LabProof SE V1.20build31ご使用にあたっての注意事項
2009.4
大日本スクリーン製造株式会社
メディア&プレシジョンテクノロジーカンパニー
この度は、LabProof SEをご採用いただき、まことにありがとうございます。
このドキュメントには、LabProof SE Ver1.20build31で変更になった点が記載されています。
よくお読みいただき、ご使用いただきますようお願いします。
[V1.20からの変更点]
(1) HP Z2100関連
- 連続調に使用時に、リファレンスプリンターが使用できない不具合を修正しました。リファレンスプリンターを「ノーマルインクリミット」の設定で作成しても、プリンターセットアップのリファレンスプリンター適応時に、「インクリミットなし」に設定が変更され、インク量が変更されてしまう不具合がありました。
- Z2100使用時に、メディア種類で「Proofing Semigloss/Satin Paper」を選択した場合に、内蔵測色機が動作しない不具合を修正しました。
(2) Windows Vista環境で、PX-H10000をネットワーク接続した場合、測色機が動作しない不具合を修正しました。
(3) プレビューONの設定をした場合に、プレビューのダイアログで印刷中止をクリックしても、再度プレビューが表示される不具合を修正しました。
(4) プリンターセットアップウィザードで、自動回転出力が動作しない不具合不具合を修正しました。
(5) I1-iO測色機使用時に、チャートを測色機にセットする際のポジショニングメッセージが表示されない不具合を修正しました。
(6) 見当ズレシミュレーション機能で、分版された特色版が出力されない不具合を修正しました。
(7) プリンター設定で設定内容を保存した場合に、再度プリンター設定ウインドウを開いたときに、保存名が表示されない不具合を修正しました。
(8) PX-H10000/8000、HP社プリンター Z2100の内蔵測色機使用時に、自動回転をONにしていると測色できない不具合を修正しました。
(9) 内蔵測色機の乾燥時間が設定可能になりました。
- LabProof Managerの「ファイル/環境設定」で「プリンタ搭載測色機」のタブで設定が可能です。
(10)内蔵測色機を使用したカラーコレクションで、紙白設定が可能になりました(※)。
- セットアップウィザードを終了後、「変更」ボタンをクリックして、「自動マッチングを続ける」を選択してください。
- ウィザードのダイアログが表示され、紙色の設定が可能になります。
- ※最低1回のチャート出力と測色が必要になります。
[V1.11からの変更点]
(1)EPSON社製プリンター「PX-H10000/8000」の接続が可能になりました。
- 専用ドライバーを使用した出力が可能です。
- 本体にセットできるSpectroProofer測色機(オプション)を使用し、プリンターキャリブレーション、カラーコレクションを自動的に行なえます。(ターゲットの印刷物のICCプロファイル、又は測色値データの作成には別途測色機が必要になります)
- プリンターキャリブレーションは、リファレンスプリンターを使用した場合のみ使用可能です。
- SpectroProofer測色機を使用してドットプルーフ用リファレンスプリンターは作成できません。
- ドットプルーフ機能が使用可能です。(オプションライセンスが必要です)
(2)ドットプルーフ(オプション)の品質が改善されました。
- 本バージョンより、ドットプルーフの品質設定に、高品質モード、最高品質モードが追加になります。
- 色再現を重視する場合には「高品質」モード、文字再現を重視する場合には「最高品質」モードをご使用ください。
- 「最高品質」モードを選択した場合には、墨文字の品質が向上しますが、「高品質」モードと比べマッチング精度が低下します。
- バージョンアップを行った場合には、旧バージョンの品質が選択され、「ノーマルモード」が設定されます。
- 高品質、最高品質は、ノーマルモードとはカラーテーブルが異なります。
- 高品質、最高品質は、ノーマルモードに比較して演算が長くなります。
- EPSONプリンターで7度振り網(2400dpi/175L)対応、双方向印字対応が可能になります。(高品質モード)
- PX-9550/7550、PX-9500N/7500N、PX-9500/7500では、プリンターのパネルでユーザー用紙設定を選択し、MW設定を「2」にする必要があります。
- 高品質モード、最高品質モードに対応したプリンターは以下です。
EPSON PX-H10000/8000、PX-9550/7550、PX-9500N/7500N、PX-9500/7500
Canon iPF8000S/6000S、iPF8100
- 高品質モード、最高品質モード未対応のプリンター
Canon iPF8000、6100、W8400、W6400
- セットアップウィザード対応により、カラーテーブルの作成が簡単になりました。
- 連続調と同様に、回転、ミラー設定が可能になりました。
- 自動回転は、連続調と同様に、時計方向への90度回転となります。
- 変倍機能は使用できません。
