SCREEN

お知らせ

京都dddギャラリーの企画展・鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」において、「ヒラギノ明朝体」の原字展示に協力

2022.01.12

株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、2022年1月15日(土)から京都dddギャラリーで開催される企画展・鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」において、当社が開発・販売するフォント「ヒラギノ明朝体」の原字の展示に協力します。

概要

同企画展では、SCREEN GAの「ヒラギノ明朝体」の開発時(1990年代前半)に制作された原字のうち、漢字・かなを含む約1,000点が初めて一堂に展示されます。原字とは、活字やフォントの元になる原稿のことで、一つ一つ手書きで制作された貴重な資料です。
「ヒラギノ明朝体」は当社が1993年に発売した、ヒラギノフォント初の書体で、現在ではスマートフォンやタブレット、書籍・雑誌などの商業印刷物をはじめ、日常のさまざまなシーンで幅広く利用されています。「オーソドックスでくせがなく、明るくシャープ、現代的」というヒラギノフォントのコンセプトに加え、明朝体ならではの華やかさと優美さを兼ね備えた書体です。今回の展示は、コンテンツの制作シーンに欠かせない存在となったヒラギノフォントの、デザインの源流を体感できる希少かつ貴重な機会となります。
また、同企画展では、「ヒラギノ明朝体」をはじめ100以上もの書体制作に携わってきた書体設計士・鳥海修(とりのうみ おさむ)氏の、これまでの仕事の展覧をテーマに、私たちの生活に欠かせない「書体」が、どのように制作されていくかについて、より感覚的・身体的に伝わるように展示。日常的にデザインに携わっている皆さまはもちろん、より多くの人々に向けて、書体設計やフォントの奥深い世界をご体感いただける企画展となっています。

■ 開催概要
会場:京都dddギャラリー
   (〒616-8533 京都市右京区太秦上刑部町10)
会期:2022年1月15日(土)~3月19日(土)
   [開館時間]11:00~19:00
   (土曜日は18:00まで。日曜日・月曜日・祝日は休館)
料金:入場無料
主催:公益財団法人DNP文化振興財団
公式サイト:
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000784

*ヒラギノは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標です。

この記事のPDF(539.21 KB)

掲載されている情報は発表時のものです。最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。