【人と仕事】

Interview

さまざまな経験を生かしながら
新しい機能開発を目指す。

株式会社SCREENファインテックソリューションズ

Y.Tさん

ディスプレー事業統括部 技術部
理工学研究科 電子システム専攻修了/2017年入社

#01

巨大な装置を周囲と連携しながら設計。

テレビやスマートフォンなどのディスプレーを製造するための装置「コーターデベロッパー」の電気系の設計・開発を行っています。コーターデベロッパーはとても大きな装置で、それぞれの処理ごとにユニットが分かれているのですが、私はレジスト(感光液)をガラス基板上に塗布するためのコーターユニットの電気回路の設計に携わっています。この装置はお客さまごとに装置の構成や機能が細かく異なるため、要望に合わせた設計が必要になってきます。そのためにも設計は自分一人で行うのではなく、課のメンバーとも十分な打ち合わせを行いながら関係者と連携し、作り上げていくことが重要です。

#02

蓄積されてきた情報と知識を生かす。

設計は、お客さまのご要望に対して一から始めるのではなく、上司や先輩たちが設計してきた装置を参考に行います。入社後、初めて担当した装置はさまざまな部分で既設のものから流用することが可能であったため、設計は比較的簡単なはずでした。しかし、業務工程に関する知識不足や他課とのコミュニケーション不足などにより、納期ぎりぎりに設計する結果に。その焦りもあって、簡単な設計ミスを見落としてしまいました。最終的には納品前にミスを解決することができたのですが、この失敗以来、納期を常に念頭に置き、何をわかっていないのかを早めに自覚して情報収集を行うとともに、他課への情報伝達を意識した業務を行えるようになりました。

#03

新機能を生み出せる開発者を目指して。

普段自分でも使っているスマートフォンやテレビなどのディスプレーが、私たちが設計した装置で製造されていることがやりがいにつながります。特に、私が担当する装置はディスプレー製造の中でも重要な役割を担っているので、その設計に携わっていることは誇りです。将来的にはコーターユニットの新たな塗布技術の開発を手掛ける技術者になることが目標。そのためにも、先輩たちが設計してきた装置の構造をしっかりと理解するよう努力しています。すべてを理解することは大変ですが、新たな機能の開発には乗り越えなければならない課題だと考え、日々勉強を続けています。

#04

社風について

まだ2年目ですが、若手にも多くのチャンスが与えられる環境だと感じています。また、わからないことがあっても先輩や上司に質問しやすいという風土も気に入っています。フレックスタイム制度を利用できることや、休暇を取りやすいことなども魅力的です。

OFF TIME

休日は趣味のバスケットボールで汗を流してリフレッシュしています。現在は社会人サークルに所属し、定期的に大会などにも出場。また、寮に住む同期と一緒に食事やレジャーに出掛けることも多いですね。

SCHEDULE