================================================================================         Varystudio Ver.3.11 パッチ VS022 修正・変更内容         ================================================================================ (C)大日本スクリーン製造株式会社 2011年4月 1. はじめに  本パッケージは、Varystudio Ver.3.11にVS020またはVS021が当たっている場合に検出  された不具合に対する修正パッチです。本パッチVS022は、VS020またはVS021が当たっ  ている場合にだけインストールが可能です。  なお、VS022をインストールした場合でも、VS021までの機能追加と修正は全て保持され  ます。 2. 新規追加項目 2.1 VS021およびVS022  なし。 2.2 VS020  「機能設定ファイル」にVarystudio機能をカスタマイズするためのパラメータを定義す  ることができるようになりました。パラメータは以下の2つです。   @PDF出力先フォルダ生成の指定(GS:PDFJobOutCreateFolder)    ジョブ単位のPDF出力時に、従来は出力先フォルダにサブフォルダを作成し、その    中にファイルを出力する仕様でした。値OFFを設定することにより、出力先フォル    ダの直下にファイル出力することが可能になりました。(管理番号2999)   Aデータソース設定ダイアログの拡張子(ES/GS:DataSourceDefaultExt)    データソースを選択する際のデフォルト拡張子が、csvまたはtxtのいずれかを選択    できるようになりました。(管理番号3000)  ・機能設定ファイルの保管場所   C:\Program Files\Adobe\Adobe InDesign CS3\Plug-Ins\SCRNVariable\Setting\  VarystudioSetting.txt  ・機能設定ファイルの初期値   PDFJobOutCreateFolder ON ON or OFF   DataSourceDefaultExt csv csv or txt   ※キー名、値、コメントの間はtabで区切ります。 2.3 VS018  なし。 3. 修正項目 3.1 VS022  @面付け設定ファイルを使う場合に、折り番号などの可変文字が欠落する場合がある   不具合を修正しました。(管理番号3021) 3.2 VS021  @ESのプリントコマンドでプリフライトONを指定して出力する場合に、エラー・警告   メッセージが検出されないと、文字の欠落や不正な組版結果になるケースが発生する   不具合を修正しました。(管理番号11-Va-0004) 3.3 VS020  @ESでVarystudio設定ダイアログの分散マルチでデータソースのパスを変更すると、   ドキュメントフィールド/ドキュメントフォルダの設定も変更していましたが、変更   されないように改善しました。(管理番号2983)  AUnicodeのU+0020が定義されてない(バーコード)フォントにおいて、可変文字列とし   てNULL(空文字)を入力するとグリフの0番(notdef)が出力されていましたが、   出力されないように修正しました。(管理番号2710、10-Va-0015)  BGS1-128、JIS X 0502のバーコードを指定し、入力文字列がnullの場合に「Runtime   Error!」が発生する不具合を修正しました。nullの場合にはエラー処理(異常終了)   されます。(管理番号2811)  CTOPの部品保存を実行するとInDesignが落ちる場合がある不具合を修正しました。   (管理番号2841)  DESの分散マルチデザインの場合に、面付け設定ファイルを指定してプリントを実行   すると、PSファイルを出力後に「Runtime Error!」になり、InDesign が異常終了す   る場合がある不具合を修正しました。(管理番号2981、10-Va-0027)  EInDesignの文字パネルのOpenType機能を適用した場合に、出力結果において文字化   けが発生する場合がある不具合を修正しました。(管理番号2817、10-Va-0023)  FGSのPDF出力で、ホットフォルダで指定しているPDF書き出しプリセットが存在しな   い場合に、「出力対象がプリンタになっています」の不適切なメッセージが出力さ   れていたのを修正しました。(管理番号2919)  GESのメインパレットで分散マルチデザインを選択しているときに、プレビューをオ   ンの状態でページを切り替えると、データソースの読み取りに失敗し、正常にプレ   ビューできない場合がある不具合を修正しました。