AVANAS PageStudio Ver5.00 特別パッチ(AP142)について                           2003.10.31                          大日本スクリーン製造(株)  AVANAS PageStudio Ver5.00 特別パッチ(AP142)をリリースします。  以下にその内容とインストール方法を記載します。 1.AVANAS PageStudio Ver5.00 特別パッチ(AP142)について  このパッチはPageStudio Ver5.00の次の不具合を修正した特別パッチです。  前提パッチとしてAP141がインストールされている必要があります。 【パッケージ版およびPageStudio2000共通】 (1)低解像度プリンタに出力した時,破線等の線巾が不均一。  低解像度PSプリンタに出力した場合に破線・線巾方向が内向きの実線・線巾方向が外  向きの実線の線巾が不均一になりました。  特に解像度が300DPI程度の場合に現象が顕著です。  但し,次の条件をすべて満たす図形は修正の対象外です。  @角がある閉図形,ベジェを含む閉図形または線分以外の開図形。   具体的には以下の図形が該当します。   矩形,多角形,角丸矩形,平行四辺形,ばくだん,長円,曲がり長円,頂点が3点以上の線  A線種が実線。  B線幅方向が外側または内側。  C角形状がラウンドまたはベベル。 (2)回転やスラント指定した文字がずれて表示される。  縦組の文字に対して以下の操作を行うと表示位置がずれることがありました。  ・[テキストスタイル]-[文字回転]  ・[テキストスタイル]-[スラント]  ・セレクトツールにおいてメジャーパレットまたは図形属性ダイアログで回転する。  ・[オブジェクト]-[図形効果]-[変形(3点指定)]  この現象はWindows2000でのみで発生します。また,印刷は正しく行われます。 (3)外字がずれて表示/印刷される。  Windows2000において縦組で外字の位置がずれて表示/印刷される場合がありました。  Windows2000においては縦組でずれる書体があります。この為,PageStudioではそのよ  うな書体に対しては表示/印刷位置を補正して,正しい位置に表示/印刷されるように  しています。位置補正を行う書体を選択して外字を入力するとその外字に対しても位置  補正を行います。例えば,書体Aが位置補正を行っている書体とし,書体としてAを選  択して外字を入力した場合,  ・書体Aに従属の外字を用意してない場合:システム外字が表示されます。  ・書体Aに従属の外字を用意した場合:書体Aの従属外字が表示されます。  となりますが,いずれの場合にも,外字は位置補正が行われます。  ところが,外字によってはその補正が不要で,補正を施すと逆に位置がずれてしまうこ  とが判明しました。  そこで,今回,特定の書体や外字に対して位置補正を行わないことができるようにしま  した。以下にその方法を説明します。  PageStudioのインストール・フォルダー(通常はC:\Program Files\AVANAS PageStudio\)  下の   Params\PageStudio\Params\Main\Win2000FontCorr.tbl  を   C:\AVANAS\PageStudio\Params\Main\  にコピーします。そして,コピーしたファイルに位置補正をしない書体名を記述します。  記述の方法についてはそのファイルに説明されている形式で記述して下さい。  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  ★位置補正がされている書体Aで外字を使用していて,その外字の位置を何らかの方★  ★法(例えばベースラインシフト)で正常な位置に補正している文書があるとします。★  ★PageStudioに本パッチを適用し,Win2000FontCorr.tblにてその書体Aの外字位置 ★  ★補正をなしに設定したとします。このPageStudioでその文書ファイルを読み込んだ★  ★場合にはこの外字は元の位置には表示/印刷されません。このような場合には次の★  ★いずれかの対処をして下さい。                       ★  ★@ベースラインシフト等強制的に施した位置補正をない状態にデータを校正する。★  ★AWin2000FontCorr.tbl を別のフォルダに移動してからPageStudioを起動する。 ★  ★BWin2000FontCorr.tbl の書体Aの外字位置補正なし指定記述をコメント行に変更★  ★ してPageStudioを起動する。                       ★  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ (4)外字があるとCID出力ができない場合がある。  PSプリンタに出力する際,[フォントの送信方法]で[type1(CID)]を選択した場合にプリ  ンタのインタープリタが3011より前のバージョンである場合,外字を含んでいると出力  されませんでした。今回これに対応しましたが,プリンタのインタープリタがCIDに対  応(バージョン2015以後)していないと出力できない点は変わっていません。 (5)文字飾りが出力されない場合がある。  [オブジェクト]-[文字飾り]で設定した文字飾りがPS出力すると消えてしまう場合があ  りました。 (6)コピー&ペースト及び部品取り込みで重ね数字が化ける。  次のいずれかの操作後セレクトツールで重ね数字を含む文字列をコピー&ペーストする  と一部の重ね数字が別の文字に変わりました。  @Unicode版のPageStudioでShiftJis版で保存した文書を開く。  AUnicode版のPageStudioでShiftJis版で保存した部品を取り込む。  BShiftJis版のPageStudioでUnicode版で保存した文書を開く。  CShiftJis版のPageStudioでUnicode版で保存した部品を取り込む。  また,インストールフォント数が異なるマシンで作成した部品に対して次のいずれかの  操作を行うと一部の重ね数字が別の文字に変わりました。  DUnicode版のPageStudioでShiftJis版で保存した部品を取り込む。  EShiftJis版のPageStudioでUnicode版で保存した部品を取り込む。  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  ★Unicode版のPageStudioでShiftJis版で保存した文書・部品を取り込む,あるいは,★  ★ShiftJis版のPageStudioでUnicode版で保存した文書・部品を取り込むことは,原則★  ★的にはしないで下さい。UnicodeとShiftJisコードは1対1に対応していない為に完★  ★全に相互に変換することはできません。                    ★  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 【パッケージ版のみ】 (1)リンク解除でカタログ組版すると見出しが組版されない。  リンク解除を指定して(結ばれていないリンゴ二つマークを押して)カタログ組版すると  見出しが組版されませんでした。 (2)コピー指定の文字列がカタログ組版で体裁が変わる。  雛形部品でコピー指定した文字列がタグ付きテキスト指定でカタログ組版すると雛形で  指定した属性が消えて体裁が変わりました。 2.AVANAS PageStudio Ver5.00 特別パッチ(AP142)のインストール手順 1) PageStudioを含め起動中のアプリケーションプログラムをすべて終了させます。 2) PageStudioの種類に応じて次の何れかをダウンロードし,パッチをあてるPCにコピー  します。    AP142SP.EXE:PageStuido ShiftJis版    AP142UP.EXE:PageStuido Unicode版    AP142SS.EXE:PageStuido 2000 ShiftJis版    AP142US.EXE:PageStuido 2000 Unicode版   以後の説明ではAP142SP.EXEで説明します。 3) AP142SP.EXEアイコンをダブルクリックします。パッチインストーラーが起動するの  で,指示に従ってインストール進めてください。 4) インストール後,PageStudioを起動し,[ヘルプ]-[アップデート情報]を選択して表  示される [AVANAS PageStudio Ver5.00アップデート情報]の[Patch No.]に,  「AP142-Page5.00」が登録されていることを確認します。  これでインストール作業は完了です。 −以上−