■概要
新しいワークフローRIP「EQUIOS」(イクオス)について、入力できるデータ形式について今一度まとめておきます。
一部でEQUIOSはPDFのみサポートと誤解されていました。
■EQUIOSでサポートしている入力データ形式
・PDF/X-4 オススメ!
・PDF/X-1a
・その他PDF1.3~PDF1.7
・EPS
・PostScript
・OutlinePDF / OutlinePDF-Advance もちろん!
■Trueflowと同じ技術で処理
TrueflowSE Ver7.10以降では、最新PDF処理(Adobe PDF Print Engine使用)においても、PDFだけでなくPostScript / EPSもサポートしています。
EQUIOSも同様に、Trueflowでの技術と実績に基づいてPostScript / EPSをサポートしています。
単に処理できるだけでなく、過去からの整合性も加味したさまざまな工夫をしています。
■入力データ作成手順
EQUIOSにPostScriptを入力する場合のデータ作成手順については、Trueflowと同じなので、Trueflow用に作成されたデータはそのままEQUIOSでも使えます。
PostScript入稿については、公開されているTrueflow出力の手引き 第14版(PDF/15.7MB)を参照して下さい。
EQUIOSに関する新しい情報については、最新版である EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第15版(PDF/24.4MB)も併せて参照して下さい。
15版ではPostScriptに関係する記述は省略されていますが、サポートしないという意味ではありません。この経緯については以前の記事「EQUIOS / Trueflow出力の手引き 第15版 公開」をご参照下さい。
EQUIOSやTrueflowにおけるPDFのメリットをお伝えする事に注力してきましたが、安心できるサポート情報をお伝えする配慮が足りませんでした。
全ての運用をPDFに変えるのは、そんなに簡単なことではなく、スムーズなPDF運用への移行には、従来のデータのサポートも必要と考えています。
もちろん、EQUIOSでもTrueflowでも、技術的に優位なPDF/X-4やネイティブ貼り込み(脱EPS)での運用をお勧めする事に変わりはありませんが、PostScript/EPSに関係する膨大な検証は、EQUIOSでもTrueflowと同じ様に行われています。
安心してEQUIOSの新しいワークフローのメリットを体感して頂ける様、最大限の努力を続けています。