- スキャタープルーフが可能になりました。
(3) Canon社製プリンター「iPF6000S」の接続が可能になりました。
- 専用ドライバーを使用した出力が可能です。
- ドットプルーフ機能が使用可能です。(オプションライセンスが必要です)
(4) HP社製プリンター「Z2100」の接続が可能になりました。
- 専用ドライバーを使用した出力が可能です。
- 内蔵の測色機を使用して、プリンターキャリブレーションを自動的に行なえます。
- リファレンスプリンターを使用した場合のみ使用可能です。
- ドットプルーフは非サポートです。
(5) 特色の機能が向上しました。
- 自動最適化が可能になりました。再測色による自動追い込み機能の実現で、特色のマッチング精度を向上しました。
- 自動最適化が行なえますが、繰り返しは1回としてください。複数回繰り返しても精度は向上しません。
- DTP70は自動最適化には使用できません。
- 自動最適化時に、前回の精度と今回の精度が表示されますが、テキストデータなどに保存することができません。
- PX-H10000/8000、Z2100に内蔵の測色機は使用できません。
- PANTONEの新ライブラリであるGoeライブラリが搭載されました。
(6)見当ズレのシミュレーション機能を搭載しました。
- 各版独立に、X方向、Y方向のズレ量を指示することでノセやカブセの指定が正しく設定されているかを簡単に確認できます。
[本バージョンの制限事項]
- ホットフォルダーウィザードを使用する場合、日本語文字名のあるホットフォルダーが作成できません。
- ドットプルーフのカラーテーブル作成時や修正時は、必ずセットアップウィザードを使用してください。リニアライゼーション、キャリブレーション、再キャリブレーションを単独で行うことができません。
- EPSON PX-9550/7550のドットプルーフ使用時にノーマルモードのカラーテーブルを作成することができません。
- 高品質モード非対応のプリンター(iPF8000、iPF6000、W8400/6400)では、本バージョンでドットプルーフ用のカラーテーブルが作成することができません。
[オプションソフトウェア]
オプションソフトウェアは、必要なオプションライセンスを購入頂くことで使用可能になります。
ライセンスを購入いただきますと、ドングル番号に対応したパスワードが届きますので、「LabProof SEライセンス設定の手順」の記載にしたがって設定してください。運用上の注意事項がありますので、ご確認の上ご使用ください。
(1)DotProofオプション
175線といった網掛け済みのDotTIFFを高品質に出力します。(詳細は[V1.11からの変更点](2)をお読みください。)
(2)複数プリンター同時演算オプション
複数のプリンターを接続し、同時に演算処理することが可能です。
- このオプションなしでも、複数のプリンター接続は可能です。ただしその場合は、同時に画像データをHFへ投入をした際に、後から処理を始めたホットフォルダーが警告付きの終了となり、待ち状態にはなりません。
- DotProofオプションを併用した場合、通常のCMYK画像を同時演算させた場合と比較して、各画像の演算処理が複雑になるため、同時演算パフォーマンスが落ちます。
(3)Trueflow連携オプション
Trueflowのチケット内で指示された設定で出力を行ない、ステータスをTrueflowに返信することができる機能です。(Trueflow4.0以上で対応可能です)
- プリンターで発生したエラーはTrueflowに伝わりません。
- プレビュー機能は動作しません。
- タイリング機能、スキャッタプルーフは動作しません。
[インストール方法]
- バージョンアップの場合には、ライセンスのインストールを行ってください。
- 「LabProof SE V1.20.exe」をダブルクリックすることでインストールできます。現在LabProof SEがインストールされている状態で、本バージョンをインストールすると、アップデートが行なわれますので、現在お使いのアプリケーションを削除する必要はありません。
V1.2のライセンスが無い状態で、V1.0X、V1.1Xバージョンからアップデートを実施するとアプリケーションが起動しなくなります。
一旦アプリケーションを削除したうえで、バージョンダウンをしなければなりません。十分ご注意ください。
[必要なシステムについて]
(1)接続プリンター
EPSON PX-H10000/8000、PX-9550/7550、PX-9500N/7500N、PX-9500/7500、PX-10000、PX-9000/7000
Canon iPF8000S/6000S、iPF8100、iPF8000、iPF6100、W8400/6400
Canon W8200PG/6200(Windows Vistaではご使用いただけません)
HP Z2100(44/24inchモデル)
(2)推奨測色器
Xrite i1-iO、i1-iSis、DTP70
(3)コンピューター仕様
- OS
- Windows Vista Business、Windows XP Professional
- プラットフォーム
- WI-Xクライアントモデル推奨
