試しに『ありがとうございました』といった具合に、癖が出やすい仮名文字を画面いっぱいに表示し、少し離れた位置から眺めてみると意外と冷静に文字デザインを見ることができます。【図13】【図14】はヒラギノ角ゴシックW4に用意されている2つの仮名文字を、デフォルトの仮名文字と比較したところです。小さく表示しなくてはならないパッケージの裏面などの説明文には、濁音と半濁音が識別しやすいヒラギノ角ゴシックパッケージ仮名が、効果的になります。
     
     
【図13】上から、ヒラギノ角ゴStd W4、ヒラギノ角ゴパッケージ用仮名W4、ヒラギノ角ゴAD仮名Std W4。パッケージ用仮名はヒラギノ角ゴシック体と比較して濁点と半濁点が大きくデザインされています。また、AD仮名はヒラギノ角ゴシック体と比較して濁点と半濁点を少し小ぶりに、文字の懐は広くデザインされています。  
     
     
【図14】ヒラギノ角ゴ W4、ヒラギノ角ゴパッケージ用仮名Std W4、ヒラギノ角ゴAD仮名Std W4の濁点、半濁点のみを拡大比較した状態。  
     
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