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2009年02月12日 | 文字か消える問題を回避する

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発生頻度としては極めて希ですが、AdobeCS系のアプリケーションからPostScript出力をする場合に、文字単位で消えて出力されないという問題が発生する事があります。
この問題は、そのPostScriptをDistiller 8以前で処理しても再現させる事ができます。同じPostScriptでもDistiller 9では発生しません。
この様な場合、同じドキュメントでもアプリケーションからダイレクトにPDF出力することで、問題を回避する事ができます。
もちろんTrueflowでは「最新PDF処理」で処理する事がオススメですが、「従来PS/PDF処理」でも回避できます。
どうしてもPostScriptで出力をしなければいけない場合(どんな場合だろう?)には、プリントダイアログの「グラフィック」→「フォント」→「ダウンロード」の設定として標準的な「サブセット」から「完全」に変更する事で、問題が回避できる場合があります。
ただし、この「完全」の設定は、一般的にはあまり使用されておらず、実績が十分とは言えませんし、当社でもこの設定での十分な評価は行っていません。
いざと言う場合の最後の手段として試してみる価値はあるかも知れませんが、この設定は推奨できません。
PDFにダイレクトに出力する事が、この問題を回避するための推奨運用になります。

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