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2013年05月16日 | Adobe Creative Cloud (4) - [Illustrator CC] パターンブラシの機能向上

brush.png■パターンブラシでのコーナー自動作成機能
Illustrator CCでは、パターンブラシでのコーナー自動作成機能が新たにサポートされました。従来からあるパターンブラシの機能拡張され、より少ない手順で簡単に出力的にはとても複雑な角や端のパターンブラシを定義できるようになっています。
ブラシパレットも右図の用に、各々のパーツが表示される様になっています。

■出力されるデータ
sample.pngデザインされる時点では右図のように、一つのストロークに対する属性として、言い換えるとアピアランスの一種として、定義されます。
appearance.png

sample2.png出力データとしては右図のように、通常の図形として記述されており、パターンブラシも線のグラデーションと同じ様に、出力時には展開された図形として記述されます。
右図のコーナーがアウトライン表記できないのは、「自動折り返し」の場合パターンを二等辺三角形でクリップしたものを2つ合わせてコーナーを形成しており、展開すると表示上破綻するからです
sample3.png

■パターンブラシオプション
下図がパターンブラシオプションのダイアログです。
一つのブラシのパターンを設定する事で、角の形状が自動的に数種類生成され、その中から必要なものを選択するだけで、従来は非常に手間が掛かった角のデザインを簡単に行う事ができるようになっています。
出力の際には上記の通り全て図形化されます。
オペレーションの詳細はIllustrator CCのドキュメントを参照してください。
pattern_brush_op.png
自動生成の例をレース的なもので示しても分かりにくいので、シンプルな例にしました。

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