================================================================================         Varystudio Ver.3.00 パッチ VS017 修正・変更内容         ================================================================================ (C)大日本スクリーン製造株式会社 2010年7月 1. はじめに 本パッケージは、Varystudio Ver.3.00に対する機能追加、及び Varystudio Ver.3.00 で確認された不具合に対する修正パッチです。 なお、VS017 は既にリリースしている VS007, VS008, VS009, VS010, VS011, VS013 , VS015 の新規対応項目、修正項目を全て含みます。 2. VS017 の機能追加項目 なし 3. VS017 の修正項目  @ 縦組及び縦組と横組が混在するドキュメントにおいて、出力時にフォントの 最適化処理を行うようにしました。   これにより、縦組が含まれるドキュメントにおいて、PS ファイルサイズが 大幅に縮小し、出力速度の劣化が改善されます。   ただし、縦組が含まれないドキュメントの出力は、出力速度が若干低下します。 (管理番号10-Va-0004)   AInDesign の合成フォント機能でで EUDCフォント使用していた場合 フォントの最適化を行うようにしました。(管理番号09-Va-0004)  Bカスタマーバーコードの入力文字列がNULLの場合に、バーコードスタイルの   固定パターンが出力されてしまう不具合を修正しました。入力文字列がNULL の場合はエラーとなります。(管理番号10-Va-0014) CGSにおいてジョブ実行時に出力設定のプリフライトプリセットで設定した   プリセットが存在しない場合、デフォルトのプリセットでプリフライトが   実行されていましたが、エラー終了するように修正しました。 (管理番号10-Va-0017) DマイクロQRコードは、バージョンM2、誤り訂正レベルMの組み合わせでは作成   できないようになりました。マイクロQRコードが作成できるのは、以下の組み   合わせのみとなります。(09-Va-0002)    ・バージョンM2、誤り訂正レベルL    ・バージョンM4、誤り訂正レベルL・M・Q  EGS のプリフライト(出力履歴)において確認項目のチェックON/OFFに関わ らず、エラー数のカウントが行われていたため、出力履歴は表示されるエ ラー数が1万件に達していなくても「エラーが1万件を超えました」 の エラーとなることがある不具合を修正しました。(09-Va-0003)  FES において、面付け設定ファイルのリンク切れが発生している状態で 出力を行うと、InDesign が異常終了する不具合を修正しました。(2778) 4. VS017 の新規制限項目 InDesign の「字形パレット」で異体字や記号などの字形を選択して Varystudio から出力した場合、正しく出力されません。 本パッチから正しく出力されない文字は出力時にエラーとなるように  しました。 異体字の属性が設定されていた場合は、出力時に下記のエラーとなります。 ----  [2010/07/21 11:40] 字形パレットにて入力された出力できない文字が存在します。  Document: 1.indd ←ドキュメント名  Font Name: KozGoPro-Medium ←PSフォント名  Text: あ ←文字化けの発生する文字 ---- <回避方法1>  固定文字の場合は、InDesignから該当文字を記載したPDF出力して、そのPDFを  InDesignに貼ってください。 <回避方法2> エラーに表示されているPS フォント名を以下のテキストファイルに記載し  てください。(デフォルトは何も記載されていません。) これにより文字化けの発生する文字のフォントは最適化の対象外となります。 C:\Program Files\Adobe\Adobe InDesign CS3\Plug-Ins\SCRNVariable\Setting ExcludePSFontName.txt 5. VS007〜VS015 の機能追加項目  [VS011〜VS015] なし  [VS010] @面付け設定で、折りタイプに多面付けを選択した時、[列]、[行] の設定範囲は 1〜16でしたが、1〜17まで設定できるようになりました。  [VS009] @レコードによってページ数が変わるジョブの場合でも串刺し面付けが設定   できるようになりました。ただし、出力できるのは折りパターンが 2X1   の時のみです。それ以外の折りパターンでは出力しないでください。  A可変文字の末尾の空白を保持するモードを設定することができるようになりました。   モードは下記の環境変数で設定を行います。   [環境変数名] [値] (動作)   VS_TAIL_SPACE_KEEP_MODE  0 空白を削除(従来通り) 1 空白を保持   なお、この環境変数が設定されていない場合は、値0と同じモードとして解釈され   ます。 [VS008] @入力データソース(可変長)の区切り記号に「タブ」を追加しました。   「タブ」を設定できるのは、以下のエンコーディングです。    Shift-JIS    Unicode(UTF-16 big endian)    Unicode(UTF-16 little endian) A差し替え画像フォルダにネットワークパス(UNCパス)が指定できるように   しました。