1976年に当社が初めて液晶ディスプレー製造装置を世に送り出して以来、私たちは約50年にわたりディスプレー業界とともに歩み続けてきました。産業の黎明期から現在に至るまで、技術革新の最前線に立ち続け、ディスプレー産業の発展と成長に貢献してきたことは、私たちの誇りです。その中核をなしてきたのが、「塗る」技術、すなわち塗布技術です。塗布方式は時代の要請とともに多様化・高度化し、精度、生産性、信頼性といったあらゆる側面で進化を遂げてきました。
当社はそれぞれの時代に求められる最適解を追求し、独自のノウハウと開発力を磨き上げながら、常に新たな塗布技術をリードしてまいりました。
ディスプレーは高精細化・大型化・薄型化・フレキシブル化といった進化を遂げながら、人々の生活や社会インフラと密接に結びつく、欠かすことのできない重要なデバイスとなりました。私たちは、その進化が人々の暮らしをより豊かにし、社会に新たな価値をもたらしていると確信しています。いまやディスプレーは、テレビやモニター、スマートフォンといった従来の用途にとどまらず、デジタルサイネージ、AR/VR、車載パネル等へと活用領域を大きく広げています。当社はこれからも、ディスプレーデバイスが目指す省エネルギー化、高機能化・多機能化といった性能向上を実現するためのソリューション提供を使命とし、技術の研鑽を続けてまいります。
さらに、私たちは長年培ってきた塗布技術を、Advanced Package領域にも展開させてまいります。複数の半導体チップを集積することで高性能な半導体を実現することを目指す本分野において、新たな価値創出と技術革新に挑戦します。AIやビッグデータの普及に伴い、より高い処理速度を持つ半導体が要求される時代のなかで、この挑戦が当社の成長のみならず、社会全体の発展につながるよう、私たちはこれからもより良い未来を思い描きながら、技術を磨き続けていきたいと考えています。
先進デバイスの発展を通じて未来をつなぐ――その想いを胸に、新たな可能性を切り拓いてまいります。