【人と仕事】

Interview

新規事業の共同研究を通じて
医療に役立つ技術を確立する。

株式会社SCREENホールディングス

H.Mさん

第三技術開発室 開発三課
生命医科学研究科修了/2019年入社

#01

画像処理のコア技術を生かし、
医用画像の解析手法を開発。

ライフサイエンス分野の開発プロジェクトにて、医用画像の解析手法の開発および解析に携わっています。私の担当業務は共同研究のため、週の半分以上は共同研究先に出勤。医用画像を使い、Deep Learning(深層学習)の技術や当社のコア技術である画像処理技術を活用して、画像解析を可能にするための手法の確立に取り組んでいます。このプロジェクトは新規事業ということもあり、事業力の強化や新規案件のビジネス化に向けた動きも活発で、技術面以外にも学ぶべき分野が多岐にわたることが特徴。加えて、ユーザでもある共同研究先の先生方から直接意見を聞きながら研究開発を進める貴重な機会を得ています。このことが、現在の仕事の魅力につながっています。

#02

自社と共同研究先の理解を深め
意思疎通を図ることが課題。

この仕事を通じて感じるのは、意思疎通の難しさです。私はライフサイエンス系の共同研究先と仕事をしていますが、SCREENは工学系に属する会社。そのため、共同研究先と当社の技術者とでは考え方が大きく異なり、わかりやすいと感じるポイントや知りたい内容、基盤となる知識も当然ながら違いがあります。両者のことをきちんと把握していなければ、適切な対応を取ることができないため、その点が共同研究の大変なところです。今も試行錯誤を繰り返す中で上司のサポートを受けながら「自分に何が求められているのか」「どのように説明したら伝わりやすいか」を意識し、報告や業務を行うように心掛けています。加えて会社側と共同研究先側の考え方を知り、理解を深めていくために、それぞれの基礎知識を身に付ける必要性を感じ、日々勉強に励んでいます。

#03

あらゆる知識や技術を身に付け
広い視野で判断のできる技術者に。

SCREENに入社したのは、工学系に主軸を置きながらライフサイエンス系に参入していたことが、決め手の一つになりました。もともと「人の役に立っている」ことを明確に感じられる仕事がしたいという思いがあり、その筆頭となるのが医療分野だったのです。入社2年目の今は、あらゆる知識や技術を吸収していく時期。先輩方を見ていると知識が足りず、狭い考え方しかできていないことを痛感します。技術面に関わる知識だけでなく、ビジネス系の思考、特に医療関係の仕事で重要となる法律の捉え方なども身に付け、広い視野で総合的に判断できる技術者を目標にしています。

#04

社風について

制度面と環境面において、自由な働き方ができる会社です。制度面は、フレックスタイム制度や育児休暇などの福利厚生が充実しているので、自分の生活スタイルに合わせた働き方が可能。男性の上司や先輩も育休を取得し、大変な時期に奥さんに寄り添い、しっかりとサポートをしています。一方、環境面では若手が改善案を提案したり、上司と反対の意見を述べたとき、必ず耳を傾けて考慮する風土があります。もし、意見が採用されない場合でも、その理由をきちんと教えてくれるので、その後の仕事に生かすことができます。

OFF TIME

旅行が好きなので、休日は一人旅をしたり、友達と旅行に出かけることが多いですね。写真は、中学・高校時代の友達とハワイに行ったときに撮影したものです。友達とはつき合いが長く、何でも話せる遠慮のない間柄。長期旅行でしたが疲れることなく、最後まで充実した楽しい日々を過ごすことができました。いくつになっても、このようなつき合いを大切にしていきたいですね。ちなみに家にいるときは、家事をまとめて行ったり、本を読んだりしています。

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