- Core 2 Duo /3GHz相当以上、メモリ 2Gバイト以上
[使用上のお願い]
(1)プリンター及び接続形態
LabProof SEは、内部に専用ドライバーを持ち、以下のプリンターとの接続を可能としてLabProof SEの機能をフルに利用した高品質な出力が可能です。(専用ドライバーを使用する場合でも、プリンターに付属のWindowsドライバーを、予めインストールしておく必要があります。)
プリンターとの接続は以下の形態となります。
- EPSON社製 PX-H10000/8000、PX-9550、7550、9500N 、7500N
- USB又はネットワークケーブルを使用しての接続。
- EPSON社製 PX-10000、9500、7500、9000、7000
- USB又はネットワークケーブルを使用しての接続。
- ネットワークを使用する場合には、オプションのネットワークカードを装着する必要があります。
- PX-10000/9000/7000でのUSB接続はUSB1.0となります。
- Canon社製 iPF8100、8000、8000S、6000S 、6100
- USB又はネットワークケーブルを使用しての接続。
- Canon社製 W8400、W6400
- USB又はネットワークケーブルを使用しての接続。
- ネットワークを使用する場合には、オプションのネットワークカードを装着する必要があります。
- Canon社製 W8200PG、W6200
- USB又はネットワークケーブルを使用しての接続。
- USBを使用する場合には、オプションのUSBカードを装着する必要があります。
- HP社製 Z2100
- ネットワークケーブルを使用しての接続。
- その他のプリンター
- LabProof SEは、WindowsのGDIドライバーを使用して専用ドライバーを持たないプリンターに対しての出力も可能です。この場合には、内部で一旦RGBデータへの変換が行われるため、マッチング精度が低下したり、1次色の保存などの機能が動作しません。
(2)プリンターの接続台数
1台のLabProofSEで複数のプリンターに出力することはできますが、同時に演算処理することができません。
同時に処理を行なうためには、「複数プリンター同時演算オプションが必要になります。
(3)推奨のファイルフォーマット
操作上は、PS/PDFの入力が可能ですが、LabProof SEは、RIPによる透過性を保証するためにTIFF運用を推奨いたします。ただし、多色印刷に対するプルーフに関してのみ、PDF、EPSの運用を可能とします。
(4)標準ICCプロファイル
- JapanColor、JMPAなど、標準的な印刷プロファイル、DSオリジナルとしては、RiteColorNAVI用の印刷プロファイルを搭載しています。
- CD-ROMのGoodiesフォルダーの「ICC」フォルダー内にあるICCプロファイルを、
- C:\Program Files\DainipponScreen\Common Files\ICC
- にコピーしてご使用ください。
(5)DICカラーガイドライブラリ
- LabProof SEでは、PANTONEライブラリは自動的にインストールされますが、DIC社のカラーガイドライブラリは、別途インストールする必要があります。
- CD-ROMのGoodiesフォルダーの「DIC」フォルダー内にある
- DIC ColorGuide101.Lab
- DIC ColorGuide101.OSC
- の2つのファイルを
- C:\Program Files\DainipponScreen\Common Files\CC
- にコピーしてご使用ください。
(6)リファレンスプリンタープロファイル
- LabProof SEは、推奨用紙に対応したリファレンスプリンターが付属します。
- CD-ROMのGoodiesフォルダーの「リファレンスプリンター」フォルダー内にある
- XXXXXXXX.rfp
- の名前の付いたファイルを、
- C:\Program Files\DainipponScreen\Common Files\ICC\Reference Printer Profiles
- にコピーしてご使用ください。CD-ROMの「ドキュメント」フォルダーに説明がありますので、ご参照ください。
(7)推奨用紙
LabProof SEは、以下の用紙を推奨しています。以下の用紙との組み合わせでは、提供しています
リファレンスプリンタープロファイルを使用することができます。
- EPSON社製 PX-H10000、8000、PX-9550、7550、9500(N)、7500(N)、PX-10000
- ナノポーラスIJペーパー
- ラブプルーフIJペーパーコート
- SCREENインクジェットプルーフ用紙 IJ-KT
- EPSON社製 PX-9000、7000
- ラブプルーフIJペーパーコート
- SCREENインクジェットプルーフ用紙 IJ-KT
- Canon社製 iPF8100、8000、8000S、6000S、6100、W8400、W6400
- ナノポーラスIJペーパー
- ラブプルーフIJペーパーコート
- (iPF8000のドットプルーフでは、「ラブプルーフIJペーパーコート」は未サポートです。)
