【人と仕事】

Interview

多くの知識、技術を取り入れ、
特許取得に貢献。

株式会社SCREEN PEソリューションズ

M.Rさん

商品開発部 機械技術課
工学研究科 機械工学専攻修了/2016年入社

#01

装置の評価・検討から海外でのレクチャーまで幅広く担当。

プリント基板製造工程で重要となる露光装置と検査装置の両方に関わっています。露光装置では光学レンズやレーザーダイオードなどの評価、そして量産化のための効率的な光学ユニットの調整手法の検討や必要な冶具類の設計を担当。検査装置では、最終外観検査装置の機械設計と照明系ユニットの開発を担当しています。検査に必要なIR照明の開発においては、照明仕様の検討評価をはじめ、LED基板・機械部品の設計、安全対策、お客さま先での装置改造、タイや台湾に出向いてのエンジニアへのレクチャーなど、多くの過程に関わることができました。今後は検査装置の新機種に対応する撮像・照明ユニットの開発を担当する予定です。

#02

試行錯誤を繰り返しながら、
自らをレベルアップさせる。

目的に対してアプローチ方法を考え、試作ユニットの設計や評価などを行うというのが基本的な仕事の流れですが、試行錯誤しながら少しずつ答えを模索することが通例です。以前、設計段階でミスのある部品を作ってしまい、思わぬところが干渉したり、想定していた調整ができなかったり、材料の強度が不足したりするなどの失敗を経験。そのときに、解決手段がわからない場合は先輩からの意見をもらうことも大切だと実感しました。シワのような微小な凹凸を見つける検査用照明を開発した際には、多くのアドバイスを基に、工場にある部品を組み合わせて評価ユニットを作るなど、何度も改善を積み重ねてユニットを完成させていき、特許を取得することができました。

#03

世の中にないものを創り出せる技術者になるために。

入社1年目からさまざまな装置の開発に携わってきました。努力の末にリリースできた検査装置のオプションユニットが、初めてお客さま先で立ち上がった瞬間の達成感とうれしさは今でも忘れられません。その後も、ユニットが出荷されるたびにそのことを思い出し、やりがいを実感します。またこの仕事の魅力は、新たな開発に取り組む中で多様な作業に挑戦できるところ。装置開発を続けることで、まだ世の中にはない新しいものを創り出したいと思っています。その目標に向けて今は一つ一つの開発業務を確実にこなしながら、知識と経験を身に付けています。

#04

社風について

新人に対して失敗を恐れずに挑戦させ、失敗経験も含めて本人の成長につなげていく風土があります。上司と部下の壁は低く、しっかりと自分の意見が説明できれば積極的に採用してもらえるので、とても成長しやすい環境だと言えます。

OFF TIME

休日にはバイクでツーリングに出掛けます。最近は部署の後輩とスキューバダイビングのライセンスを取り、海に行くことも。和歌山の白浜の海底に沈没船があるらしいので、いずれ潜りに行こうと計画しています。

SCHEDULE