同様に【図08-2】では垂直方向を扁平処理し、行間ゼロ空きを作成し、トラッキング設定にて一括処理後に均等ツメを行なってから、仮名文字や句読点前後を手詰めで調整していきます。最終的に、それでもどうしようもなくなってしまう場合は、も時間調整の時と同様に、カタカナの単語やかな文字が続くような箇所のみ水平方向に扁平処理を行ない、むりやり納めることが可能ですがやりすぎてしまうと垂直と水平に扁平をかけてしまうためにその部分だけが扁平前の元の文字の形状に近づいてしまうので注意が必要です。なお【図08-1】【図08-2】では一定のルールを決めた合成フォントで対応しています。
     
     
【図08-2】行間調整
すべてヒラギノ明朝Pro W3/13Q/行送り13H
InDesign CS2で作成
文字送りを[文字パレット/カーニング]で「オプティカル」に設定【図09】
→[文字パレット]設定:垂直比率90%、字送り−40
 
     
→[文字パレット]設定:垂直比率90%、字送り−40に設定して手詰め処理を加えたもの  
     
→【図11】の合字に変更(仮名、半角欧文、半角数字の水平比率を95%に設定)して、[文字パレット] 設定:垂直比率90%、字送り−40、手詰め  
     
     
【図11】  
     
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