そして、実際に他の要素と組んでみた実験が【図07】の状態です。(A)〜(D)は【図06】に連動しています。スペースは十分に用意されているにもかかわらず一定の空間を空けるために、ブロック処理でタイトに詰め込むということ、すなわちデザインの基本であるスペースを贅沢に使うことを意味しています。言い方を変えると、適度な緊張感を作り出すというわけです。これにより、部分的な文字組みなどのデザインに多少の問題が生まれるものの、全体のデザインの完成度は高まります。
       
    【図07】
全体の中での文字ブロックの比較例。(A)〜(D)は【図06】に連動。実際の仕事であれば(C)と(D)の中間あたりに落ち着きそうです。
 
       
     
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