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出力の手引きWeb

Adobe Creative Cloud 2020 - サポート開始

2019.12.02

■結論
検証の結果、EQUIOSにおいて以下の運用のもと、Adobe Creative Cloud 2020のサポートを開始します。

■データ作成方法
このサイトの右部からダウンロードできる「EQUIOS出力の手引き 第17版」と「EQUIOS印刷ユーティリティ Rev1」に基づいて作成されたデータはEQUIOS共通であり、Adobe CC 2020でも同じ手順で使用する事ができます。カラープリセット(P83)も忘れずに!

■InDesignの角丸の改善
InDesign 2020では、角丸の形状が不正確である問題が改善されていることがInDesignの勉強部屋で紹介されています。森 裕司さん(Thats)ありがとうございます。
[InDesignの勉強部屋] InDesign 2020 No.01 角丸の問題が解消された
indesign2020_stroke.png処理の改善は好ましいことであるものの、出力側からすると同時に結果が変わる事でもあります。
当社のEQUIOSを用いた出力検証でもこの修正の影響が確認されており、ほとんどの場合は2019と2020の出力結果の違いはわずかなものですが、一部の破線の表現で目視確認できる違いが表れる事例も見つかっています。
この違いはInDesignの表示でも、書き出したPDFのAcrobat表示でも確認できるものであり、RIPの問題ではありません。
この症状は線パネルの「角」の設定が「なし」の場合に顕著ですが、このデータの場合は「角」の設定を「点線の調整」と設定する事で改善します。
結果オーライでスルーされていた旧バージョンからのネイティブデータを更新して使う場合には、線パネルの「角」の設定などに留意が必要です。
今回から「InDesign 2020」とか「Illustrator 2020」の様に「CC」は付かない表記になっているようです。

■EQUIOS推奨バージョン
Adobe Creative Cloud 2020での出力を行う場合は、以下のバージョン以降のEQUIOSをお使い頂く事を推奨致します。これらのパッチの適応につきましては「テクニカルWebサポート」をご確認ください。
 ・EQUIOS Ver7.01 (RIPバージョン「標準」を利用)
 ・EQUIOS Ver6.01 EQ102

■対応Adobe CCバージョン
Adobe CC 2020につきましては以下のビルド以降にアップデートしてお使い下さい。
 ・Adobe Illustrator 2020 (24.0.1以降)
 ・Adobe InDesign 2020 (15.0以降)