ロールからシート状に切り出したフィルムをロール状のフレキシブル基材に対して精度良く貼り合せを行います。打ち抜き工程、貼り合せ工程、カット工程をライン化しているので、生産の安定性と、生産性の向上に貢献します。主要な部分にモーターを搭載し、TP製造装置で培った多軸の補間制御により、生産安定性及び機種切替の立上げ時間短縮を実現します。
ロール式貼り合せ装置 RL-500F

特長
- 高精度アライメント
CCDカメラにてフィルム及び基材をそれぞれ認識し、±50umの精度で貼り合せます。 - ローラー貼り合せ
フィルム貼付け装置で培ったローラー貼りシステムを搭載し、切り出したフィルムを基材に貼り合せます。
- ロール搬送
基材に傷をつけずに精度よく搬送します。間欠搬送においても適正なテンション管理を行い、傷や伸びを抑えます。 - ナイフエッジ剥離
パンチャーでハーフカットしたロールフィルムからナイフエッジ部でセパレータ―とフィルムを分離させて、シート化されたフィルムを取り出します。 - 打ち抜き
片刃、両刃、金型など精密な刃物加工と打ち抜き技術を組み合わせ、フィルムの仕様に合わせた最適な打ち抜きを行います。
装置仕様
両面貼りタイプと、片面貼りタイプの2種類があります。
型式 |
RL-500F
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糊付きフィルムロール寸法 ※装置内部でシート化します |
幅:498±5mm、外径:500mm以下、厚み:0.05~0.175mm
芯:3inchまたは6inch |
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フィルムロール寸法 |
幅500~510mm、外径:500mm以下、厚み:0.1mm
芯:3inchまたは6inch |
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供給・排出 |
巻き出し・個片抜き(刃型)
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巻き出し・巻取り
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ラミネート |
ローラー貼り
(常温/両面貼り) |
ローラー貼り
(常温/片面貼り) |
アライメント |
CCDカメラと補正軸による光学アライメント |
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アライメント精度 |
±50μm |
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セパレータ剥離 |
ナイフエッジ剥離 |
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マシンタクト |
20sec/□500mm |
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装置サイズ (W×D×H) |
19,350×3,000×2,200mm |
8,650×3,000×2,200mm
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