永1   あ1   あ2   あ3
             
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永4    
   
   
         
             
       
   
         
    文字文化は京都に多くの起源があり、「千年の都京都」にちなみ弊社オリジナルフォントを《千都》と命名いたしました。

《千都フォントライブラリー》は、1993年「ヒラギノ明朝体」6ウェイト(W3〜8)の発売に始まり、今では本文に最適の「ヒラギノ明朝体W2」も加え、7ウェイトまで拡張しています。また、「ヒラギノ角ゴシック体」9ウェイト、「ヒラギノ丸ゴシック体」4ウェイトとともに、これらの3書体のファミリーは、デザインの統一性を持たせ、豊富なバリエーションを持つ《ヒラギノシリーズ》の中核を形成しています。《ヒラギノシリーズ》は、数々の印刷用書体デザインで実績を持つ字游工房がデザインを担当しており、プロフェッショナルの使用に耐えうる高品質なデジタルフォントに仕上げています。

クラシックな表情を持つ「游築五号仮名」、「游築36ポ仮名」、横組用の「ヒラギノ明朝体横組用仮名」、モダンな表情を持つ「ヒラギノ角ゴAD仮名」、パッケージなど文字を小さく使用しても読みやすい「ヒラギノ角ゴパッケージ用仮名」もリリースし、基本書体のヒラギノ明朝体・ヒラギノ角ゴシック体をより広範囲でご使用いただけるように、仮名書体が充実していることも《ヒラギノシリーズ》の特徴の一つです。

筆書系にも「ヒラギノ行書体」2ウェイト(W4・8)があり、「教科書体」も開発しています。《千都フォントライブラリー》は、高品質で充実した書体群を取り揃え、プロフェッショナルの方々のご期待にお応えできるフォントライブラリーをめざしています。

《千都フォントライブラリー》は、OpenTypeフォント化により、様々な機能とともにパワーアップしました。OpenTypeフォントは、アドビシステムズ社、マイクロソフト社共同開発のクロスプラットフォーム対応のフォントフォーマットです。MacintoshとWindowsといった異なるプラットフォーム間での互換性を著しく向上させ、多言語対応の国際的な文字コード標準であるUnicodeにも対応し、特定の言語環境に依存しないフォント環境を構築できます。Mac OS Xには6書体のヒラギノOpenTypeが標準搭載されています(ヒラギノ明朝 Pro W3・6、ヒラギノ角ゴ Pro W3・6, Std W8、ヒラギノ丸ゴ Pro W4)。

豊富な書体数に加え、20,317グリフのグリフセット(Adobe-Japan1-5)を持つ基本書体ラインナップも《千都フォントライブラリー》の魅力の一つです(ヒラギノ明朝体W2・3・6、ヒラギノ角ゴシック体W3・6、ヒラギノ丸ゴシック体W4の6書体)。このProのグリフセットはAdobe-Japan1-4の15,444グリフを完全に包含するほか、JIS X 0213で規定されている第三水準・第四水準漢字、表外漢字字体表字形を完全にカバーし、さらに電算写植用外字もサポートしています。Stdフォントは、従来のCIDフォントのグリフ(JIS第一水準・第二水準+外字)を包含するAdobe-Japan1-3に準拠した9,354グリフを収録しています。