私たちは「人と技術をつなぎ、未来をひらく」ために、存在していきたいと考えています

代表取締役 取締役社長 最高経営責任者(CEO)
廣江 敏朗

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

半導体業界が調整局面を迎えるなか、当社は2023年3月期、前期に続いて売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも過去最高を更新しました。この3月には株式会社日本格付研究所より、長期発行体格付を当社としては初の「A」格、見通しは「安定的」に格上げいただき、新たなステージに立ったと捉えております。

当社は今期、創業155年、設立80周年の節目の年にあたります。これを機にさらなる成長に向けてグループの企業理念を整備し、当社の存在意義を「人と技術をつなぎ、未来をひらく」と定めました。ここには、世代を越えたさまざまなステークホルダーの皆さまとの繋(つな)がりや、そこから生み出してきた技術を継(つな)げることで社会課題を解決できる存在になりたいとの思いを込めています。私たちは、世界に冠たるソリューションクリエーターになるべく、この存在意義をよりどころとし、役員、社員一同、まい進いたします。

今期はまた、中期経営計画「Value Up 2023」の最終年度でもあります。収益性および効率性を重視しつつ成長投資を積極的に行いながら、3年連続の過去最高業績を目指す所存です。

株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。