(管理番号2932)  HGSのホットフォルダの設定で、存在しない面付け設定ファイルが指定されている場   合にエラーチェックされない不具合を修正しました。(管理番号2848)  I製品に添付しているPDF書き出しプリセットについて以下の設定変更を行いました。   ・[一般]項目の[ファイルオプション]の[ページの自動回転]を「オフ」に変更しま    した。(管理番号2724)   ・[フォント]項目の[常に埋め込まないフォント]で指定されていたフォントを全て    削除しました。(管理番号2886)   ・Varystudio標準PDF書き出しプリセット.joboptions    ⇒Varystudio標準PDF書き出しプリセットV2.joboptions   ・Varystudioグラフ用PDF書き出しプリセット.joboptions    ⇒Varystudioグラフ用PDF書き出しプリセットV2.joboptions 3.4 VS018  @ 縦組及び縦組と横組が混在するドキュメントにおいて、出力時にフォントの 最適化処理を行うようにしました。   これにより、縦組が含まれるドキュメントにおいて、PS ファイルサイズが 大幅に縮小し、出力速度の劣化が改善されます。(管理番号10-Va-0004)   ただし、縦組が含まれないドキュメントの出力は、出力速度が若干低下します。 AInDesign の合成フォント機能でEUDCフォント使用していた場合、フォントの最適   化を行うようにしました。(管理番号09-Va-0004)    Bカスタマーバーコードの入力文字列がNULLの場合に、バーコードスタイルの   固定パターンが出力されてしまう不具合を修正しました。入力文字列がNULL の場合はエラーとなります。(管理番号10-Va-0014) CGSにおいてジョブ実行時に出力設定のプリフライトプリセットで設定した   プリセットが存在しない場合、デフォルトのプリセットでプリフライトが   実行されていましたが、エラー終了するように修正しました。 (管理番号10-Va-0017)  Dデータソースの構造変更時、各可変要素の構成リストの中で参照するフィール ドが一つでも削除されれば、その可変要素を削除していましたが、各可変要素 で参照するフィールドが全て削除されないとその可変要素を削除しないように 変更しました。例えば、可変要素Aの構成要素がフィールドAとフィールドB のとき、データソースの構造変更でフィールドBが削除された時、従来は 可変要素Aが削除されていましたが、削除されないようになります。   (管理番号2806) 4. 制限項目  パッチVS018において、InDesignの「字形パレット」で異体字や記号などの字形を選択  した場合、Varystudioから正しく出力されなくて文字化けが発生する場合がありました。  本パッチにもVS018と同様に、正しく出力されない文字は出力時に下記のエラーとなる  機能を残しています。 ----  [2010/07/21 11:40] 字形パレットにて入力された出力できない文字が存在します。  Document: 1.indd ←ドキュメント名  Font Name: KozGoPro-Medium ←PSフォント名  Text: あ ←文字化けの発生する文字 ---- <回避方法1>  固定文字の場合は、InDesignから該当文字を記載したPDF出力して、そのPDFを  InDesignに貼ってください。 <回避方法2> エラーに表示されているPS フォント名を以下のテキストファイルに記載し  てください。(デフォルトは何も記載されていません。) これにより文字化けの発生する文字のフォントは最適化の対象外となります。 C:\Program Files\Adobe\Adobe InDesign CS3\Plug-Ins\SCRNVariable\Setting ExcludePSFontName.txt  ただし、これまで報告のあった文字化けの問題については本パッチで全て修正してい  ます。そのためフォントの最適化の対象から外す設定を無効にするために、VS020  を当てることによりExcludePSFontName.txtは何も記載されていないデフォルト状態に  更新されます。元のファイルを保持したい場合には、ファイル名をリネームするなど  の対応をお願いします。 5. 本パッチ使用時の留意点  @本パッチは、Varystudio Ver.3.11+VS020またはVer.3.11+VS021に対する修正パッチ   です。インストールする前にVer.3.11にパッチVS020またはVS021がインストールされ   ていることをご確認ください。   なお、以下のバージョン表記を参考にしてください。        VS020 … 3.1.5.2     VS021 … 3.1.6.1  A本パッチは、インストールマニュアルの6章の「パッチインストール」を参照してイ   ンストールしてください。バージョン表記は「3.1.7.1」となります。 以上。