造部門では組み立てが難しくなることも大いにあるからです。どの部署がどのような対応をするのか、納期に無理がないか、顧客の要求にマッチするのか……とさまざまな視点から考えを巡らせます。また、開発する装置は1台限りではないため、長期的な視点で見ることもポイント。最終的な価格設定や今後どうビジネスを展開していくのか、その戦略を深く考えることも必要になってきます。すべてのプロセスを俯瞰的にとらえ、将来を見据えながら「SCREENとして最適なソリューションが何か」を意識して設計に取り組んでいます。

#03

各部門の働きやすさを考慮した
設計改善で効率化やミス削減を。

担当の特定機種に関して、設計的側面から改善を進めていくことを目標としています。装置開発の時点で、製造部門や現地サービスでの作業性・メンテナンス性のすべてに考慮した設計の実現は、非常に難しいことです。しかし、難易度が高くなれば時間や手間が掛かり、ミスの原因にもつながります。それらを回避するためにも製造部門や現地サービスの意見を集め、作業やメンテナンスが容易で効率化の図れる構造へと設計改善を進め、製品の品質や顧客満足の向上、会社の発展につなげていきたいと考えています。

#04

社風について

SCREENの特徴は、新人にも活躍の場を与えてくれることです。先輩方のサポートを受けながら、基本的には自分でスケジュールや方針を練り、設計や検討に取り組んでいきます。同時並行で複数の業務を進めるため、効率的な動きが重要になりますが、先輩からは技術面に加えてうまく仕事を切り回すコツも教わってきました。気軽に質問や相談をしやすい雰囲気があり、先輩や上司だけでなく、他部署にも声を掛けやすい職場だと感じています。もし、その人がわからない内容であったり担当外の分野でも、知ってる人や担当者を紹介してくれる。そんな風通しがよく、やさしい人たちに囲まれた環境がとても好きです。

OFF TIME

冬は同期や他部署の先輩と一緒に、趣味のスノーボードを楽しんでいます。滋賀県内や近隣の岐阜県のスキー場が中心ですが、天候やゲレンデのコンディション、滑りごたえのあるコースを求めて、遠方の長野県のスキー場まで足を延ばすこともあります。冬以外の季節には、芝生でのオフトレーニング、近隣の屋内スキー場に行き、体が鈍らないように心掛けています。

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