ロールtoロール塗工乾燥装置 RT-350M/RT-B350M

固体高分子形燃料電池の電解質膜に、電極触媒を直接塗工・乾燥できる装置です。
2016年の販売開始以来、燃料電池量産ラインに多数ご採用いただいています。

特長

rolltoroll.jpg直接塗工法
ロールtoロールで連続搬送される電解質膜上に、触媒インクをスリットコート法(ダイコート法)により直接塗工・乾燥し、触媒層と電解質膜で構成された燃料電池用電極膜(Catalyst Coated Membrane:CCM)を生産する方式です。

当社は、2013年度からNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成を受け直接塗工方式の開発をスタート。ディスプレー用コーターデベロッパーで培った塗布・乾燥技術とノウハウを活用し、実現困難とされていた、電解質膜に電極触媒を直接塗工・乾燥する技術開発に成功しました。

TR-350m_img01.jpg

 

  1. 高生産性
    ・全プロセスがロールtoロール対応の為、1セル当たりの処理時間を大幅に短縮可能。
    ・従来の転写方式、スプレー塗布方式と比べ十倍以上の高生産性を実現可能。
  2. 電池性能向上
    プレス工程不要の為、ガス拡散性の向上による電池性能の向上に貢献。
    電解質膜を薄く形成できるので、膜抵抗低下し、電池性能を向上できます。
  3. 材料コスト低減
    ・独自の精密間欠塗工処理により高価な電解質膜やPt触媒の材料利用効率ほぼ100%を実現。
    ・触媒は、スリットノズルによる完全密閉状態で塗工処理される為、送液回路での触媒インクの変質・劣化は生じません。
    ・転写方式とは異なり、高価な消耗部材は不要です。
  4. 品質管理
    ・Pt担持量測定、寸法測定、欠陥検出などの検査装置をインライン搭載。
    ・全セルのトレサビリティー管理が可能です。

装置仕様

 型式
RT-350M(片面塗工)/RT-B350M(裏面塗工)
 塗工方式
スリットコート法(ダイコート法)
 基材種類
電解質膜
 対応材料
触媒インク
 塗工パターン
間欠塗工

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