タイポグラフィの世界  
     
  ●図5 
秀英舎鋳造部製文堂『明朝初号活字見本』(明治36年9月刊)収録の両仮名見本と漢字。築地活版の漢字・両仮名の書風と大きく異なっていることがわかる。特に曲線を多用する漢字の構成と毛筆手書きの味を色濃く残す平仮名の書風が特長である。