千都フォント
ヒラギノ明朝体
「ヒラギノ明朝体」はビジュアル雑誌やパンフレット用に開発した明朝体ファミリーで,字游工房が初めて制作したフルセットの書体です(W3〜8は1993年,W2は1998年に発売)。
 書体デザインはフトコロを広めに,字面は大きめ,エレメントはやや単純な方向に,そして重心はやや高めに設定した,都会的でクールなイメージの書体デザインです。写真やイラストの強さに対応できるように濃度ムラを最小限におさえ,同時に多様な濃度の組版結果が得られるように,W2〜8までの7種類のファミリーを用意しています。
「ヒラギノ明朝体W2」は本文用途を意識して仮名の字面をW3〜8より少し小さく設定しています。「り・し・へ」など縦長・横長の仮名の字面を小さく設定して,より本文らしさを強調しています。また仮名の小ささをカバーするために,ふくよかなまきこむような形に変更しています。
 Pro W2・3・6 は20,317のグリフセット(Adobe-Japan1-5)で構成されており,Pro W3・6はMac OS Xに標準搭載されています。

→PDF見本 (196 KB)

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■関連リンク
→字游工房の仕事 ヒラギノ明朝体 (字游工房サイト)
→鈴木勉の本「ヒラギノ明朝体 育てる文字」 (字游工房サイト)



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