【販売終了】Comicool EX(年間ランセンス版)

豆知識 Part10

Comicool使用上のコツについて、随時、ご紹介していきます。
週に一度のペースで更新してゆきますので、気軽にお読みください!
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2009年8月17日発行
~トーン領域作成機能のコツ(その2)をご紹介~ 編
今回は、「豆知識 Part8」に引き続き、Comicoolを使用したトーン領域の作成方法のコツについてご紹介します。

1. パラメータ設定のコツ


トーンプラグインは、抽出したいトーンに合わせてパラメータを設定しなければ、良い精度のトーン領域を作成することができません。ですが、どのようにパラメータを設定すればよいの?と思われる方もいらっしゃるはず。
下図のサンプル画像は、顔全体には均一のドットトーン、目の部分にはグラデーショントーンが使用されています。この画像のトーン領域を作成する場合を例に、パラメータ設定方法をお伝えします。

図 : サンプル画像
10-1.jpg

(1)トーン最大面積・領域結合度
トーン最大面積は、ドットトーンのサイズ(ピクセル数)を設定します。
領域結合度は、トーンとトーンの距離(ピクセル数)を設定します。
これら2つのパラメータは、トーンを「Ctrl+クリック」すると自動で測定することができます。

図 2 : トーン計測
10-2.jpg
では、どういったトーンを計測すればよいのでしょうか?”最大面積”とあるように、「取りたいトーンの中で最も大きなドットトーン」を測定してください。
例えば図 1の場合、目の中にあるグラデーションの濃い部分のトーンを計測すると、トーン領域をうまく作成することができます(図 3)。
頬の部分の小さなドットを計測すると、大きなトーンを取り残してしまいます(図 4)。

図1:目のトーンを計測図 図2:頬のトーンを計測
10-3.jpg 10-4.jpg

(2)トーン判定許容度
「 [Ctrl+クリック]でトーンを測定しているのに、トーン領域の取り残しが多い…」と思われた方、
トーン判定許容度を大きくして試してみてください。
トーン判定許容度を大きくするとトーンの取り残しが減少します(図3、図4)。
ただご注意頂きたいのは、トーン判定許容度を大きさに比例して取り残しが減少する、ということではありません。
一定値以上大きくすると、その効果がみられなくなります。
トーン判定許容度を大きくしても取り残しが生じる場合は、(1)で説明したように大きなドットを再計測してください。
図3:トーン判定許容度(最小値) 図4: トーン判定許容度(中間値)
10-5.jpg 10-6.jpg

(3)近傍トーンサイズに連動する
「近傍トーンサイズに連動する」は、通常ONでご使用ください。
描画線に付着したトーン判定精度が向上し、描画線に接したトーン領域の作成精度が向上します。

(4)解像度・詳細設定 解像度は、トーン抽出を行う画像の解像度を必ず設定してください。
異なる解像度を指定すると、十分な精度のトーン領域を作成することができません。
Comicool EXご使用時は、画像の解像度は以下のようになります。

Comicool(品質・作業時間重視) → 600dpi
Comicool(特に品質重視) → 1200dpi
Comicool(特に作業時間重視) → 350dpi

詳細設定パラメータは、解像度毎に調整済みです。
解像度を変更すると、調整済みのパラメータに切り替わります。そのままご使用ください。

2.まとめ
最後に、今回お話したコツをまとめます。ぜひお試しください!
・ トーンの計測は、最も大きなドットに対して行ってください。トーンの取り残しが減少します。
・ トーンの計測は行っているがトーンの取り残しが多い…と思われる方は、トーン判定許容度を大きくしてください。
・ 「近傍トーンサイズに連動する」をONにすると、描画線に接したトーン領域の作成精度が向上します。
・ 解像度は正しく設定してください。異なる解像度を指定していると、十分な精度のトーン領域が作成できません。

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次回は、
~塗りつぶしツールと消しゴムツールの併用のコツをご紹介~ 編
をご紹介します。
乞うご期待。

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