(管理番号2502) [VS007] @データーソースの取り込みで使用できるエンコーディングのタイプに、メインフレ   ーム系コンピュータで使用される「JPS-J」「JEF」「KEIS83」「IBM漢字」を追加し ました。可変長および固定長のデータソースは、これらのエンコーディングで作成す ることができます。なお、これらのコードを使用するには別途オプション及びフォン   トの購入が必要となります。 6. VS007〜VS015 の修正項目 [VS015] @ InDesign の合成フォントの機能で EUDC フォントを使用した場合、 Varystudio の出力で特定のフォントかつ特定の文字において 文字化けが発生する不具合を修正しました。 Varystudio は出力時にいったん各ページごとに PS ファイルを 作成し、その後各 PS をマージする際、フォントの最適化を行いますが、 本パッチをインストールすることで EUDC フォントの最適化が 行われなくなります。(管理番号10-Va-0001)  A 横組と縦組が混在するドキュメントにおいて、Varystudio の出力で 特定のフォントかつ特定の文字において文字化けまたは文字の 欠落が発生する不具合を修正しました。 本パッチをインストールすることで、ドキュメント内に横組と縦組 の両方が使用されていた場合、フォントの最適化が行われなくなります。 (管理番号10-Va-0004) [VS013] @Varystudio ES でプレビューをオンにした状態でレコードを変更し indd ファイル   を別名保存しても、indd ファイルのサイズが大きくなる不具合を修正しました。   (管理番号2696) AVarystudio ES 及び GS では PDF出力(ジョブ単位)において、PSからPDFへの変換 処理に Adobe社 Acrobat Distillerを使用しています。この変換処理で Distiller   から下記のフォントが見つからない旨のログが出力された時、   Varystudio の出力をエラー終了させるように修正しました。(管理番号2702, 2713) <Distiller のログ> [フォント名] not found, using Courier. [フォント名] not found, using Font Substitution. Font cannot be embedded.  [VS011] @Varystudio GSで演算中にInDesignが異常終了し、VarytudioGSのメッセージエリア に以下のエラーログが表示される不具合を修正しました。 「グループ一括開放中にエラーが発生しました」 (管理番号Va-09-0001)  [VS010]   @面付け設定ダイアログにおいて、折りタイプが[多面付け]の時に、[折りパターン]の   [列]、[行]、[用紙内1レコード]の[列]、[行]の設定の組み合わせによっては、作成で    きないパターンであるにも関らず、[プレビュー]に表示されてしまう不具合を修正    しました。(管理番号2699)   A面付け設定ダイアログにおいて、折りタイプが[多面付け]の時に[折りパターン]の   [列]、[行]、[用紙内1レコード]の[列]、[行]の設定の組み合わせによっては、面付け    ダイアログの[OK]ボタンをクリックするとInDesignが異常終了する場合がある不具合    を修正しました。(管理番号2700)  [VS009]   @InDesign の合成フォントを使用すると、PS のファイルサイズが大きく    なる不具合を修正しました。(管理番号2613)   A可変行に対してデータソース上にデータがない場合、ES でのプレビュー    ができない、また GS での出力ができない不具合を修正しました。(管理番号2614) B「JPS-J」「JEF」「IBM漢字」の3書体において、外字が正しく取り込めない    不具合を修正しました。(管理番号2561)  [VS008]   @メインフレーム系エンコード JIPS の1バイト文字が正しく取り込み、出力    できない不具合を修正しました。(管理番号2497)  [VS007]   @Varystudio GS Master1台の構成において入力フォルダに一度に大量のデータソ ースを投入すると GS が異常終了することがある不具合を修正しました。   (管理番号2474) AVarystudio ES で[Varystudio設定]−[分散マルチデザイン]−[データソ    ース取り込み]の固定長フィールド情報にCSVファイルを指定しても取り込めない    ことがある不具合を修正しました。(管理番号2485) BVarystudio GS でグループ名称を変更して Varystudio GS を再起動すると そのグループ内のホットフォルダが削除されてしまう不具合を修正しました。    (管理番号2488) 7. 本パッチ使用時の留意点  @本パッチは、Varystudio Ver.3.00に対する修正パッチです。本パッチをインストー ルする前に Varystudio Ver.3.00がインストールされている事をご確認下さい。  A本パッチが正常にインストールされたかどうかは、以下の方法で確認してください。 ●Varystudio ES インストール後にVarystudio ESを起動し、[プラグイン]−[Varystudio ES]− [Varystudio ES について]にて、左下のバージョン表記が「3.0.9.1」になってい ることをご確認下さい。 ●Varystudio GS インストール後にVarystudio GSを起動し、[ヘルプ]−[バージョン情報]にて、 左下のバージョン表記が「3.0.9.1」になっていることをご確認下さい。 以上。