千都フォント
ヒラギノ行書体
「ヒラギノ行書体」には,細と特太の2ウェイトがあります。この行書体の元字は,毛筆耕の田中馨氏に創作をお願いし,字体・太さ・線質・画質などを整える書体化を字游工房が担当しました。
 行書体は筆文字なので,バランスよく正方形の枠の中に納めるのが難しい書体です。「ヒラギノ行書体」は,仮想ボディという四角い枠の中にあっても伸びやかな筆文字になるよう設計しています。伝統的で毛筆の雰囲気を色濃く残した美しい書体です。
 特太の「ヒラギノ行書体W8」は,太い筆文字の主流を楷書体が占める中で,雑誌・広告用の見出しやタイトル,パッケージおよびテレビのテロップなど,多様な媒体でご使用いただけます。細の「ヒラギノ行書体W4」は,行書体本来の太さで描かれた本文にもご使用いただける書体です(W8は1996年,W4は1998年に発売)。
「ヒラギノ行書体」は,W4・W8ともにStdフォントです。9,354グリフのグリフセット(Adobe-Japan1-3)で構成されています。

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書体総覧
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■関連リンク
→字游工房の仕事 ヒラギノ行書体 (字游工房サイト)
→鈴木勉の本「ヒラギノ行書体 プロデュースした文字」 (字游工房サイト)



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