- SCREENインクジェットプルーフ用紙 IJ-KT
- Canon社製 W8200PG、6200
- SCREENインクジェットプルーフ用紙 IJ-KT
- HP社製 Z2100
- SCREENインクジェットプルーフ用紙 IJ-KT
(8)Macintosh OS 9との接続
PCMacLanを使用しての接続となります。
(9)バージョンアップ及びライセンス購入時
- LabProof SEの動作は、全てドングル内に記述されているライセンスによって制限を受けます。
- LabProofSEのライセンスを変更するには、ドングル番号に対応したパスワードが必要になります。
- パスワードは、製品に同梱される以下のドキュメントに記載されますので、そちらをご使用ください。
- 「LabProof SE ライセンスパスワードのご連絡」
- 「LabProof SEライセンス設定の手順」
- バージョンアップやオプション発注時には、ドングル番号が予め必要となりますので、ご注意ください。
(10)デモバージョンの運用
ドングルを接続しなくても、30日間はデモバージョンとして動作いたしますが、出力時に適宜
「SCREEN」のウォーターマークが画像中に付加され、出力されます。
[運用上の注意事項]
(1)ホットフォルダー設定
- RIPシステムなどのファイル出力先をLabProofSEのホットフォルダーに設定する際に、RIPシステムが出力ファイル以外にフォルダーを作成する場合には、LabProofSEのホットフォルダー設定にある「起動および監視のオプション」の設定で「スキャン時、サブディレクトリもスキャンする」のチェックボックスをオフにしてください。
- AD-810からのファイルを受け取る際には、同じく「起動および監視のオプション」で「変更が発生したときのみ、フォルダー全体をスキャンする」のラジオボタンを選択してください。
- レナトスシステムからのファイルを受け取る際には、同じく「起動および監視のオプション」で「フォルダーをスキャンする。毎時XX秒ごとに」を選択してください。
(2)マッチング精度に関して
- 推奨用紙を使用し、JapanColorといった一般的な印刷物にマッチングを行なう場合には、高いカラーマッチング精度が得られますが、掛け合わせの色によっては色差の最大値は8、9といった値になる場合があります。これは、インクジェットのインキと印刷インキの色相の違いによるためです。
- 「ブラックの純色を保持する」をONにしてカラーマッチングを行なう場合には、画像データのBK単色部分はカラーマッチングされないため、通常マッチング精度の最大値は10以上になる可能性がありますが、その他の色のマッチング精度には影響はありません。
- EPSON社のプリンターに出力を行なう場合、「ブラックの純色を保持する」をONにしても他のインクが混ざった色になります。
(3)リファレンスプリンターを使用したキャリブレーション
- BK版の純色を保持するためには、LabProofMgrの環境設定にある「K版の純色を保持する」のチェックボックスにチェックをしてください。(LabProofMgrインストール時はOFFになっています)
(4)ドットプルーフ
- 高品質/最高品質モードでは、リニアライゼーション時に、濃度カーブがターゲットカーブに近づきにくくなりますが、繰り返しは1〜2回までとしてとし、最大濃度がほぼあった時点で、キャリブレーション操作に移ってください。
- リファレンスプリンターを作成する場合には、キャリブレーションで「通常」を選択してください
(5)複数プリンター同時演算のパフォーマンス
- DotProofオプションを併用した場合、通常のCMYK画像を同時演算させた場合と比較して、各画像の演算処理が複雑になるため、同時演算パフォーマンスは落ちます。
(6)PX-H10000、Z2100の内蔵測色機
- PX-H10000/8000プリンターを使用時に、リファレンスプリンターを使用しない場合でも、カラーコレクションで内蔵測測機が使用できます。
- 内蔵測色機を使用しない場合には、「クローズドループ モード」のチェックを外し、使用ください。
- キャリブレーション、リニアライゼーションでは使用できません
- リニアライズは、チャート出力から測色完了まで、以下の時間が掛かります。
- H10000/720dpi出力:約4分
- Z2100/300x300->600dpi出力:約6分(乾燥時間を0分に設定した場合)
- プリンターキャリブレーション、カラーコレクション用チャートは、出力から測色完了まで、以下の時間が掛かります。
- H10000/720dpi出力:約17分
- Z2100/300x300->600dpi出力:約22分(乾燥時間を0分に設定した場合)
(7) 分版特色ファイルの版名
(8) Canon iPF8000S、6000S、8100内蔵HDDの使用
(9)HP Z2100との接続
- 接続は、ネットワークで行い、ポートは「HP Standard TCP/IP」で構成してください。他の接続では、内蔵測色機が使用できません。
- ドライバーは「HP Designjet Z2100 シリーズ ラスタドライバインストーラ」を使用ください。